
スマホを機種変更したり、乗り換えたりしたい。でもスマホの違いがわからなくって、どのスマホを選べばよいかわからない?
こんな方の為にスマホの違いを解説いたします。
スマホにはiPhone、Xperia、Galaxy、AQUOS、Pixel、arrows、等たくさんのブランドのスマホがあり、ドコモ、au、ソフトバンクといったキャリアのWEBやカタログを見ても機種はたくさん並んでいて、スマホの価格も毎月700円くらいのものから毎月4000円くらいのものまで、これって結局、何をみて選べばよいの?といった疑問を解消すべくスマホの違い、スマホの機種変更や乗り換えの時に参考になる基本的なポイントを徹底比較してきたいと思います。
【スマホの選び方①】iPhoneとAndroidの違い
スマホ選びは、スマホの価格や性能、機能、大きさや重さ、デザインなど人によってさまざまな価値観があり行きつくスマホが変わってくると思います。そんな中でまず取り上げたいのが、iPhoneとAndroidの違いです。
まずAndroidって何?という話からですが、これはスマホを動かしているOS(オペレーティングシステム)のことです。
ん、ではOSって何?となるかとおもいますが、基本ソフトウエアと呼ばれるもので、多少語弊がありますがこれが無いとスマホが動かないベースのソフトウエアとご理解いただければと思います。(パソコンに搭載されているWindowsがOSの中では有名でしょうか?)
AndroidはGoogle社が開発したスマホ向けのOSになり、Xperia、Galaxy、AQUOS、Pixel、arrows、といったスマホはすべてAndroid搭載のスマホになります。
これに対しiPhoneはiOSというアップル社が開発したOSが搭載されています。一部違うOSの商品もありますが、現状のスマホはiPhoneとその他(Xperia、Galaxy、AQUOS、Pixel、arrows等)のAndroidスマホの2つにわけることができます。
ではiPhoneとAndroidは何が違うの?という話になりますが、1番の違いは使い勝手だと思います。画面に表示されるアイコンマークから変わってきます。


これも使う方の価値観に左右されるのでiPhoneとAndroidどちらが良いという話ではないかと思いますが、今までiPhoneを使っていた方がAndroidスマホに乗り換えると使いづらいと感じると思いますし、その逆で今までAndroidを使っていた方がiPhoneに乗り換えると使いづらいと感じると思います。
今までiPhoneを使ってきた方はiPhone、今までAndroidを使っていた方はAndroidという選択が一番かとおもいます。
これも多少語弊がありますがiPhoneとAndroidスマホでできることに実際大きな違いはないと思います。
LINEもFacebookもGMAILもYouTubeもアマゾンも楽天もメルカリもPAYPAYもゲームもiPhoneでもAndroidスマホでも同じように使えます。
ここではスマホはiPhoneとその他(Xperia、Galaxy、AQUOS、Pixel、arrows等)のAndroidスマホの2つに大別できること、この2つはできることに大差はありませんが、使い勝手が変わってしまうことをご理解いただければよいかと思います。
【スマホの選び方②】CPUとRAMについて
次のポイントとして、CPUとRAMのお話をさせていただければと思います。またまたCPUって何?ということになるのですが、中央演算処理装置と日本語訳できます。スマホの脳にあたる部分であり性能が高いほどスマホの中の処理のスピードが高まります。
良くCPUはSnapdragon 865 オクタコア 2.8GHz/1+2.4GHz/3+1.8GHz/4なんていうような表記をされます。
Snapdragon 865というのはCPUの型番で、iPhone12ならA14Bionic、Xperia、Galaxy、AQUOS、Pixel、arrows等Androidスマホの多くはSnapdragonが使われています。
単純にCUPを作っている会社が違うのでCUPの型番も違っています。
オクタコアというのはコア(ここではスマホの脳とご理解いただければ)が8個あるということです。脳が8個あるのですごく単純にご説明すると同時に8個の別のことが処理できるというものです。
2.8GHz/1+2.4GHz/3+1.8GHz/4というのは2.8GHzのコアが1個、2.4GHzが3個+1.8GHzが4個で合計8個のコアあるということでGHzというのはCPUの計算速度を示す単位で数字が大きければ大きいほど高性能です。ベンチマークという名前でこのCPU性能を数値化したものアプリがあり参考になるかと思います。
RAMとはランダムアクセスメモリーの略称で、スマホの処理を行うためのメインメモリーです。よく作業をするための机に例えられます。メモリーが大きい=机が広いと例えられ、広い場所で作業すると作業が早くなるのと同じで、メモリーが大きいとスマホの動作向上につながります。よくカタログにはRAM 4GB等の表記で出ています。
CPUとRAMの性能は、いわゆるスマホをサクサク使うことに直結してきます。
身近な例
- スマホが固まって動かなくなってしまう
- アプリが応答しておりませんと表示がでてスマホが止まってしまう
- WEBページを検索した時になかなかWEBページが表示されない
- 動画がカクカクしてしまう
- アプリの立ち上がりが遅い
- アプリをいくつも立ち上げたままにしているとスマホが動かなくなってしまう
- スマホの画面が立ち上がらず真っ黒のままになってしまう
上記のような事例はCPUとRAMの性能、容量不足、または単にスマホの電波状況や回線品質の問題でつながりにくくなっているかのどちらかが原因です。(スマホの回線品質に関しては、下記の記事「携帯キャリアの違い」をご参照いただけると幸いです)


ここではCPUとRAMの性能がスマホをサクサク使うために大きな影響があることをご理解いただければよいかと思います。


【スマホの選び方③】ROM/ディスプレイ/バッテリーについて
次のポイントとしてはROM、ディスプレイ、バッテリーを取り上げたいと思います。
まずはROMですが、これはリードオンリーメモリーの略でスマホの記憶容量を示します。ROM64GB等の表記がカタログではなされており数字が大きければ大きいほどたくさんの記憶ができます。
ストレージという言葉で表現されることもあります。たくさんの写真や、電子書籍やアプリをスマホに保管したいなら大きなROMが必要になります。
例えば電子書籍なら1冊100MB程度といわれていますので10冊で1GB、100冊保存すると10GBになります。写真なら取った写真で異なりますが1枚3MB程度といわれているので1000枚で3GBになります。
アプリはアプリによって容量はピンキリですが、1つのアプリで30MB~100MBくらい。10個くらいで1GBくらいになります。ここではROMは写真やアプリや電子書籍等を保管する記憶容量とご理解ください。


次はディスプレイ(画面)です。大きさ、解像度、パネルの種類が主に違うところです。
大きさはインチという単位で表します。IPhone12なら6.1インチです。このインチは、ディスプレイの対角線の長さであらわされます。
次に解像度ですが、ディスプレイはドットと呼ばれる点で構成されており、解像度はこの点の数の多さを示すものです。よくスマホで使われるディスプレイはHD(ハイビジョン)縦1280*横720、FHD(フルハイビジョン)1920*1080、WQHD(2Kディスプレイ)2560*1440、QFHD(4Kディスプレイ)3840*2160、が機種により使われています。
最近は縦のドット数が増え(本体が縦長になる)、名前に+が付いた、HD+(ハイビジョンプラス)1440*720、FHD+2160*1080、WQHD+2880*1440、等ワイドディスプレイといった名前のディスプレイが主流になりつつあります。ドット数が多い数字の大きなディスプレイがきれいに映ります。
最後はパネルの種類ですが、液晶と有機ELの2種類があります。液晶の次世代版として有機ELがあるわけですが、有機ELは液晶に比べ、薄く作れ、消費電力が少なく、黒色をはっきり表現できるメリットがあり一般的には有機ELの方が液晶より映像の表現力が高いといわれています。
有機ELは有機ELのほかにOLEDとかAMOLEDという名前で表現されています。ちなみにAQUOSのIGZOというのは液晶です。
ディスプレイは、スマホメーカーによって○○ディスプレイといった名前が沢山ありますが、ここではディスプレイの差は大きさ(インチ)、解像度、パネルの種類により変わってくるとご理解いただければよいかと思います。
最後はバッテリーですが、バッテリーは容量単位をmAh(ミリアンペアアワー)で表され、1時間にどのくらいの電流を流せるかを示す単位です。
3000mAhのバッテリーでは3000mAの電流を1時間流せます。1500mAなら電流を2時間流せます。左記のようにmAhの数字が大きければバッテリーの中に電力を蓄えられ長い時間大きな電流を流すことができるわけです。ただこれスマホがどのくらいの時間使用できるかを示した数字ではありません。
たくさん電力を使うスマホを使っていると、たくさん電力が蓄えられる電池を使っていてもスマホが電力をたくさん使ってしまうので時間が長くならないためです。
スマホがどのくらいの時間使用できるか見たいときは、連続待受時間とか連続駆動時間という表示を見てください。
これはフル充電した状態で電源を入れたまま放置し電池がなくなるまでの時間を示したものです。


最近の例で言えば、AU版のXperia5Ⅱはバッテリー容量4000 mAhで連続待受時間530時間、同じくAU版のGalaxyA51はバッテリー容量4500 mAhで連続待受時間440時間とAUのWEBページではなっており一概にバッテリー容量の大小で電池の持ちが違うわけではありません。
もちろんこの連続待受時間は全く使わない時の表記なので実際に使っていてここまでもつことはないかと思います。ここではバッテリーの持ち時間はバッテリー容量より連続待受時間を見ていただけると良いとご理解いただければよいかと思います。
【スマホの選び方④】カメラについて
機能、性能の差で最後に取り上げたいのがスマホのカメラについてです。最近のスマホはレンズが3つも4つもついたものがあり、明らかに各メーカーが力を入れているポイントの一つになっています。しかしながら、いろいろなスペックが並んでいて、これ何が違うの?という状況ですので、まずカメラのスペックの見方からご説明します。
まずは、画素数です。かなりざっくりした説明になりますがデジタルの写真の画像はたくさんの点で構成されています。画素数はこの点の数を表します。
au版のXperia5Ⅱのメインカメラの画素数は1220万画素、写真の画像を1220万個の点が構成しているとお考えいただければと思います。理屈的には1億画素とかになれば画像はよりきれいになるのですが、実際のスマホのディスプレイは、前項でご説明した4KディスプレイのWQHD+でも800万画素強しかないので画面に表示できません。一般的には1200~1300万画素あれば十分といわれています。
画素数が多くて優位なことはスマホで言えば撮った写真をスマホ上で拡大してみるときに画素数が多いときれいに見えるくらいでしょうか?4000万画素とかのスマホで写真を撮ると写真のデータが大きくなりROMの記憶容量をたくさん使用しますのでちょっと考えものではあります。ここではカメラの画素数は1200万~1300万以上あれば十分とご理解いただければよいかと思います。
次はF値です。これはレンズの明るさを示します。F値の数値が小さければ小さいほど明るく、シャッター速度が速くなり、写真がブレにくく、暗い場所なら明るいレンズの方がきれいに取れますが、最近のスマホはF値が1.6~2.4位の明るいレンズを搭載しているので選ぶときにはあまり気にしないでよいかと思います。
次はレンズの種類です。広角、超広角、望遠、といったレンズが複数搭載されていることが多いです。
広角レンズはいままでのスマホのように1つしかレンズがついていなかった時に搭載されていたレンズです。メーカーによってはメインカメラや標準レンズなんていいますがスマホでは一般的な普通のレンズと思ってください。(一つしかレンズがついていないスマホにはまず広角レンズがついていると思っていただいてよいかと思います。)
超広角は広角レンズより同じ場所からとっても写る範囲が広くなり(120度くらいの視野角=自分を中心として写真に写せる角度、広角レンズは65度~85度くらいの視野角)風景をダイナミックに撮ることができます。


望遠レンズは写る範囲は狭くなりますが遠くのものを大きく写すことができます。
ここでは、上記の様にいろいろなレンズを搭載すると、よりきれいでいろいろなシーンに対応した写真が撮れるようになるとご理解いただければよいかと思います。
最後にズームです。ズームって何?という話ですが、被写体を拡大して撮影することを言います。2種類ありまして、光学ズーム、デジタルズームといいます。
光学ズームは画像の劣化がなくズームできますが、レンズが大きくなり高価になる特徴があり、デジタルズームは画像が劣化してしまう特徴があります。
今のスマホだと光学が2~3倍、デジタルが5~10倍くらいが一般的に搭載されているズームかと思います。光学とデジタルを組み合わせてさらに高倍率のズームを出せるようにしているメーカーもあります。
これ以外にもTOF(Time Of Flight)という被写体との距離が測定できる機能を搭載しているスマホが増えてきており、このTOFが搭載されていると、背景がボケて撮れる表現力の高い写真を撮ることができます。
ここでは、ズーム機能によりレンズ同様、よりきれいでいろいろなシーンに対応した写真が撮れるようになるとご理解いただければよいかと思います。
【スマホの選び方⑤】スマホの価格表記について
最後のまとめに行く前に、ドコモ、au、ソフトバンクの公式サイトにおけるスマホの価格についてお話をさせていただきたいと思います。
これがしっかり理解できると商品の価値がわかりやすくなるかと思います。3キャリアで発売しているXperia5Ⅱを例にご説明したいと思います。(料金は2021年4月時点の表記となります)
ドコモの場合、トップページから⇒製品サービス⇒ドコモスマートフォン5G⇒Xperia5Ⅱ⇒料金関連に入ると、月額2,444円*36回/総額88,000円という表記が出てきます。これはスマホの代金が88,000円で36回の月々の分割払いで払うと2,444円/月の支払いになるという意味です。
auの場合、トップページから⇒商品サービス⇒製品⇒スマートフォン⇒Xperia5Ⅱ⇒製品価格一覧に入り少し下に行くとXperia5Ⅱの価格が出てきます。毎月のお支払い2,220円、実質負担金51,060円 かえトクプログラム適用時という表記が出てきます。これはスマホの代金が、かえトクプログラムという、後で機種変更するときに今のスマホをauに下取りに出すというプログラムを使った場合に51,060円で23回の月々の分割払いで払うと2,220円/月の支払いになるという意味です。
下に小さく現金販売価格/支払い総額88,140円という表記がありますが、これが本来のau版のXperia5Ⅱの価格になります。ディフォルトで出てくるスマホ価格は、かえトクプログラムというauの下取りをつかった場合の価格で注意が必要です。
ソフトバンクの場合、トップページから⇒スマートフォン携帯電話⇒製品情報⇒スマートフォン⇒スマートフォン一覧の中からXperia5Ⅱに入れます。下にスクロールしていくと、機種代金 月々2,400円*48回/総額115,200円という表記が出てきます。
これはスマホの代金が115,200円で48回の月々の分割払いで払うと2,400円/月の支払いになるという意味です。ここで注意しなければいけないのはソフトバンクのディフォルト表記は48回払いですので月々は安く見えますが、結局115,200円かかるということです。
各キャリアの公式サイトにおけるスマホの価格は上記の感じで統一されていませんので正直ちょっとわかりづらいです。AUのかえトクプログラムに相当するプログラムは、ドコモではスマホおかえしプログラム、ソフトバンクではトクするサポートという名前で存在しております。
スマホの本当の価値を見るには総額とか現金販売価格/支払い総額というところを見る必要があります。AUとソフトバンクで大きく表記されている価格は後で機種変更するときに今のスマホを下取りに出すというプログラムを使った場合の価格であります。
上記の例でみれば、スマホ本来の価格はドコモが88,000円で一番安く、後で機種変更するときに今のスマホを下取りに出すというプログラムを使った場合はauが2,220円*23回払い=51,060円となり一番安くなります。
ここでは、
- スマホ本来の価格は総額又は現金販売価格/支払い総額といったところを見ないとわからない
- 月々支払いの金額は、ディフォルト表記でキャリアによって支払い回数が異なり単純比較ができない
- 大きく書いてある価格は、後で機種変更するときに今のスマホを下取りに出すというプログラムを使った場合の価格である
ということをご理解いただければよいかと思います。


【スマホの選び方】まとめ
スマホ選びは何をみて選べばよいの?というような、機種変更や乗り換えの時に参考になる基本的なポイントを上記にまとめてみました。最後に上記のポイントを踏まえた上でのスマホの選び方を以下にまとめます。
使い勝手で選ぶなら今までと同じOSがオススメ
iPhoneとAndroidスマホ(Xperia、Galaxy、AQUOS、Pixel、arrows等)の選択としては、使い勝手がiPhoneとAndroidでは変わりますので、今まで同じような使い方で使いたいか否かによって決まってくるかと思います。
今までと同じような使い方で使いたければiPhoneならiPhone、AndroidスマホならAndroidスマホを選ぶと間違いがありません。さらにAndroidスマホの中でもXperiaならXperiaといったようにメーカーを変えないと今まで同じような使い方がさらにできると思います。
新しい使い方にどんどんトライしたという方はiPhoneとAndroidスマホの差にはあまりこだわらなくてよいポイントとおもいます。
スマホのサクサク感はCPUとRAMがポイント
CPUとRAMに関連したスマホのサクサク感でのスマホの選び方としては、まず今ご利用のスマホがどのレベルのスマホか?ということを把握いただき、 今までと同じレベル以上のスマホを選ぶことです。
(どのキャリアのスマホも機能と値段でハイエンド、ミドル、ローエンドといった3つに区分するとわかりやすいかと思います。ハイエンドは各社の下取りプログラムを適用しないスマホ本来の価格で9万円以上するような商品、ミドルは5万~8万くらいの商品、ローエンドは2万~4万くらいのモデルに区分していただけるとよいかと思います。)
同じシリーズのスマホは新製品になればCPUやRAMはまず同等以上の性能を持ちます。例えば今までAQUOSのsence3を使っていれば、AQUOSのsence4を使えば同じような価格でスマホのサクサク感がストレスになることはないかと思います。
同じようにGalaxyで言えば、今までGalaxyA20を使っていれば、GalaxyA21かGalaxyA41を使えば同じような価格でスマホのサクサク感がストレスになることはないかと思います。
逆に今までXperiaのZXシリーズを使っていてXperia10Ⅱに変えるとスマホの価格は安くなりますが、スマホのサクサク感で多少ストレスを感じるかもしれません。
GalaxyS10を使っていてGalaxyA21に変えるとスマホの価格はかなり安くなりますがスマホのサクサク感で結構なストレスを感じるかもしれません。
iPhoneは現行のiPhoneであればiPhone SEでもiPhone 12でも性能の高いCPUで(RAM容量は未発表)過去のどのiPhoneから変えても、スマホのサクサク感でストレスを感じることはないかと思います。
まとめると、今までと同じレベルのスマホを選べばスマホの価格は同じくらいでスマホのサクサク感は向上します。今までより良いレベルのスマホを選べばスマホの価格は向上しますがスマホのサクサク感もより向上します。逆に今までより低いレベルのスマホを選べばスマホの価格は下がりますがスマホのサクサク感も低下します。
スマホのサクサク感に対し早いとか遅いとかの感じ方は人によって大きく変わってくるものかと思います。結局今までのスマホとの比較になるのではないでしょうか?スマホのサクサク感重視のスマホの選び方としては、まず今ご利用のスマホがどのレベルのスマホか?を把握し、今までと同じレベル以上のスマホを選ぶこと。これが一番失敗しない選び方になると思います。
各キャリアのハイ、ミドル、ローのモデル区分は別の機会でまとめてご案内できればとおもいます。ご期待いただけますと幸いです。
自分が求める機能/性能を事前に考えておく
ROM、ディスプレイ、バッテリー、カメラについては非常にわかりやすく、たくさんの記憶容量を持つ(ROMが大きい)、ディスプレイが大きくてきれいに見える、バッテリーが大きく長持ちする、表現力豊かできれいな写真が撮れるといったことを望むと、スマホの価格が高くなり、それなりのもので良ければスマホの価格が安くなります。
例えば、沢山写真をとってインスタグラムにきれいな写真をアップしたいという方はROMが大きく、カメラ性能が高いスマホを選ぶとよいですし、動画をよく見るので、綺麗で大きな画面で見たいという方は大型で解像度の高いディスプレイのスマホを選ぶとよいですし、とにかく電話もWEBもSNSもメールもたくさんスマホを使うという方は大型バッテリーで長持ちするスマホを選ぶとよいということです。
これ以外にも、5Gに対応する/しないや、おサイフケータイや防水機能などスマホにはいろいろな機能がついており、使う人がどのような使い方をするかに応じた機能、性能を選ぶことが重要ですので、どのような使い方をするか、したいか、が事前にまとまっていると失敗しない選び方ができると思います。
スマホ本来の価格を見極めよう
最後はスマホの価格とのバランスということになるかとおもいますが、スマホの価格は前述のとおり総額又は現金販売価格/支払い総額の表記を見ていただきたいと思います。
これがスマホ本来の価格ですので、この価格に対しスマホのサクサク感や、どのような使い方をするかに応じた機能、性能を選びます。
その上で、後で機種変更するときに今のスマホを下取りに出すというプログラム等、端末に適用されるキャンペーンやキャリアを乗り換えたときに発生するキャリアの特典等を確認していただく。この様な順番でスマホを選んでいただけると、難解なスマホの違いがわかりやすくなるのではないかと思います。
最後に
結局のところユーザーである私たちが自分の使い方(どんな機能を使うか?)を把握し、自分の価値観(どのくらいのサクサク感を求めるか等)をしっかり持った上で、スマホ本来の価格を確認し、スマホを選んでいくことが自分にぴったりなスマホを選ぶ最善な道ではないかと思います。
各キャリアから発売されている個々の端末の違いに関しましてはこちらに詳しく解説がございます。
合わせてお読みいただけると幸いです。


フォンシェルジュでは、これからも皆様が自分にピッタリのスマホを選んでいただく為のいろいろな情報をご案内してまいります。