「(UQ) WiMAXを契約した。スマホもUQモバイルにすると安くなるって聞いたんだけど」
この記事は、(UQ) WiMAXを契約してこれからUQモバイルの「自宅セット割」を申し込もうとしている方を対象としています。
つい先日、筆者もUQ WiMAXを契約して、スマホもUQモバイルに乗り換えました。
そして、自宅セット割にもWeb(My UQ mobile)から申込みをしました。
この記事を読んで頂ければ、
- 自宅セット割で受けられる割引
- 自宅セット割の条件
- 家族との関係
- 実際の申込み方法
などについて理解して頂けると思います。
UQ モバイル 自宅セット割とは?
UQ モバイルの自宅セット割とは?
「UQ モバイル対象の料金プラン」と「UQ モバイルが規定する固定通信サービス・WiMAX・でんきサービス」とのセット割引です。
割引はスマホに適用されます。
割引を受けられるUQ モバイルの回線数は合計10回線までなので、家族のUQ モバイル回線にも割引を適用させることができます。
(対象サービスがau ホームルーター 5G/auスマートポートなどの対象のルーターサービスの場合は合計9回線まで)
2023年10月現在、自宅セット割が受けられるUQ モバイルの料金プランは「くりこしプラン+5G」「ミニミニプラン」「トクトクプラン」この3つ。
それぞれ解説していきます。
(旧)くりこしプラン+5G
新規受付期間
2021年9月2日〜2023年5月31日
くりこしプランS+5G | くりこしプランM+5G | くりこしプランL+5G | |
---|---|---|---|
データ量 | 3GB | 15GB | 25GB |
基本料金 | 1,628円 | 2,728円 | 3,828円 |
自宅セット割 | -638円 | -638円 | -858円 |
割引後料金 | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
※料金は税込
くりこしプラン+5Gは自宅セット割のサービス開始と同時に受付が開始されたプランですが、2023年5月31日に新規受付が終了しています。
新規受付は終了していますが、現在くりこしプラン+5Gを利用している方が自宅セット割を申し込み、上記表の月額料金にすることは可能です。
これからUQ モバイルの契約・自宅セット割の申込みを考えている方は、次にご紹介する「ミニミニプラン」「トクトクプラン」から選ぶことになります。
(新)ミニミニ・トクトクプラン
新規受付開始
2023年6月1日
ミニミニプラン | |
---|---|
データ量 | 4GB |
基本料金 | 2,365円 |
自宅セット割 | -1,100円 |
au PAYカードお支払い割 | -187円 |
割引適用後料金 | 1,078円 |
※料金は税込
トクトクプラン (利用データ量1GB超〜15GB) | |
---|---|
データ量 | 1GB超〜15GB |
基本料金 | 3,465円 |
自宅セット割 | -1,100円 |
au PAYカードお支払い割 | -187円 |
割引適用後料金 | 2,178円 |
※料金は税込
トクトクプラン (利用データ量1GBまで) | |
---|---|
データ量 | 〜1GB |
基本料金 | 3,465円 |
自宅セット割 | -1,100円 |
au PAYカードお支払い割 | -187円 |
〜1GBデータ利用時の割引 | -1,188円 |
割引適用後料金 | 990円 |
※料金は税込
2023年6月1日には従来のくりこしプラン+5Gに変わって、「ミニミニプラン」「トクトクプラン」「コミコミプラン」の3つが新規受付開始となりました。このうち「コミコミプラン」のみ自宅セット割の対象外となっています。
「自宅セット割適用で-1,100円」
これ、はっきり言って大きいです。
ステマか?
と思われてしまうかもしれませんが、
- 自宅セット割とau Payカードお支払い割を適用させた筆者のミニミニプランは、月額1,078円(税込)。
- 7カ月間無料の増量オプションⅡ加入で使えるデータ量は合計6GB。
ほんと「ガチで良い」です。
ちなみにLINEMOミニプランしかり、楽天モバイル最強プランしかり、月額1,000円程度の料金プランで使えるデータ量は(MVNOを除けば)せいぜい3GB程度といったところです。
まあ尤も、筆者の場合、家でも外でもUQ WiMAXをフル活用しているため、6GBもデータ量はいらないのですが、あるに越したことはありません。使わなかったデータ量は翌月まで繰り越せば良いだけですから。
このように単体では料金が高めのプランですが、自宅セット割を組み合わせると、大変お得なプランへと様変わりする。
それがUQ モバイルのミニミニプランです。
自宅セット割 条件
前章では自宅セット割が申し込めるUQモバイルの対象料金プランについてご紹介しました。
ここからは、UQ モバイル対象の固定通信サービス・WiMAX・でんきサービスについて解説していきます。
WiMAX
- UQ WiMAX
- YAMADA air Mobile WiMAX
- BIC WiMAX
- ワイヤレスゲートWiMAX5G+
- エディオンネット
- KT-WiMAX
- とくとくBB
- Broad WiMAX
- カシモWiMAX
- Vision WiMAX
- EXWiMAX
- hi-ho
- J:COM WiMAX
- DIS mobile WiMAX
- So-net モバイル WiMAX
- BIGLOBE WiMAX
- へーベル5G
- e Wi-Fi
- granData
- Useful WiFi for Biz
- saQsaQ WiFi
- ChargeSPOT WiFi
- ruumMOBiLE
- どんなときもWiFi
- ヒカルWiFi
※2023年10月6日時点の情報。
※WiMAX+5G非対応の事業者は未掲載。
※法人専用回線の事業者は未掲載。
WiMAXとして提供されているサービスは外出先でもコンセントなしで使えるモバイルWi-Fiルーター型と、コンセントに繋げて使うホームルーター型の2種類です。
WiMAXの本家はUQコミュニケーションズが提供しているUQ WiMAXですが、UQコミュニケーションズ以外の事業者もMVNOとしてWiMAXのサービスを提供しています。
みなさんも家電量販店でWiMAXの契約ブースを目にされたことはあると思いますが、あれは家電量販店が取り扱っているWiMAXの契約ブースです。
各社通信回線はUQ WiMAXと同じものを利用していますが、月額料金、端末価格、キャッシュバックキャンペーンなどで異なっています。ですので、現在でもMVNO系のWiMAXを利用している方も大勢いるでしょう。
自宅セット割に対応しているのは
「WiMAX+5G」のプランだけ!
2023年10月時点で新規受付しているWiMAXはデータ無制限の「WiMAX+5G」。
こちらのサービスは2021年4月8日に提供開始となりました。このWiMAX+5GのWiMAXのみ、自宅セット割の対象サービスです。
一方、2021年4月8日より前からWiMAXを利用している方の契約は「WiMAX+5G」ではなく「WiMAX2+」ですが、こちらは自宅セット割の対象外です。
具体的なプラン名で言ったら、UQ WiMAXの「ギガ放題」(2022年3月31日新規受付終了)などが該当します。
MVNOでも自宅セット割に対応していないWiMAX2+のサービスを利用している方もいると思います。ただし、これからUQ モバイルの自宅セット割を契約する際は「自分のWiMAXはWiMAX+5G対応なのか?」きちんと確認しておきましょう。
なお、上記のWiMAX+5G対応サービスを既に契約していれば、自宅セット割を申し込むことはできますので、新たにWiMAXを新規で契約する必要はありません。
auのホームルーターなど
- au スマートポート
- auホームルーター5G
※共にMy UQ mobileからの申込みは不可
auスマートポートとauホームルーター5Gの違い
auスマートポート | auホームルーター5G | |
---|---|---|
月間データ量 | 30GB ※3日間で合計10GB使うと低速化 | 無制限 ※プラスエリアモード利用時の上限は30GB |
月額料金 | 4,721円 | 5,170円 |
※料金は税込
なおWiMAX同様、上記のau スマートポート・auホームルーター5Gを既に契約していれば、自宅セット割を申し込むことはできますので、新たにau スマートポート・auホームルーター5Gを新規で契約する必要はありません。
固定通信
ケーブルテレビ(ネット+テレビ/テレビ+電話)
- J:COMなど、全国の提携先のケーブルテレビ
自宅セット割の対象固定通信の種類は多いですが、
- ケーブルテレビ以外
インターネット+電話 - ケーブルテレビ
インターネット+テレビ or テレビ+電話
といったように、「インターネット単体」では自宅セット割の対象サービスになりませんので注意が必要です。
なおWiMAX同様、上記の固定通信サービスを既に契約していれば、自宅セット割を申し込むことはできますので、新たに固定通信サービスを新規で契約する必要はありません。
auでんき
新電力は、従来からある各地域の電力会社(東京電力など)と基本料金や電力量料金(従量料金)に大きな違いはありません。その代わりポイントが貯まったり、携帯電話料金とのセット割引を受けられたり、といった特典を用意している会社もあります。
auでんきは毎月の電気料金によって、Pontaポイントが付与されます。
電気料金 | Pontaポイント |
---|---|
8,000円未満 | 0.5% |
8,000円以上 | 1% |
家族について
自宅セット割はUQモバイルを契約している家族にも適用させることができます。
この場合の家族について詳しく見ていきましょう。
なお、ここでの自宅セット割対象サービスでは、主にUQ WiMAXを例に挙げていますが、auひかり、auでんきなどの他のサービスでも当てはまります。
家族の定義
UQ モバイルの規定では、
「同一姓・同一住所」
または
「異姓・同一住所」
これが家族であることの基本的な条件となっています。(異姓の場合は家族であることの証明書が必要)
ただし、ここからが少し複雑なのですが、「50歳以上の家族」の場合は、対象サービスを契約している契約者と別住所でも自宅セット割に申し込むことが可能です。
息子
UQ WiMAXとUQ モバイルを契約
親(50代)
UQ モバイルを契約
→親(50代)は別住所の息子が契約しているUQ WiMAXに紐づかせる形で自宅セット割に加入できる。
では、例えば住所が別々の30代の兄弟(同姓)がいて、
兄
UQ WiMAXとUQ モバイルを契約
弟
UQ モバイルを契約
といった場合、弟は兄が契約しているUQ WiMAXに紐づかせる形で自宅セット割に加入することはできるのでしょうか?
通常の規定では弟は自宅セット割を申し込むことはできませんが、2023年10月時点では「住所の異なる家族でも自宅セット割に加入できるキャンペーン」が実施されています。
なので、au Style/auショップ/UQスポットなどの実店舗に家族関係証明書を持って行って手続き(または書面郵送での手続き)をすれば弟も自宅セット割に加入することができます。
家族が他社携帯を契約している場合
例えば、以下のように
auひかりを契約しているのは親だが、親が契約している携帯電話会社がUQ モバイルではなく他社だった場合。
息子は親が契約しているauひかりに紐づく形で自宅セット割を申し込むことができるのか?
といったことも自宅セットに関する質問でよくあがってくるものです。
携帯電話 | インターネット回線 | |
---|---|---|
親 | ドコモ | auひかり |
息子 | UQ モバイル | ー |
こういったケースでも、
息子は自宅セット割を組むことが可能です。
家族の方が「UQ モバイルが規定する固定通信サービス・WiMAX・でんきサービス」を契約さえしていれば、(家族の方の)携帯電話会社はUQ モバイルでなくても問題ありません。
家族セット割とは併用不可
家族がミニミニプラン、トクトクプラン、コミコミプラン、くりこしプラン +5Gのどれかを契約している場合、「ミニミニプランとトクトクプランに」毎月550円(税込)の割引を適用させることができる。
これがUQ モバイルの家族セット割です。
自分・家族の回線双方に割引を適用させることができますが、家族セット割は自宅セット割と併用させることはできません。
自宅セット割が優先されます。
自宅セット割 申込手順(Web)
では、ここからはMy UQ mobile(アプリ)を使ってUQ モバイルの自宅セット割に申し込む手順をご紹介します。(アプリバージョン4.5.0)
Webで手続きする場合の順序としては、
- UQ モバイルの回線契約
- 自宅セット割の申込み
この順番となります。(ここでの解説は自宅セット割の申込みのみ)
ちなみに筆者は月末最終日である2023年9月30日にUQ mobile オンラインショップにて回線契約をし、その日にMy UQ mobileにて自宅セット割を組もうとしました。
ですが、これは失敗でした。
理由は後ほどご説明します。
手順
(でんきコースの場合はでんきコースを選択)
画面下の「同意する」をタップ。
画像にもあるように、自宅セット割は申込みした翌月から適用されます。
申込みできるところは?
自宅セット割が申込みできるところは、
- auStyle/auショップ、UQ スポット
- My UQ mobile
があります。
ちなみに、UQモバイルの契約を、auStyle/au ショップやUQ スポットなどの実店舗ですれば、回線契約と同時に自宅セット割の申し込みをすることが可能です。
UQ モバイル契約当日はできない?
この章の冒頭で、
「筆者は月末最終日にUQ mobile オンラインショップにて回線契約し、その日にMy UQ mobileで自宅セット割に組もうとした。しかし、それは失敗だった」
とお伝えしました。
ここまでお読みになった方であれば、筆者が「失敗だ」と書いた理由はもうお分かりですよね?
- UQ モバイル契約当日には自宅セット割を組めない。(Web契約時)
- 筆者がUQ モバイルを契約したのは月末最終日。
- なので自宅セット割の申込みをしたのはUQ モバイル契約の翌月。
- しかし、自宅セット割の適用は申込みの翌月から。
→つまり、自宅セット割を適用させるのに余分に1カ月かかってしまった。
ということです。
筆者がやってしまったこと
9月30日 UQ モバイル回線契約
10月7日 自宅セット割申込み
11月1日 自宅セット割の割引開始
仮に筆者がUQ モバイルの回線契約を9月29日に済ませていれば、翌日の9月30日に自宅セット割の申込みを済ませ、10月1日より自宅セット割を適用させることができたのです。
筆者がしてしまったようなミスは月末最終日に、UQ モバイルを「Webで」契約さえしなければ防げるものです。
皆様にはこのようなミスは避けて頂ければと思います。
※自宅セット割申込み画面に出たエラーメニュー。
UQ モバイル オンラインショップでUQ モバイルを契約した場合はシステムの反映が1日遅れる。
そのためこのようなエラーが発生する。
自宅セット割対象外プランの例
最後に、自宅セット割対象外プランについて、「UQ モバイル対象の料金プラン」「WiMAX」の双方についてまとめます。
UQ モバイル(スマホ)
- おしゃべりプラン/ぴったりプラン
(2019年9月30日 新規受付終了) - スマホプラン(M/L)
(2020年5月31日 新規受付終了) - スマホプラン(S/R)
(2021年1月31日 新規受付終了) - データ高速プラン/データ無制限プラン
(2021年3月31日 新規受付終了) - くりこしプラン(S/M/L)
(2021年9月1日 新規受付終了)
UQ WiMAX(WiMAX2+のプラン)
- UQ Flatツープラス(4年/3年/2年)
(2019年9月30日 新規受付終了) - UQ Flatツープラス ギガ放題(3年/2年)
(2019年9月30日 新規受付終了) - ギガ放題プラス
(2022年1月31日 新規受付終了) - ギガ放題
(2022年3月31日 新規受付終了)
繰り返しになりますが、UQ WiMAXの自宅セット割対応サービスは2021年4月8日にサービス開始となった「WiMAX+5G」のみです。その前のサービスである「WiMAX2+」は自宅セット割の対象にはなりません。
WiMAX+5Gがサービス開始となって、まだ2年程度しか経過していないため、従来のWiMAX2+対応のルーターを利用している方も多いでしょう。
しかし、それらはWiMAX+5G対応のルーターではありませんので、自宅セット割の対象外プランです。
自宅セット割の加入を検討している方は、WiMAX+5Gのルーターを契約するか、他の固定通信サービスauでんきへの加入を検討しましょう。
まとめ
以上、今回は自宅セット割の概要、条件、対象サービス、家族、そして申込み手順について解説してきました。
まとめ
自宅セット割とは?
UQ モバイルの料金プランと、固定通信、WiMAX+5Gなどとのセット割引。
自宅セット割対象プラン(スマホ)
くりこしプラン+5G、ミニミニプラン、トクトクプラン。
自宅セット割対象サービス
auひかり、J:COM、WiMAX+5G、auでんきなど。
UQ モバイルの家族の定義
原則、同一住所。しかし、キャンペーンにより別住所でも自宅セット割申込みは可能。
自宅セット割 申込できるところ
auStyle/auショップ、UQ スポット、MY UQ mobile。
自宅セット割申込みの注意点
Webで契約する場合、自宅セット割に申込みできるのは翌日から。
そして、適用は翌月から。
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また、自分が知りたいスマホに関する情報をかんたんに見つけることができます。ぜひご活用下さい
これからも多くの方にとってお役に立てる記事を書いていきますのでよろしくお願いいたします。