通信キャリアとの契約といえば2年契約や2年縛りがあり、途中解約の場合は違約金が発生するという認識をお持ちの方が多いかと思います。その為に料金の安い通信キャリアへの乗り換えを断念した方も多いのではないでしょうか。
過去は違約金発生が当たり前でしたが、今は2年契約や違約金が大きく見直されております。
今回は今SoftBankを使っていて、違約金をかけずに他社に乗り換えをする方法について解説していきます。
- 表示価格は特に断りがない限り税込です。
違約金とは
通信キャリアと契約の時点であらかじめ定められた契約期間の途中で解約を行った場合に発生する契約解除料金の事です。現状でも、2年縛りと言われる2年間の契約を選んだ方が月額料金が割引されお得になる契約が多い為、2年縛りで通信キャリアと契約することが一般的です。
しかしながら最近は契約期間そのものがなくなっているプランが新しく登場したことで違約金そのものが無い契約もあります。
2年縛りプランの方の違約金は10,450円、2年縛りなしプランの方の違約金は0円と極端に幅が広いのが現状です。
違約金をかけずに他社に乗り換えをする方法は？
現在SoftBankを使っていて、違約金をかけずに他社に乗り換えをする方法は全部で3つあります。
- 更新期間に乗り換えをする
- 事前に違約金の無い料金プランに変更を行ってから乗り換えをする
- 同一事業者間での乗り換えを行う
これらの切り替え方法とやり方について具体的に解説していきます。
更新期間に乗り換えをする
これが一番わかりやす方法ですが、2年契約には更新期間と呼ばれる、2年契約を更新するかどうかが選べる期間があります。この2年契約の更新期間は契約満了月の当月、翌月、翌々月の3カ月間あり、期間中に他社に乗り換えを行うと違約金がかかりません。
- 例）契約開始が2019年3月の場合の更新期間は2021年の3月から5月の3カ月間となります。
勘違いしやすいことですが、機種の分割支払いでの購入は通信キャリアとの契約とは連動していません。最近機種変更をしたばかりの方でも、更新期間はすぐの可能性があります。
ちなみに更新期間の間、何もしないで放っておくと2年契約が自動更新されます。
更新期間はご自分の契約したタイミングに応じて異なる為、更新期間を確認をしたい方は、SoftBank取扱店舗に足を運ばれるか、SoftBankの総合案内窓口に電話をするか、チャットサポートへお問い合わせするか、自分の契約内容がわかるMy SoftBankへアクセスすればわかります。
料金プランの変更を行う
2019年9月12日以前に契約されたプランを使っている方は、現在（2021年4月）のSoftBankの料金プランは契約期間の無いプランとなっておりますので、現在の料金プランに変更してから乗り換えをすることで違約金が発生せず乗り換えることができます。
ちなみに、現状のソフトバンクのスマホ向けのプランは3つあり
- メリハリ無制限
- ミニフィットプラン+
- スマホデビュープラン
すぐに他社に乗り換える前提でプラン変更をするのであれば、基本料金の安いミニフィットプラン+にプラン変更をするのがおすすめです。
- ミニフィットプラン+はデータの使用量に応じて料金が変化する為、すぐに乗り換えずに使い続けると使用量に比例して請求高くなる可能性があります。
- プラン変更の適用は翌請求月適用です。プラン変更が適用されるまで、旧プランの違約金が請求されます。乗り換えのタイミングにご注意ください。
同一事業者間での乗り換え
「SoftBank」「Y!mobile」「LINEMO」間の乗り換えをすれば乗り換えにかかる違約金は発生しないため、乗り換えできる通信キャリアの選択肢は狭まりますが、同一ブランド（事業者）間での乗り換えを行うという方法があります。
つまり「SoftBank」をご利用中で「Y!mobile」「LINEMO」への乗り換えを行うということです。
まとめ
現在は、総務省からの指導もあり過去に比べキャリアの契約縛り＝2年契約という物はだいぶ少なくなり、通信キャリア間をまたいだ乗り換えが気軽に出来るようになりました。
今回解説させて頂いたように、過去のように契約更新期間を待たなくても、ひと手間加えるだけで違約金をなくす事ができます。現在の通信キャリアの選び方は、キャリアや同一事業者のブランドの枠を超えた選択枠をもち、自分にぴったりなキャリアを選択していくことがポイントになると思います。
フォンシェルジュではお客様の現状から、最適な通信キャリア選びのお手伝いをさせていただきます。
