2023年5月22日、UQモバイルは6月1日から提供開始の「コミコミプラン」「トクトクプラン」「ミニミニプラン」という新プランを発表しました。
この新プランの登場により、2023年5月31日で「くりこしプラン+5G」の新規受付を終了します。
結論からいうと、現在UQモバイルに乗り換えを検討している方は2023年5月31日までに申し込みした方がいいと思います!
プラン名や内容も複雑化した3つのプラン
- コミコミプラン 20GB(大)
- トクトクプラン 1GB以下or15GB(中)
- ミニミニプラン 4GB(小)
それぞれ1つ1つ解説していきますので、どのプランにするか参考にしていただければと思います。
それでは早速、UQモバイルの新プランの料金や内容、旧プランと比較してどうなのか?解説させていただきます。
新プランはいつから?
UQモバイルの新プラン「コミコミプラン」「トクトクプラン」「ミニミニプラン」は2023年6月1日から提供開始されます。
新プランの提供開始によって、2023年5月31日で「くりこしプラン+5G」の新規受付を終了します。
現在くりこしプラン +5Gの人は自動的に移行される?
現在くりこしプラン +5Gの人は引き続き同じプランを利用できます。
また、6月1日以降でも、くりこしプラン +5G間のプラン変更もできるみたいです。(UQモバイルチャットサポートで確認済)
「くりこしプランS +5G」を利用している方は、「くりこしプランM +5G」や「くりこしプランL +5G」に変更することができます。
新プランと旧プランを比較してみた!
では早速新プランと旧プランを比較していきましょう。
今回は利用できるデータ容量と、月額料金を踏まえて、以下のプランで比較させていただきます。
「コミコミプラン」と「くりこしプランL +5G」
「トクトクプラン」と「くりこしプランM +5G」
「ミニミニプラン」と「くりこしプランS +5G」
では1つずつ比較していきましょう!
「コミコミプラン」と「くりこしプランL +5G」の比較
まずはコミコミプランとくりこしプランL +5Gの比較表を作成したので、こちらを見てみましょう。
変更点は大きく4点です
- 月額料金が最安2,970円→3,278円に
- 利用できるデータ量が25GB→20GBに
- 1回10分以内の国内通話が24時間かけ放題のオプションが月額料金コミコミに!
- 節約モードが利用不可に
1回10分以内の国内通話が無料になるオプションがコミコミに!
まず皆さんが気になるのは月額料金ではないでしょうか?
旧プランであるくりこしプランL +5Gは自宅セット割を適用すると2,970円で利用ができます。
新プラン「コミコミプラン」は割引なしで3,278円です。
今まで自宅セット割対象の方は、旧プランの方が安く利用できますが、自宅セット割対象外の方は「コミコミプラン」の方が安いです。
また、「通話定額ライト」や「通話パック」に加入していた方は「コミコミプラン」の方が安くなります。
コミコミプランは1回10分以内の国内通話が24時間かけ放題です。
これは月額880円の通話定額ライトと同じ内容ですね。
月額880円のオプションが無料でコミコミになっているので「通話定額ライト」や「通話パック」に加入している方は「コミコミプラン」がオススメです。
利用できるデータ量が5GB少なくなる
続いて見ていただきたいのは1ヶ月に利用できるデータ量です。
利用できるデータ量が25GBから20GBに減ってしまいます。
通話オプションがついていても、データ量が減ってしまうと、毎月25GB付近まで利用している方は困りますよね。
このような方はコミコミプランはオススメできません。
節約モードが使えない
さらにUQモバイルの特権でもあった「節約モード」が利用できません!!
節約モードとは?
通信速度が遅くなる代わりに、データ量を消費しないというモードのこと
節約モードを上手く利用することで、毎月の通信量が抑えられたり、次の月にデータ量をくりこしすることができるので、UQユーザーは重宝している機能です。
コミコミプランはこの節約モードが利用できません。
今まで節約モードを使って、データ量を25GB以内に収めていた方は注意が必要です。
コミコミプランにした方がいい人
- 自宅セット割対象外の人
- 「通話定額ライト」や「通話パック」に加入している人
このような方はコミコミプランにした方がいいと思います。
ですがその他の人は、料金が高くなってしまいますし、使えるデータ量も少なくなってしまうので、くりこしプランL+5Gの方がいいです。
「トクトクプラン」と「くりこしプランM +5G」の比較
まずはトクトクプランとくりこしプランM +5Gの比較表を作成したので、こちらを見てみましょう。
変更点は大きく4点です
- 月額料金が最安2,070円→2,178円に
- 1GB以下のデータ利用の場合、月額料金から-1,188円割引
- au PAYカードお支払い割を適用させないと最安値にならない
- 節約モードが利用不可に
変更点が無かったので表には入れていませんが、選べる通話オプションは同じです。
・60分通話パック:550円/月
・通話放題ライト:880円/月
・通話放題:1,980円/月
また増量オプションⅡも今まで通り+5GB/550円で利用できます。
トクトクプランは月額料金がちょっと複雑
トクトクプランは月額料金が少々複雑です。
下の画像を見てみましょう。
トクトクプランは3つの割引を適用させることで最安の990円/月で利用することができます。
ですが、〜1GBデータ利用時の割引を使ってまでトクトクプランを使うのは、あまり賢いとは言えません。
そのため1GB以下の利用でトクトクプランを契約しようと考えている方は、やめておきましょう。
新プランで、少ないギガ数を安く利用したい方は、この後解説する「ミニミニプラン」の方がオススメです。
割引適用後の月額料金1,078円で4GBまで利用できます。
ですが、2023年5月31日までに契約できるなら、くりこしプランS +5Gが一番オススメです。
2,178円で使うには2つの割引を適用させる必要がある
「トクトクプラン」は割引適用すると15GBが2,178円で利用できますが、それには2つ条件があります。
1つ目は、自宅セット割の対象であることです。
自宅セット割とは対象のインターネットサービスまたは電気サービスへの加入によって、UQモバイルの利用料金が割引になるサービスです。最大10回線まで割引が適用されます。
2つ目は毎月のUQモバイルの支払いを「au PAYカード」ですることです。
au PAYカードはauが発行している年会費無料のクレジットカードです。
au PAYカードで、UQモバイルの料金を支払いすることで、187円/月割引されます。
くりこしプランM +5Gは自宅セット割だけで最安で利用できたのですが、「トクトクプラン」はこの2つの割引を適用させないと、最安で利用できません…。
家族セット割で月額料金から-550円割引
その代わり、新しく「家族セット割」という割引が利用できます。
これは自宅セット割が適用できない人に向けた割引で、家族でUQモバイルを利用していると-550円/月の割引が適用されます!
ここがポイント
よく比較対象になる「ワイモバイル」の家族セット割は2回線目からという縛りがありますが、UQモバイルの家族セット割は1回線目から割引が適用されます。
ただし、家族としてカウントされるプランが今回発表された新プランのみ家族としてカウントされるプランが今回発表された新プランのみです。
自分はトクトクプランを使っていて、家族はくりこしプラン +5Gを使っている場合、家族セット割は適用されません。
そのため家族セット割を適用させたい場合は、家族のプランも新プランに変更しましょう。
自宅のネットや電気会社を変えられない人で、家族でUQモバイルを利用している人にオススメです。
家族セット割は自宅セット割との併用は出来ませんが、au PAYカードお支払い割は併用可能です。
節約モードが使えない
また「トクトクプラン」も節約モードが利用できません。
今まで節約モードを使って、データ量を15GB以内に収めていた方は注意が必要です。
トクトクプランにした方がいい人
- 自宅セット割対象外で、家族でUQモバイルを使っている人
トクトクプランはくりこしプランM +5Gと比較すると、あまりオススメできるプランではありません。
ただ、自宅セット割対象外で家族でUQモバイルを使っている人は、「家族セット割」で月額料金が安くなるので、変更してもいいと思います。
「ミニミニプラン」と「くりこしプランS +5G」の比較
まずはミニミニプランとくりこしプランS +5Gの比較表を作成したので、こちらを見てみましょう。
変更点は大きく4点です
- 月額料金が最安990円→1,078円に値上げ
- 利用できるデータ量が3GB→4GBに増量
- 家族セット割で-550円/月割引。
- au PAYカードお支払い割を適用させないと最安値にならない
変更点が無かったので表には入れていませんが、選べる通話オプションは同じです。
・60分通話パック:550円/月
・通話放題ライト:880円/月
・通話放題:1,980円/月
また増量オプションⅡも今まで通り+2GB/550円で利用できます。
割引適用すれば、1GBあたりの料金はくりこしプランS +5Gよりも安い
「ミニミニプラン」は他の新プランと比較すると、旧プランから変更してもいいかな?と思えるような内容でした。
ただ全員ではなく、自宅セット割の対象者と、au PAYカードで利用料金の支払いをできる人、家族2人以上でUQモバイルを使っている人は変更してもいいかなと思いました。
ここがポイント
どの割引も適用できない場合はくりこしプランS +5Gの方が、737円安いので変更しない方がいいですね。
もしも自宅セット割とau PAYカードお支払い割が適用できれば4GBで1,078円/月で利用可能です。
1GBあたりの単価が約270円です。
くりこしプランS +5Gの1GBあたりの単価は330円なので、ミニミニプランの方がお得です。
ただし毎月3GBで問題なく利用できている人は、無理してミニミニプランにする必要はないです。
現在くりこしプランS +5Gを使っていて、毎月データ量3GBを使い切ってしまいそう…。という方はミニミニプランがオススメです。
自宅セット割対象外だが、家族でUQモバイルを使っている人にオススメ
また、家族セット割が適用できる場合の月額料金は1,815円です。
家族セット割だけだと、くりこしプランS +5Gよりも187円高いです。
ですがau PAYカードお支払い割を適用させれば、-187円/月の割引が入るので、くりこしプランS +5Gと同額の1,628円で利用ができます。
同額で1GB多い4GB/月利用できるので
オススメはこんな人
- 家族セット割対象
- au PAYカードでUQモバイルの利用料金を支払いできる
ミニミニプランにした方がいい人
- 毎月利用できるデータ量が3GBだと少し足りない人
- 自宅セット割対象外で、家族でUQモバイルを使っている人
ミニミニプランは割引適用ができれば、くりこしプランS +5Gよりもお得なプランです。
ただし、割引適用のハードルが少し高いのも事実です。
割引対象外の人は現在のくりこしプランS +5Gを利用していた方がいいと思います。
UQモバイル新プランについてのよくある質問
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はUQモバイルの新プラン「コミコミプラン」「トクトクプラン」「ミニミニプラン」について解説させていただきました。
2023年6月1日以降は、新プランに変更はできますが、新プランから旧プランに戻ることはできません。
変更する場合は慎重に決めた方がいいと思います。
本記事のまとめです
- UQモバイルの新プランは全体的に値上げ・複雑化
- 「コミコミプラン」「トクトクプラン」は節約モードが廃止
- 「コミコミプラン」は10分以内の国内通話24時間かけ放題がついてくる
- 「コミコミプラン」がオススメな人
- 自宅セット割対象外の人
- 「通話定額ライト」や「通話パック」に加入している人
- 「トクトクプラン」は自宅セット割対象外で、家族でUQモバイルを利用している人にオススメ
- 「ミニミニプラン」がオススメな人
- 毎月利用できるデータ量が3GBだと少し足りない人
- 自宅セット割対象外で、家族でUQモバイルを使っている人
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