この記事では、ドコモ、au、SoftBankを使っている方が、スマホ料金を「5,000円以下にする」ために必要なことをお伝えしています。
以下の条件のどれかに当てはまる方に読んで頂きたい内容となっています。
- できればドコモ、au、SoftBankのままで安くしたい
- Y!mobile、UQ mobileも気になっている
- 数年間、料金プランはそのまま
- ahamo、povo、LINEMOも気になっている
- 「楽天モバイル、どうよ?」と思っている
- 乗り換えのデメリットを知りたい
- 料金が高い原因を知りたい
それでは、解説していきます。
ドコモ スマホ料金を安くする方法
データ量 少プラン「5Gギガライト」
ドコモのままで、スマホ料金を毎月5,000円以下にしたい。
そう思った方には、基本料金はデータ量を使ったら使った分だけ払えば良い「5Gギガライト」がおすすめです。
使用データ量が1GB以下であれば月額3,465円(税込)、3GB以下であれば、4,565円(税込)におさまります。

従量制の料金プランですが、上限を「1GBまで」「3GBまで」と自由に設定することができるので、データ量の使いすぎによる高額請求も防止できます。
割引を組み合わせるともっと安くなる!
現在のドコモのプランには、以下3つの割引を毎月適用させることができます。
みんなドコモ割
ファミリー割引グループ内の回線数に応じて割引される。
・2回線 -550円
・3回線以上 -1,100円
ドコモ光セット割
ドコモ光とスマホのプランとのセット割引。
・~1GB なし
・~3GB -550円
・~5GB -1,100円
・~7GB -1,100円
(5Gギガライトの場合)
dカードお支払割
ドコモの料金をdカードで支払うと187円の割引が受けられる。
※全て税込
これらの割引を加味した5Gギガライトの月額料金を示します(みんなドコモ割は3回線の場合)。
~1GB | 1~3GB | 3~5GB | 5~7GB | |
---|---|---|---|---|
月額料金 | 3,465円 | 4,565円 | 5,665円 | 6,765円 |
みんなドコモ割 | -1,100円 | -1,100円 | -1,100円 | -1,100円 |
ドコモ光セット割 | -550円 | -550円 | -1,100円 | -1,100円 |
dカードお支払割 | -187円 | -187円 | -187円 | -187円 |
合計 | 2,178円 | 2,728円 | 3,278円 | 4,378円 |
※表の料金は税込

無制限「5Gギガホプレミア」+セット割
ドコモのデータ無制限プラン「5Gギガホプレミア」は国内データ無制限(テザリングも無制限のプランですが、月額料金は7,315円(税込)。これだと毎月のスマホ料金5,000円を簡単に超えてしまいます。
しかし、みんなドコモ割などの割引をフルに適用させると、月額4,928円(税込)でデータ無制限で使えます。
月額料金 | 7,315円 |
みんなドコモ割(3回線以上) | -1,100円 |
ドコモ光セット割 | -1,100円 |
dカードお支払割 | -187円 |
合計 | 4,928円 |
※表の料金は税込
このように、携帯電話会社はドコモのままでも、使用データ量を抑えたり、あるいは無制限プランでも割引を全て適用させると毎月のスマホ料金を5,000円以下にすることも十分可能です。
しかし、「スマホ料金が高い」と言う方の中には、意外と通話料金が毎月のスマホ料金の大半を占めているケースもあります。
かけ放題オプション
5Gギガライト、5Gギガホプレミアの国内通話料は30秒あたり22円(税込)。
1カ月に10分通話するだけで、440円(税込)もかかってしまいます。
ファミリー割引グループ内の通話は無料ですが、家族間以外でも通話をするのであれば、かけ放題のオプションをつけることをおすすめします。
かけ放題オプション | 1,870円 |
5分かけ放題オプション | 770円 |
※表の料金は税込
流石にかけ放題オプションのオプションをつけると、スマホ料金は5,000円より高くなるケースが増えてきてしまいますが、通話が多い方はオプション加入も検討しましょう。
もし、
- 割引なし
- かけ放題つき
- スマホ料金を5,000円以内にしたい
上記3つの条件を全て満たそうとする場合、ドコモのままだと難しいと言えるでしょう。
ですが、4.サブブランドにて解説するY!mobileやUQ mobile、もしくは5.その他プランにて解説するahamo、あるいは楽天モバイルなどに乗り換えるとそれも可能になってきます。
「別にどうしてもドコモでないといけない」という方以外であれば、これらの会社も検討してみても良いでしょう。

au スマホ料金を安くする方法
データ量 少プラン「スマホミニプラン」
auのままで、スマホ料金を毎月5,000円以下にしたい。
そう思った方には、基本料金はデータ量を使ったら使った分だけ払えば良い「スマホミニプラン」がおすすめです。
使用データ量が1GB以下であれば月額3,465円(税込)、2GB以下であれば、4,565円(税込)におさまります。

割引を組み合わせるともっと安くなる!
現在のauのプランには、以下3つの割引を毎月適用させることができます。
家族割プラス
家族割プラスグループ内の回線数に応じて割引される。
・2回線 -220円
・3回線以上 -550円
(上記割引額はスマホミニプランの場合)
auスマートバリュー
auひかりとスマホのプランとのセット割引。
-550円
(上記割引額はスマホミニプランの場合)
au PAYカードお支払い割
auの料金をau PAYカードで支払うと187円の割引が受けられる。
(上記割引額はスマホミニプランの場合)
※全て税込
これらの割引を加味したスマホミニプランの月額料金を示します(家族割プラスは3回線の場合)。
~1GB | 1GB超~2GB | 2GB超~3GB | 3GB超~4GB | |
---|---|---|---|---|
月額料金 | 3,465円 | 4,565円 | 5,665円 | 6,215円 |
家族割プラス | -550円 | -550円 | -550円 | -550円 |
auスマートバリュー | -550円 | -550円 | -550円 | -550円 |
au PAYカードお支払い割 | -187円 | -187円 | -187円 | -187円 |
合計 | 2,178円 | 3,278円 | 4,378円 | 4,928円 |
※表の料金は税込
無制限「使い放題MAX」+セット割
auのデータ無制限プラン「使い放題MAX」は国内データ無制限(テザリング時は上限30GB)も無制限のプランですが、月額料金は7,238円(税込)。これだと毎月のスマホ料金5,000円を簡単に超えてしまいます。
しかし、家族割プラスなどの割引をフルに適用させると、月額4,928円(税込)でデータ無制限で使えます。
月額料金 | 7,238円 |
家族割プラス(3回線以上) | -1,100円 |
auスマートバリュー | -1,100円 |
auPAYカードお支払い割 | -110円 |
合計 | 4,928円 |
※表の料金は税込
※使い放題MAXのauPAYカードお支払い割りは-110円
このように、携帯電話会社はauのままでも、使用データ量を抑えたり、あるいは無制限プランでも割引を全て適用させると毎月のスマホ料金を5,000円以下にすることも十分可能です。
しかし、「スマホ料金が高い」と言う方の中には、意外と通話料金が毎月のスマホ料金の大半を占めているケースもあります。
かけ放題オプション
スマホミニプラン、使い放題MAXの国内通話料は30秒あたり22円(税込)。
1カ月に10分通話するだけで、440円(税込)もかかってしまいます。
家族割グループ内の通話は無料ですが、家族間以外でも通話をするのであれば、かけ放題のオプションをつけることをおすすめします。
通話定額 | 1,870円 |
通話定額ライト (5分以内の通話かけ放題) | 770円 |
※表の料金は税込
流石にかけ放題オプションのオプションをつけると、スマホ料金は5,000円より高くなるケースが増えてきてしまいますが、通話が多い方はオプション加入も検討しましょう。
もし、
- 割引なし
- かけ放題つき
- スマホ料金を5,000円以内にしたい
上記3つの条件を全て満たそうとする場合、auのままだと難しいと言えるでしょう。
ですが、4.サブブランドにて解説するY!mobileやUQ mobile、もしくは5.その他プランにて解説するpovo、あるいは楽天モバイルなどに乗り換えるとそれも可能になってきます。
「別にどうしてもauでないといけない」という方以外であれば、これらの会社も検討してみても良いでしょう。

ソフトバンク スマホ料金を安くする方法
データ量 少プラン「ミニフィットプラン+」
ソフトバンクのままで、スマホ料金を毎月5,000円以下にしたい。
そう思った方には、基本料金はデータ量を使ったら使った分だけ払えば良い「ミニフィットプラン+」がおすすめです。
使用データ量が1GB以下であれば月額3,278円(税込)、2GB以下であれば4,378円(税込)におさまります。

割引を組み合わせるともっと安くなる!
ミニフィットプラン+には、以下の割引を毎月適用させることができます。
おうち割 光セット
SoftBank光とスマホのプランとの
セット割引。
-1,100円(税込)
おうち割 光セットを加味したミニフィットプラン+は1,100円(税込)の割引が受けられます。料金は以下の図の通りになりますが、3GBまでのデータ量を使っても月額5,000円以内におさまります。


無制限「メリハリ無制限」+セット割
ソフトバンクのデータ無制限プラン「メリハリ無制限」は国内データ無制限(テザリング時は上限30GB)も無制限のプランですが、月額料金は7,238円(税込)。これだと毎月のスマホ料金5,000円を簡単に超えてしまいます。
しかし、メリハリ無制限はおうち割 光セットだけでなく、「新みんな家族割」(割引額は-1,210円(税込))という割引を適用させることができますが、割引をフルに適用させると、月額4,928円(税込)でデータ無制限で使えます。
月額料金 | 7,238円 |
新みんな家族割 | -1,210円 |
おうち割 光セット | -1,100円 |
合計 | 4,928円 |
※表の料金は税込
このように、携帯電話会社はソフトバンクのままでも、使用データ量を抑えたり、あるいは無制限プランでも割引を全て適用させると毎月のスマホ料金を5,000円以下にすることも十分可能です。
しかし、「スマホ料金が高い」と言う方の中には、意外と通話料金が毎月のスマホ料金の大半を占めているケースもあります。
かけ放題オプション
ミニフィットプラン+、メリハリ無制限の国内通話料は30秒あたり22円(税込)。1カ月に10分通話するだけで、440円(税込)もかかってしまいます。
家族割引グループ内の通話は無料ですが、家族間以外でも通話をするのであれば、かけ放題のオプションをつけることをおすすめします。
定額オプション+ | 1,980円 |
準定額オプション+ (5分以内の通話かけ放題) | 880円 |
※表の料金は税込
流石にかけ放題オプションのオプションをつけると、スマホ料金は5,000円より高くなるケースが増えてきてしまいますが、通話が多い方はオプション加入も検討しましょう。
もし、
- 割引なし
- かけ放題つき
- スマホ料金を5,000円以内にしたい
上記3つの条件を全て満たそうとする場合、ソフトバンクのままだと難しいと言えるでしょう。
ですが、4.サブブランドにて解説するY!mobileやUQ mobile、もしくは5.その他プランにて解説するLINEMO、あるいは楽天モバイルなどに乗り換えるとそれも可能になってきます。
「別にどうしてもソフトバンクでないといけない」という方以外であれば、これらの会社も検討してみても良いでしょう。

サブブランド
これまで解説してきたソフトバンク、auのプランとは別に各社それぞれ「サブブランド」としてY!mobile、UQ mobileを提供しています。
ソフトバンク、auが「メインのブランドで」提供しているサービスと全く同じサービスが利用できるというわけではないサブブランドですが、メインブランドよりも料金が安い料金設定となっています。かけ放題オプションをつけても、毎月5,000円以下におさめることも十分可能です。
料金は安いですが、通信品質はメインブランドと同等。なので、繋がりやすさを気にする方は一考の価値はあるでしょう。
それぞれワイモバイルショップ、ソフトバンクショップ、そしてUQ スポットやauショップで手続きしたり、アフターサポートを受けたりすることも可能。
窓口サポートが充実していない格安SIM(MVNO)やオンライン専用のプランに不安を感じている人は、サブブランドを検討してみてはいかがでしょうか?
Y!mobile

※「データ増量オプション(550円/月)は1年間無料」は2023年6月13日まで。2023年6月14日からは7カ月間無料に変更。
ソフトバンクのサブブランドY!mobileのプランは、
- 「シンプルS」
データ量3GBで月額2,178円(税込) - 「シンプルM」
データ量15GBで月額3,278円(税込) - 「シンプルL」
データ量25GBで月額4,158円(税込)
の3つ。どのプランを契約しても、料金は5,000円以内におさまります。
別途、月額550円(税込)の「データ増量オプション」をつければ、シンプルSで2GB分、シンプルM/Lで5GB分のデータ量を増量できます。
割引を組み合わせるともっと安くなる!

さらに、家族の方がワイモバイルの対象プランを契約していれば、「家族割引サービス」を適用させることができ、シンプルS/M/Lから毎月1,188円(税込)の割引がされます(2台目以降)。以下の表は家族割引サービスを適用させた時の毎月の料金です。
シンプルS | シンプルM | シンプルL | |
月額料金 | 2,178円 | 3,218円 | 4,158円 |
家族割引サービス | -1,188円 | -1,188円 | -1,188円 |
合計 | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
※表の料金は税込
なお、SoftBank光とのセット割引「おうち割 光セット(A)」でも、毎月1,188円(税込)の割引を1回線目から受けることができます(ただし家族割引サービスとの併用は不可)。
かけ放題オプションは2種類
シンプルS/M/Lの国内通話料は30秒あたり22円(税込)と、メインブランドであるソフトバンクと同じ料金です。ただし、Y!mobileの場合は家族どうしの通話でもこの通話料がかかります。
通話が多いのであれば、かけ放題オプションをつけましょう。
スーパーだれとでも定額(S) | 1,870円 |
だれとでも定額 (10分以内の通話かけ放題) | 770円 |
Y!mobileの料金プランはソフトバンクのメインプランより安いので、
「基本料金+かけ放題」でも毎月5,000円以内におさめることも可能です。
ワイモバイルがおすすめな方
- 家族がワイモバイルを使っている方
- ショップでのサポートを受けたい方

UQ mobile

auのサブブランドの UQ mobileのプランは、
- 「くりこしプランS+5G」
データ量3GBで月額1,678円(税込) - 「くりこしプランM+5G」
データ量15GBで月額2,728円(税込) - 「くりこしプランL+5G」
データ量25GBで月額3,828円(税込)
の3つ。どのプランを契約しても、料金は5,000円以内におさまりますし、UQ mobileとよく比較されるY!mobileのシンプルS/M/Lよりもさらに安くなっています。
別途、月額550円(税込)の「増量オプションⅡ」をつければ、くりこしプランS+5Gで2GB分、くりこしプランM/Lで+5Gで5GB分のデータ量を増量できます。
割引を組み合わせるともっと安くなる!

さらに、自宅のインターネットがauひかり、J:COMなどのケーブルテレビ、電気がauでんき、あるいはauホームルーター5GやWiMAX+5Gなどのルーターを利用していた場合、「自宅セット割」が適用されます。
以下の表は自宅セット割を適用させた時の毎月の料金です。
くりこしプランS+5G | くりこしプランM+5G | くりこしプランL+5G | |
月額料金 | 1,628円 | 2,728円 | 3,828円 |
自宅セット割 | -638円 | -638円 | -858円 |
合計 | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
※表の料金は税込
家族の方がワイモバイルの対象プランを契約していれば、「家族割引サービス」を適用させることができ、シンプルS/M/Lから毎月1,188円(税込)の割引がされます(2台目以降)。以下の表は家族割引サービスを適用させた時の毎月の料金です。
かけ放題オプション以外にも
通話オプションがある
くりこしプランS/M/L+5Gの国内通話料は30秒あたり22円(税込)と、メインブランドであるauと同じ料金です。ただし、UQ mobileの場合は家族どうしの通話でもこの通話料がかかります。
通話が多いのであれば、かけ放題オプションをつけましょう。
1カ月の通話が60分以内であれば、10分などの制限を気にすることなく通話できる「通話パック」も用意されています。
かけ放題(24時間いつでも) | 1,870円 |
かけ放題(10分/回) | 770円 |
通話パック(60分/月) | 550円 |
※表の料金は税込
UQ mobileの料金プランはauのメインプランより安いので、
「基本料金+かけ放題」でも毎月5,000円以内におさめることも可能です。
UQ mobileがおすすめな方
- 割引なしでも安くしたい方
- 家でauひかり、auでんきを使っている方
- ショップでのサポートを受けたい方

その他 プラン
プランを紹介する最後の章では、楽天モバイル、オンライン専用のahamo、povo2.0、LINEMOの料金プランをご紹介します。
データ無制限が割安で使える楽天モバイル、20GBの中容量帯をカバーしているahamo、povo2.0、LINEMO。
これらの料金プランは大手通信キャリアのメインブランドとは違って一癖ありますが、最もコストパフォーマンスに優れています。
楽天モバイル

2023年5月15日時点、楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」は、使ったデータ量に応じて月額料金が決まるプランで、以下のようになります。
0~3GB | 1,078円 |
3~20GB | 2,178円 |
20GB以上 | 3,278円 |
※全て税込
無制限にデータを使っても3,278円(税込)(テザリングも無制限)。ドコモ、au、ソフトバンクのデータ無制限プランは月額7,200円程度しますが、楽天モバイルであれば、半分以下におさまります。
ただし、データ無制限で使えるのは楽天モバイルの回線が使える「楽天回線エリア」と呼ばれるエリアのみ。auの回線を借りてサービス展開している「パートナー回線エリア」では月に5GBまでという制限があります。
2023年6月1日に新料金プラン登場!
そんなRakuten UN-LIMIT Ⅶですが、2023年6月1日より、プランが改定され「Rakuten最強プラン」がスタートします。
Rakuten最強プランでは、これまでの「パートナー回線エリアは5GBまで」という制限が撤廃され、日本全国のエリアでデータ無制限が利用可能。ちなみに料金は据え置きです。
依然、回線の繋がり具合に不安を感じる声もネット界隈では見られますが、繋がれば「3,278円(税込)でデータ使い放題」になる楽天モバイルは「データ無制限を安く使いたい」という方にはピッタリと言えるでしょう。
Rakuten Linkアプリ(無料)を使えば、
国内通話無料
国内通話料は30秒あたり22円(税込)。しかしこれは、標準の電話アプリから通話をした場合です。
楽天モバイルには「Rakuten Linkアプリ」という無料の通話アプリが提供されており、このアプリから通話すれば、国内通話が無料になります。
※Rakuten Linkアプリではなく、標準の電話アプリからであれば、「10分(標準)通話かけ放題」オプションが月額1,100円(税込)で利用可能。
楽天モバイルがおすすめな方
- 5,000円以下で国内データ量無制限を利用したい方
- 5,000円以下で国内通話かけ放題(Rakuten Linkアプリ利用時)
を利用したい方

ahamo
ドコモのオンライン専用プランahamoはデータ容量によって「ahamo」と「ahamo 大盛り」の2種類に分かれます。
ahamo | ahamo大盛り | |
---|---|---|
月額料金 | 2,970円 | 4,950円 |
データ容量 | 20GB | 100GB |
5分以内通話かけ放題 | 無料 | |
かけ放題オプション | 1,100円 |
※料金は全て税込
ahamo、ahamo大盛り共に国内通話5分以内かけ放題が基本料金の中に含まれています。
5分以上の通話を頻繁にするのであれば、月額1,100円(税込)のかけ放題オプションをつけても良いでしょう。
オンライン専用プランなので、契約手続き、利用は原則自分でやっていく必要がありますが、月額料金はメインブランドよりも安く設定されています。メインブランドより割安な料金ですが、電波はメインブランドと同等のものを使っているため、通信品質が落ちるということもありません。
なお、オンライン専用ですが、1回3,300円(税込)をドコモショップ店頭で支払えば、サポートを受けることができます。
ahamoがおすすめな方
- データ量20GBを安く使いたい方
- 電波も気にする方
- 5分かけ放題を重要視している方
- 手続きはオンラインで済ませられる方


povo2.0
auのオンライン専用プランpovo2.0は基本料金自体は0円。データ量やかけ放題は「トッピング購入」という形式で利用していくプランです。データトッピングはデータ量ごとに料金、そして有効期限が決まっています。
データ 使い放題 | データ追加 1GB | データ追加 3GB | データ追加 20GB | データ追加 60GB | データ追加 150GB | |
---|---|---|---|---|---|---|
料金 | 330円 | 390円 | 990円 | 2,700円 | 6,490円 | 12,980円 |
有効期限 | 24時間 | 7日間 | 30日間 | 30日間 | 90日間 | 180日間 |
※料金は税込
データトッピングの購入をしなかった場合の通信速度は最大128kbps。この速度だと、LINEでのメッセージのやりとりぐらいしかできないかもしれません。
かけ放題込み、5分かけ放題込みが
とにかく安い!
povo2.0の国内通話料は30秒あたり22円(税込)。通話が多い方は通話トッピングを追加しましょう。通話トッピングは有効期限はなく、月額料金制となっています。
通話かけ放題 | 1,650円 |
5分以内通話かけ放題 | 550円 |
※料金は税込
povo2.0は基本料金自体は0円です。
もしデータ量は不要で、通話のみを重視するのであれば、基本料金が0円のpovo2.0は大変お得です。
かけ放題が月額1,650円(税込)、5分以内通話かけ放題が550円、これだけで利用できますから。
ドコモ、au、ソフトバンクのメインブランドの小容量帯、例えば月間3GBの場合だと4,500円〜5,500円。
一方、povo2.0のデータ追加3GBであれば990円(税込)で済みます。
契約手続き、その後の利用は全て自分でやっていく必要がありますが、「小容量帯プランを安く使いたい」という方にもpovo2.0はおすすめできます。
povo2.0がおすすめな方
- 小容量帯を安く使いたい方
- 電波も気にする方
- 通話を重要視している方
- 手続きはオンラインで済ませられる方
LINEMO

ソフトバンクのオンライン専用プランLINEMOはデータ容量によって「ミニプラン」と「スマホプラン」の2種類に分かれます。ミニプランはデータ容量3GBで月額990円(税込)、スマホプランはデータ容量20GBで月額2,728円(税込)です。
ソフトバンクのミニフィットプラン+(月額3,278円〜5,478円(税込))を利用している方が、データ量3GB、月額990円(税込)のミニプランに乗り換えれば80%も基本料金を削減することも可能です。
5分以内かけ放題が13カ月間無料!
LINEMOの国内通話料は30秒あたり22円(税込)。かけ放題オプションは月額550円(税込)で5分以内の国内通話がかけ放題になる「通話準定額」、月額1,650円(税込)で国内通話が24時間かけ放題になる「通話定額」から選べます。
そして、今ならこれら2つのかけ放題オプションがLINEMO契約から1年後まで毎月550円(税込)割引される「通話オプション割引キャンペーン」が実施中です。
通話準定額 (5分以内の通話かけ放題) | 通話定額 (24時間かけ放題) | |
---|---|---|
月額料金 | 550円 | 1,650円 |
割引 (LINEMO契約から1年後まで) | -550円 | -550円 |
合計 | 0円 | 1,100円 |
※表の料金は税込
表に書かれているとおり、5分以内の通話がかけ放題になる通話準定額が13カ月間無料で利用可能です。
また、割引の適用期間が終了しても、ミニプラン・スマホプラン共にかけ放題オプション込みでも5,000円以内に料金をおさえることもできます。
LINEMOがおすすめな方
- 小容量帯を安く使いたい方
- 電波も気にする方
- 5分以内通話かけ放題が必要な方
- 手続きはオンラインで済ませられる方

その他
2年後 急に料金が上がった! 原因は?
「スマホ購入して2年、いきなりスマホ料金が2,000円〜3,000円ぐらい高くなった」
今後、「スマホ本体の分割金を含めたスマホ料金」がいきなり高くなる方が出てきます。
いったいどういう方が当てはまるのか?それは、
2年前の2021年の中頃〜
他社から乗り換え又は「〇〇歳以下」、新規契約などでスマホを分割払いで契約
この条件にあてはまる方は要注意です。
当時、携帯ショップや家電量販店の携帯電話売り場でよく案内されていた「スマホ実質23円」。「スマホ本体の価格が実質23円」という触れ込みでしたが、そのカラクリは次の通りです。
ドコモを例にとってみます。
・ドコモのスマホを24回分割で契約
・店舗側の各種割引により端末の分割支払金が毎月1円に設定される。
・ただし、その割引は23回分まで
・端末購入から24カ月目に端末をドコモに返却
・すると24回目の支払いが免除される
この仕組みはドコモの「いつでもカエドキプログラム」という残価設定型のプログラムを利用しています。いつでもカエドキプログラムにおける「残価」とは24回目の支払い月における端末の価値=支払額という意味です。
例えば、本体価格92,000円(税込)の端末があったとします。そして残価を46,000円とします。この時、23回分の支払額は92,000円ー46,000円=46,000円(税込)となります。
46,000円を23で割ると、毎月の支払額は2,000円(税込)。しかし、店舗側で設定された割引を適用することによって、この支払額を「1円」とします。

毎月、1円の支払いを23回分すると端末の実質価格は、1円×23で23円。そして、端末購入から24カ月目に端末をドコモに返却すると24回目の支払いである、46,000円(税込)が免除される。これがいつでもカエドキプログラムを利用した方法です。

くわしく解説
例えば、2021年10月にいつでもカエドキプログラムに加入し端末を購入した場合、
プログラムに加入した翌月である2021年11月が1回目の支払いとなる。(実際に請求、引き落としがされるのは、その翌月である2021年12月から)
24カ月後の2023年9月(23回目の支払い月)に端末を返却すると、24回目の支払いが免除される。
しかし、24カ月目に端末を返却しなかった場合、24回目の支払いは24分割されて請求がされます。24回目以降の端末代金は何も割引が適用されていないため、毎月請求される代金は約2,000円。つまり、携帯電話会社も変えずそのまま利用していた場合は、(端末代金を含めた)毎月のスマホ料金は約2,000円高くなることになります。

今回はドコモの例をご紹介しました。細かい仕組みは異なりますが、この契約方法はau、SoftBankでも起こり得ます。既に「いきなりスマホ料金が高くなった」という方もいるかもしれませんが、その場合は「昔、端末を安く買う契約をしたのかも?」と振り返ってみてください。
コンテンツ、補償に注意
例えば、Apple社が提供しているiPhoneの補償サービス「Apple Care+」は通信キャリアとセットで契約できます。
しかし、仮に契約している通信キャリアを解約・他社に乗り換えをしても、最近のApple Care+はそのまま継続される契約がほとんどです。
下記画像は、筆者が2021年12月にSoftBankのiPhone 12 miniを契約した時に加入したApple Care+(あんしん補償パック with AppleCare Services)に加入していることを示しているものです。
この時の回線は2023年5月時点では、既に解約していますがApple Care+は継続されており、料金も毎月クレジットカードから引き落としされています。(筆者の場合は意図的に加入したままです)

このように、Apple Care+のような補償サービス、Apple Musicなどのエンタメコンテンツ、ウィルスセキュリティソフトはクレジットカードで引き落とされているケースが多いですが、「気づかないうちに毎月料金が引き落とされている」。
こんなことにはならないよう、こまめにクレジットカードの明細をチェックする癖をつけましょう。

乗り換えのデメリット
キャリアを跨る乗り換え、あるいは「ドコモ→ahamo」のように同一ブランド間での乗り換えをした場合にデメリットについて、考えつくものを挙げてみます。
- 家族割引などのセット割引が解除される
→自分や家族の携帯電話料金が高くなる可能性も - 各社が提供しているサービスが利用できなくなる
(例)ワイモバイルの「ワイドサポート」など - キャリア決済していたものが利用できなくなる
→クレジットカード払いに変えるなど支払い方法の変更が必要 - キャリアメールを引き継ぐ際、別料金がかかる
→月額330円(税込)
1.家族割引などのセット割引が解除される
ドコモであれば、自分がドコモから乗り換えることにより、みんなドコモ割の割引額が-1,100円(税込)から-550円(税込)に下がる可能性も。そうなると、ドコモを使っている家族の料金が高くなることに繋がります。
あるいは、SoftBankのSoftBank光は、SofBankまたはY!mobileのスマホとセットにすることにより、SoftBank光のいくつかのオプションが安くなる仕組みがありますが、こちらもスマホを他社に乗り換えると割引が解除され月額料金が高くなってしまいます。
家族で携帯電話会社をまとめている、インターネット回線もスマホとまとめている、という方は注意しましょう。

2.各社オリジナルのサービスが利用できなくなる
電話番号そのままで乗り換えられても、乗り換え前のサービス、機能、アプリがそのまま使えるわけではありません。
特にスマホはそのままで、SIMカードだけ他社のものに切り替えた場合は要注意です。
何しろ、使っているスマホはそのままなので「今まで使っていた機能やアプリもそのまま使える」と考えるのは自然なことですが、そうとは限りません。
Y!mobileのワイドサポート然り、ドコモのドコモ電話帳然り。そして各キャリアが提供している無料の留守番電話サービスも、LINEMOでは対応しているがahamoでは対応していないといったことも起きています(2023年5月15日時点)。
他社に乗り換えてもそのまま使えるもの、使えなくなるもの、サービスによって異なりますが、各携帯電話会社から提供されているものについては、他社への乗り換え前に一度、携帯電話会社の窓口やショップで確認してみましょう。

3.キャリア決済していたものが利用できなくなる
キャリア決済とは?
商品の購入代金や、サービス・コンテンツ・サブスクリプションの利用料金を携帯電話料金と合算させて利用する決済手段のことを言います。
携帯電話会社を乗り換えたらキャリア決済が利用できなくなります。支払い方法をキャリア決済にしているサブスクリプションなどは自動解約されてしまいます。
サービス利用継続を希望する場合は、乗り換え前にクレジットカード払いにするなどして、支払い方法を変更しておきましょう。

4.キャリアメールを引き継ぐ際、別料金がかかる
以前は他社に乗り換える際、電話番号はそのままでもキャリアから提供されているメールアドレスは引き継ぐことはできませんでした。
しかし、2021年12月より、ドコモ、au、SoftBankでキャリアメールの引き継ぎが可能になりました。ただし、メールアドレスを引き継ぐためには月額330円(税込)がかかってしまいます。

まとめ+無料料金診断
以上、ドコモ、au、SoftBankを使っている方が、毎月のスマホ料金を5,000円以内にする方法、そして他社に乗り換える際のデメリットについて解説してきました。
まとめ
- 乗り換えない場合は小容量プランにする
- データ量は2GB程度におさえる
- 無制限プランでも、割引をフルに適用すれば、5,000円以内におさえることも可能
- サブブランドがおすすめな方
- 店舗サポートを受けたい方
- かけ放題もつけたい方
- オンライン専用プランがおすすめな方
- 店舗サポート不要な方
- 20GBを安く使いたい方
- 3GBを安く使いたい方
- 電波も気にする方
- その他注意点
- 端末購入から2年、急に料金が高くなることも
- コンテンツや補償の付けっぱなしに注意
- 乗り換えにもデメリットあり
毎月のスマホ料金を高いと感じる方は、無料料金診断がおすすめ!


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