2022年6月23日にau・UQモバイル・ワイモバイル・楽天モバイルで取り扱いが開始されるオウガ・ジャパンの「OPPO Reno7 A(オッポリノセブンエー)」。OPPOの大人気モデル、Renoシリーズの最新機種ということで注目を集めています。
今回はOPPO Reno7 Aのデザイン・カメラ性能・動作・その他機能について実機を使ってご紹介!是非購入の際の参考にして下さい。
基本的なスペックや特徴については、まず以下の記事をご覧下さい。
デザインをレビュー
カラー(色)展開
カラーは全部で2色で、スターリーブラックとドリームブルーがあります。写真だと伝わりづらいかもしれませんが、スターリーブラックは漆黒というより、(光の当たり方によって)少しネイビーがかったようにも見える優しい黒です。
背面には「OPPO Glow (オッポ グロウ)」と呼ばれる独自の加工が施されています。
繊細なラメが角度によって違う輝きを放っており、キラキラしていてものすごく綺麗です!!
マット仕上げなので肌ざわりはサラサラで指紋が付きづらいため、通常指紋が目立ちやすい黒色でも目立ちませんでした。
室内光と自然光で輝き方が異なるので、飽きの来ないデザインです。
さすがはOPPO、背面デザインへの強い拘りを感じます。シリーズ通して本当に素敵なデザインなんですよね…!!
同梱物
本体箱の中の黒い箱にクリアケース(ソフトタイプ)・SIMピン・クイックガイド・安全ガイドが入っています。クリアケースは白濁しているデザインです。
本体に着用するとこのようになります。ドリームブルーはほぼ見え方が変わりませんが、スターリーブラックは輝きが無くなり、色が濁ってしまうので、気になる方は別途で透明度の高いケースを購入した方が良いでしょう。
また、画面にはクリアタイプの保護フィルムが最初から貼付されています。自身で強度の高いフィルムを購入して貼り付ける場合は、初期フィルムを剥がし忘れないように注意が必要です。
ディスプレイ
画面サイズは6.4インチサイズとかなり大きめですが、厚みを感じないので女性でも持ちやすいデザインです。
重さも約175gとサイズに対して軽量で、持った時に「意外と軽い!!」と感じました。
ディスプレイはOPPO Reno5 AはTFT液晶ディスプレイでしたが、今回有機ELディスプレイが復活しています!!
ディスプレイの明るさを最大にして撮影してみました。有機ELディスプレイらしく明暗がハッキリしており、色鮮やかです。撮影日の日差しがそこまで強くなかったのもありますが、屋外でも特に見づらさは感じませんでした。(日差しの強い日に見づらさを感じたら追記します!)
リフレッシュレートは最大90Hzで、スクロールや画面の切り替え操作などは普通にストレス無くできるレベルです。
ちなみにガラスには「DragonTrail STAR2」を採用しており、OPPO Reno5 Aと比較して2倍の強度になっています。
前面・側面・背面
インカメラはパンチホール式で左上に埋め込まれています。
画面の占有率は89.4%と高いものの、ヘゼルは下部のみやや太さがあるので、気になる人は気になるかもしれません。
左側面にはSIMトレーと音量ボタンがあります。
横から見ると、背面・側面共にエッジは効いておらず、丸みのないフラットなデザインになっているのが分かります。溢れ出る高級感…!!
OPPO Reno7 AはデュアルSIM+microSDカード対応※1ですが、microSDカードを入れる場所とSIMカードを入れる場所が同じなので、microSDカードを使用する場合は、nanoSIMは1つしか使用できません。
※1 UQモバイル版とワイモバイル版はシングルSIM+microSDカード対応。
右側面には電源ボタン。背面上部にはNFC/おサイフケータイが搭載されています。
スピーカーはモノラルスピーカーを採用。音質は素人の耳で聞く限り「普通に綺麗」という感想ですが、ステレオではないので音の広がりに欠けていて、臨場感は少ないです。音を重視される方には悩ましいポイントかもしれません。
コネクタの形状はUSB type-C。
3.5mmイヤホンジャックに対応しているので、有線イヤホンを愛用している方は嬉しいですね。
カメラをレビュー
アウトカメラは約4,800万画素の広角カメラに超広角・マクロが付いたトリプルカメラ、インカメラは約1600万画素です。
OPPO Reno5 Aは約6,400万画素のクアッドカメラだったため、モノクロレンズが省かれ、画素数もカタログスペック上は低下しています。
今回はOPPO Reno7 Aのアウトカメラで撮影した写真を載せていきます。
広角(メイン)カメラ
粗さを感じることもなく、彩度が高い綺麗な写真を撮影できました。4万円台のミドルレンジスマホだと考えると、価格に対して十分な性能だと感じます。
ズーム6倍撮影
こちらも凄く綺麗に撮れました!!このくらい撮れれば不満に感じる方は少ないでしょう。
超広角カメラ
歪みもほぼ無く、とても自然に撮影できました!
マクロカメラ
マクロカメラでは細部までくっきり写すことができます。
機能をレビュー
ストレージ容量
OPPO Reno7 Aのストレージ容量(ROM)は128GBです。
初期状態を確認すると、システム等で約22GB使用されているため、実質利用できるのは106GB程度になります。
microSDカードは、最大1TBまで対応しています。
RAMの拡張
また、今回「RAMの拡張機能」が付いています!ストレージ容量(ROM)に空きがあれば、最大5.00GBまで仮想メモリ(RAM)を追加することができます。
RAMを拡張をすることで、メモリ不足によるカクつき・アプリの終了・フリーズなどを抑えられ、同時により多くのアプリを起動できるそうです。
但し、あくまでもストレージを使った一時的な対処法ですので、RAMを拡張する前提で購入するのは避けた方が無難でしょう。
指紋認証
今回は画面内認証が採用されました!左利きの筆者は毎回凄く注目ポイントなんですよね…。
画面内であれば本体の外観を邪魔しないのも嬉しいです。
精度はかなり良いです。全くラグが無いのでストレスもありません。
指紋のアニメーションは選択が可能になっています!
ゲーム操作
まずはPokémon GO(ポケモンゴー)をプレイしてみました。
AR機能やGPS感度含め、問題無く利用できます。Pokémon GOくらいの重さのアプリであれば滑らかなプレイが可能でしょう。
次に、高い処理性能が必要な「原神」をプレイしてみました。
フレームレートは最大60を選択できましたが、パフォーマンスが発揮できませんでした。
フレームレート30であればカクつきはそこまで感じずにプレイは可能ですが、もちろん画は完全にノッペリしています…。
「プレイはできるけれど、最大限楽しむことができない」「端末への負荷が大きい」という結論です。
スマホ自体がミッドレンジ帯なので、これは仕方がないですね。
電池持ち
本体は薄いですが、バッテリーは4,500mAhと大容量です。最大39時間のオーディオ再生と最大20時間のビデオ視聴が可能になっています。ネット検索やLINEやメールの確認などのライトな使い方であれば1日は余裕、2日程度は使えるでしょう。
充電は18Wの急速充電(充電器は別売り)にも対応しており、 約30分で40%まで充電が可能です。
シンプルモード
ホーム設定を「シンプルモード」に変更することで、その名の通りシンプルで見やすいホーム画面に変更することが可能です。かんたんスマホ化とまでは行きませんが、お子様やご年配・シンプルに使いたい方には有難い機能ですね。
特殊機能
その他「画面分割」「クイック起動」「スマートサイドバー」などの特殊機能も設定可能で、カスタマイズ性が高いのも魅力的です。
【まとめ】どのような人におすすめ?
これまでの内容を踏まえて、OPPO Reno7 Aはこのような人におすすめできると言えます。
- 洗練されたデザインのスマホが欲しい方
- 大容量バッテリーでも薄いスマホが欲しい方
- 音質(スピーカー)に拘りが無い方
- 大容量のゲームアプリを使わない方
- 5万円以下のスマホを探している方
前モデルOPPO Reno5 Aと比較して向上した点をまとめると以下の通りです。
- CPU:Snapdragon765G→Snapdragon695 5G
- 厚み:8.2mm→7.6mm
- 重さ:約182g→約175g
- ガラス:Dragon Trail STAR2で強度2倍
- ディスプレイ:液晶→有機EL
- バッテリー:4,000mAh→4,500mAh
- 生体認証:背面指紋認証→画面内認証
正直、CPUもAntutuスコアでは多少向上が見られるものの大差はなく、その他も目立って大幅に向上した機能はありません。ですが7つものポイントで機能向上が見られるので、総合的に見ると良い評価が付けられるでしょう。
何よりデザインがかっこよくなっているのは間違いないですし、4万円台で買えるミドルレンジを探している方にはおすすめの買いスマホだと思います!!
機種変更を検討されている方は、是非一度実機を見てみて下さい。
その他、OPPO Reno7 Aと同じランクSnapdragon600~700番台のスマホを探している方は、以下の記事も是非ご覧下さい。
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