郵便料金の値上がりもあって、年賀状そろそろやめようかな?と思っている方もいる一方、急にやめたら「相手に失礼にあたるかも…。」と感じている方もいます。
それでしたら、年賀状を送るのをハガキからLINE(ライン)へ移行してみてはいかがでしょうか?
年賀状をLINEで送る場合、郵送する手間が省け、空いている時間にパパっと年賀状を作って送ることができます。
また、スマホで撮った写真をそのまま年賀状に使えるので非常に人気です。
本記事では年賀状をLINE(ライン)で送ることができる無料のアプリの使い方、注意点の解説と、LINEスタンプやCanva(キャンバ)を活用した裏技も紹介していきます。
- 無料で作成、LINEで送ることができるおすすめの年賀状アプリ3選
- 有料ならLINEスタンプが最も簡単
- 【裏技】Canva(キャンバ)で年賀状を作成してLINE(ライン)で送る方法
- 年賀状をLINEで送るメリットとは?
※この記事は2025年1月時点の内容です
年賀状をLINEで送るアプリとは?【無料】
はがきデザインキット | みんなの筆王 | つむぐ年賀 | |
---|---|---|---|
価格 | 無料 | 無料 | 無料 |
会員登録可否 | 不要 | 不要 | 必要 |
画像保存 SNS共有 | 可能 | 可能 | 可能 |
テンプレート数 | 400種以上 | 3,000点以上 (スタンプもあわせて) | 1,000種以上 |
コンビニ印刷 | セブンイレブン 印刷可能 | セブンイレブン 印刷可能 | セブンイレブン 印刷可能 |
自宅印刷 | 可能 | 可能 | 可能 |
年賀状作成アプリは無料・有料あわせて数多くあるものの、年賀状をLINE(ライン)で送ることができる無料のサイトは、意外に少ないです。
本記事では、LINE(ライン)で送ることが出来る無料の年賀状サービスを紹介していきます。(※LINEスタンプだけ有料です)
デザインや作成方法など、自分に合ったものを選んでみてください。
比較表の見方
違いとしては、使えるテンプレートの数と、会員登録がなくてもサービスが利用できるかどうかです。
テンプレート数が多いアプリを選べば、イメージどおりの年賀状を作りやすいのでしょう。
デザイン重視の方は、『つむぐ年賀』がおすすめですが、LINE(ライン)などのSNSに送る場合は会員登録が必要です。
『みんなの筆王』は公式でテンプレート数の公表はしていなかったのでスタンプなどの素材もあわせての数になっています。
新年の挨拶は「LINEスタンプ」もおすすめ

手軽に送りたい方は、LINEスタンプで新年のあいさつを送るのがおすすめです。
LINEスタンプは有料のもの、無料のものなど様々です。
ここまで紹介してきたアプリは非常に便利で、無料で送れるものも多かったですが、写真を選択して編集するのが苦手な方もいるでしょう。
そこでおすすめなのが「LINEスタンプ」です。
LINEスタンプの特徴とは?
- 他のアプリをダウンロードする必要がない
- 写真を選んだり、編集する必要がない
- LINEスタンプを購入するため費用がかかる
年賀状よりもカジュアル感は増してしまいますが、紹介した中で一番簡単に新年の挨拶ができます!
LINEスタンプの利用方法



LINEの年賀スタンプは新作ラインナップが続々と追加されていますので、お気に入りがきっと見つかるはずです。
元旦を過ぎても、今年初めて挨拶をする方には年賀のLINEスタンプを添えると良い印象ですね。
無料のスタンプでも新年の挨拶に使えるものが多数ありますので、手軽に新年の挨拶をしたい方はぜひ検討してみてください。
自分用LINEスタンプを作りたい方はこちら!

年賀状をLINEで送る方法、アプリ利用方法
一度作ってもらうと分かりますが、「こんなに簡単に年賀状を作ることが出来るならもっと早くやればよかった!」と思うほど簡単に年賀状は作ることが出来ます。
『はがきデザインキット』2025 | 日本郵便局公式アプリ

\『はがきデザインキット』のダウンロードはこちら/
『はがきデザインキット』は日本郵便公式の年賀状サービスです。
昨年までは日本郵便の『スマート年賀』というサービスを使って年賀状をLINE(ライン)で送ることができましたが、2025年版はないので、その代わりに『はがきデザインキット』でLINE(ライン)送信機能がつきました。
直観的な操作で、だれでも簡単に年賀状を作成することができます。
しかも、利用料金は無料です!
コンビニで印刷をする場合は印刷代がかかってしまいますが、年賀状をLINE(ライン)で送る分には料金がかかりませんのでデジタル年賀状を送るなら、『はがきデザインキット』は非常におすすめです。
筆者も実際にアプリをダウンロードし、年賀状を作成してみたので詳しい手順を画像付きで解説していきます。
利用方法、年賀状をLINE(ライン)で送る方法



フチあり、フチなしの違いは?


フチありは、四隅に60pxの余白があります。プリンターがフチまで印刷できない場合はこちらを選択。
はがき全面に印刷したい方はフチなしを選択しましょう。








この後は、年賀状をLINE(ライン)で送りたい相手を選び、転送するだけで自分で作ったデジタル年賀状を送ることができます。
注意点は、作成したデザインの年賀状はすぐにLINE(ライン)で送信されますので、1月1日に年賀状を送りたい方は1月1日に送信するようにしましょう。
『はがきデザインキット』は日本郵便局公式の年賀状アプリなので、安心して利用できるところが魅力です。
EPSON、Canon、brother 製のプリンターなら、スマホと連携して簡単にプリントもできます。
『みんなの筆王』 | 3,000以上のデザインから選べる!

\『みんなの筆王』のダウンロードはこちら/
『みんなの筆王』は、年賀状作成ソフトで有名な「ソースネクスト社」の年賀状アプリです。
みんなの筆王は、月額料金、利用料金はなく無料で使うことができます!アカウント登録も不要です。
ネットプリントやコンビニプリントにも対応していますが、その際は印刷代だけかかってしまうので、注意しましょう。
約3,000以上のデザインから自分の好きなデザインが選べます。
利用方法、年賀状をLINEで送る方法





あとは、友達に写真を送るような感じで、年賀状をLINE(ライン)で送ることができます。
『つむぐ年賀』2025 | 写真切り抜き機能が便利!

\『つむぐ年賀』のダウンロードはこちら/
『つむぐ年賀』は、スキマ時間にさくっと作れる無料の年賀状作成アプリです。
独自のカスタマイズ機能が多くあり、自分でいろいろデザインしたい!という方におすすめです。
なんとデザインテンプレートは1,000種以上、スタンプは5,200点以上もあります。
顔を判別して背景を切り抜いてくれる機能や、顔にうさぎの耳などのエフェクトを付けられたり、年賀状のデザインも非常におしゃれなものが多いです。
年賀状のデザイン作成は無料でできます!ただし印刷や配送サービスを利用する場合は料金がかかります。
利用方法、年賀状をLINEで送る方法






あとは年賀状をLINE(ライン)で送りたいお友達に送信すれば完了です。
投函代行サービスや、安心保障(印刷前チェック、1回まで交換・再印刷可)もついていますのでLINE(ライン)で送信する以外の方法で年賀状を送りたい方にも便利なサービスがたくさんついています。
『つむぐ年賀2025』はアカウントの作成が必須になりましたので、アカウントの作成はしたくないという方は、『はがきデザインキット』をおすすめします。
年賀状をLINEで送るメリットとは?

年賀状をLINE(ライン)で送るメリットは3つあります。
- 年賀はがきやインク代のコストがかからない
- スマホだけで自分の納得するまでデザインできる
- 住所が分からなくても送れる
- 郵送する手間が省ける
年賀はがきやインク代のコストがかからない
日本郵便は先月から郵便料金を値上げしていて、無地の年賀はがきもこれまでの63円から85円と値上げとなりました。
10枚で850円、50枚4,250円と、送る人が多ければ多いほど料金がかかってしまいます。
デジタル年賀状をLINE(ライン)で送る場合、デザインするために料金がかかってしまうことはありますが、何人に送っても料金はかかりません。
スマホだけで自分の納得するまでデザインできる
年賀はがきを使用する場合は、年賀状デザインのテンプレートの中から自分の好みに合ったものを購入すると思いますが、なかなか好みのデザインがなかったり、もう少し編集できたらもっと可愛く年賀状作れるのに!と思ったことはありませんか?
アプリ上で納得するまで自分の好きなようにデザインできるので、人をかぶらないデザインにしたい、凝った年賀状を送りたい方にはLINE(ライン)で送ることができるデジタル年賀状がぴったりです。
住所が分からなくても送れる
LINE(ライン)上で友達になっていれば、わざわざ住所を聞く必要もなく、簡単にデジタル年賀状を送ることができます。
住所聞くのも、教えるのも個人情報なので少し気まずいですよね…。
住所を教えたくない場合の断り文句として、「年賀状交換は誰ともしてないので、LINE(ライン)で年賀状出すね。」と伝える人も増えているんだとか。
住所の書き間違いや、送り間違いがないのも年賀状をLINE(ライン)で送るメリットですね。
郵送する手間が省ける
12月は何かと忙しい時期なので、年賀状を作成→宛名を記入→印刷→郵便局にもっていく作業は非常に大変です。
年賀状をLINE(ライン)で送る方法にすれば、アプリ内で年賀状を作成し画像として保存しておいて元旦にLINE(ライン)で送るだけです。
郵送する手間がないので、時間を有効活用でき効率的に新年の挨拶を伝えることができます。
年賀状を『Canva(キャンバ)』で作る方法

年賀状専門のアプリではありませんが、有名な『Canva(キャンバ)』を使ってデジタル年賀状を作成することもできます。
今まで紹介してきた年賀状アプリ同様、テンプレートもあるのでやり方は簡単です。
無料でプロ級の年賀状を作れるのでおすすめです。
STEP1
Canvaを起動、テンプレートをタップ

STEP2
年賀状のテンプレートをタップし、好きなテンプレートを選択
年賀状のバナーがない場合は、検索で「年賀状」と入力しても表示されます。
Canvaプロのマークがついているテンプレートは有料アカウントの方しか使えないので、何もマークがないものの中から選択してください。


STEP3
このテンプレートをカスタマイズをタップ

STEP4
テンプレートを編集していく
写真の上をタップすると、下のバーに置き換えが表示されるのでカメラロールから好きな画像に変更できます。
文字の上をタップすると、編集やフォント、サイズなども変更可能です。
STEP5
デザインが仕上がったら右上の共有マークをタップし、ダウンロードする


あとは、画像のJPGまたはPNGで保存してLINEで送るだけです。
忙しい方こそLINEで年賀状を送ろう!

本記事では、年賀状をLINE(ライン)で送るサービスとその方法について解説してきました。
自分の友だちへは年賀状をLINE(ライン)で送り、はがきで送る必要がある人にはアプリからコンビニ印刷して送るという方法にしてみるのもありです。
年賀状を元旦に届ける場合は、郵送だと12月25日の最終集荷までにポストに投函する必要があります。
LINEで年賀状を送る方法であれば、元旦に作成してもまだ間に合います!
相手のプライバシーを守りつつ、温かい挨拶を伝えることができる年賀状をLINE(ライン)で送る方法が今後主流になりそうですね。
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