スマホの急速充電にデメリットはある?バッテリーを劣化させる3つの原因

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朝起きたらスマホの充電が0%だった!!

そんな時に便利なのが、スマホの急速充電です。

便利なものにはデメリットがつきものですが、スマホの急速充電にはデメリットがあるのでしょうか?

本記事では、スマホの急速充電のデメリットと、急速充電によってバッテリーが劣化することがあるのか?について解説させていただきます。

目次

スマホの急速充電とは?

スマホの急速充電とは、従来の充電よりも多くの電力を供給することで、充電時間を短縮するものです。

急速充電の規格として一番有名なのが「USB PD」という規格です。

USB PDとは?
「USB Power Delivery」の略称で、15W〜240Wでの電力供給を可能としています。

iPhoneに付属している充電器は5W程度なので、PDに対応で一番少ない電力の15Wでも約3倍のスピードで充電が可能になります。

PD対応の充電器には30分で50%充電できることを謳っているものもあり、どうしても早く充電したいときに非常に便利なのが「急速充電」です。

スマホの急速充電にデメリットはある?

スマホの充電時間を短縮できる急速充電ですが、いくつかのデメリットがあるので確認しておきましょう。

急速充電によってバッテリーが劣化してしまう可能性がある

バッテリーは劣化しないの?

バッテリーの劣化は、スマホの急速充電で一番気になりますよね。

急速充電は通常の充電器よりも高い電圧や電流の供給によって、充電時間を短縮しています。

そのため、急速充電時はスマホが一時的に熱くなってしまうことがあるんです。

この「スマホの熱さ」によってスマホのバッテリーが劣化してしまう可能性があります。

ただし、通常の充電に比べて急激にバッテリーが劣化するという訳ではありません。

長期的に見て、通常の充電よりもバッテリーが劣化するのが早い可能性が高いという訳です。

急速充電に対応した充電器が必要

スマホを急速充電するためには、急速充電に対応した充電器が必要です。

スマホを充電するための充電器は、コンセントに差す「アダプター」と、スマホに差す「ケーブル」2つで構成されていることがほとんどです。

急速充電をするためには「アダプター」と「ケーブル」の両方が急速充電に対応している必要があります。

Amazonなどで購入する場合は商品の見極めが必要

Amazonなどのネットショップでは、急速充電対応と記載があっても実際には急速充電に対応していない充電器があります。

そのため、ネットショップで急速充電に対応した充電器を購入する際は「PD対応」と記載があるものを選ぶようにしましょう。

一般的な充電器は5W程度なので、20WのPD対応の充電器を使えば4倍程度の速度で充電ができます!

価格が安すぎるものは急速充電に対応していないことがあるので、購入を避けた方がいいです。

信頼できるメーカーの「Anker」や「ELECOM」あたりの製品を購入しておけば間違いないでしょう。

ちなみに筆者は「Anker PowerPort III Nano 20W」と、iPhone 13 Proに付属してきたケーブルで充電をしています。

価格も安く1,780円(2024年1月30日時点)で、20Wでの電源供給に対応しています。

こちらのセットでも購入した当初は通常の充電よりもかなり早く感じました。

バッテリーを劣化させる3つの原因

急速充電ではスマホが「熱くなる」ことで、バッテリーが劣化してしまう可能性があるとお伝えしましたが、普段から無意識でやっていることが、実はバッテリーの劣化に繋がっていることも多いです。

ここからはバッテリーを劣化させてしまう3つの行動について解説していきます。

こんなことしてないですか?
バッテリーを劣化させる3つの行動
  • 充電しながらスマホを使う
  • 極端に熱い、寒い場所に長時間置く
  • 長時間満充電(100%)や完全放電(0%)の状態にしておく

では、1つずつ解説していきます!

充電しながらスマホを使う

実は充電しながらスマホを使うこと自体に大した問題はありません。

スマホを充電しながら使うと、スマホ自体が熱くなってしまうということが問題です。

スマホに使われているリチウムイオン電池は熱に弱いので、スマホが熱い状態が続くとバッテリーも劣化してしまうというわけですね。

急速充電は通常よりも多くの電力を供給するため、スマホが熱くなりやすいです。

そのため極力、充電しながらスマホを使わないようにしましょう。

極端に熱い、寒い場所に長時間置く

スマホに使われているリチウムイオン電池は熱に弱いのと同時に、寒い場所も苦手です。

  • 夏、車のダッシュボードにスマホを置きっぱなしにする
  • 氷点下の続く場所に置き続ける

このように長時間暑い場所、寒い場所に置き続けるのはやめましょう。

またスマホのリチウムイオン電池は急激な温度差にも弱いです。

スマホが熱くなったから保冷剤をあてたり、スマホが冷たいからカイロをあてたりするのはやめましょう。

長時間満充電(100%)や完全放電(0%)の状態にしておく

就寝中に充電をしている方も多いと思いますが、スマホの充電が100%になっても充電を続けることで、過充電になってしまいバッテリーに負荷がかかってしまいます。

とはいえ、就寝中に起きて充電器を抜くということは難しいと思うので、充電中に「100%になっているな」と気づいたら充電器を抜く程度の意識を持っておくのが良いでしょう。

また、スマホは0%の状態になるとバッテリーに負荷がかかってしまいます。

スマホは0%になるまで使ってから充電した方がいいって聞いたことあるけど…。

それはひと昔前までの話です。

最近のスマホに使用されているリチウムイオン電池は、電池を使い切ることでバッテリーに大きな負担をかけてしまいます。

「急速充電があるから、0%になったら充電しよう」などと考えず、充電が少し残った状態で、充電開始するようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はスマホの急速充電のデメリットについて解説させていただきました。

では本記事のまとめです。

  • 急速充電によってスマホが熱くなると、バッテリーの劣化をする可能性がある
  • 急速充電するためには急速充電に対応した充電器が必要
  • 急速充電に対応した充電器は「Anker」や「ELECOM」など、信頼できるメーカーを選ぶ
  • バッテリーは熱に弱いので、急速充電しながらスマホを使ったり、極端に熱い場所に置いておくと劣化する
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