今回は料金が安い通話(電話)専用の格安SIMを新規・乗り換え(mnp)で探している方に向けて、音声通話に対応したおすすめの格安SIMをご紹介します。
一言で「料金が安い」といっても、
- 基本料金が安い
- かけ放題が安い
- 30秒あたりの通話料が安い
といったように、その意味は様々。
なので、この記事ではそれぞれの角度から最安・おすすめの格安SIMを検証していきます。
是非参考にしてみてください。
※2025年4月3日時点の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
※記載の料金や価格は税込表記です。
※ガラケーやガラホのプランは扱っていません。
状況別の通話のみ おすすめ格安SIMは
料金一覧表
まずは本記事で扱う音声通話対応の格安SIMの料金一覧表を以下に示します。表に載せている項目は「基本料金」「かけ放題(5分〜)」「30秒あたりの通話料」に絞り、基本料金が安い順に上から並べています。
基本料金 | かけ放題 | 通話料金 | |
---|---|---|---|
povo2.0 | 0円〜 | 5分 550円 かけ放題 1,650円 | 22円/30秒 |
mineo | 250円※1〜 | 10分 550円 かけ放題 1,210円 | 専用アプリ 10円/30秒 標準電話アプリ 22円/30秒 |
HISモバイル | 280円※2〜 | 5分 500円 かけ放題 1,480円 | 9円/30秒 |
日本通信 | 290円〜 (1GB) | 5分 or 月70分 390円 かけ放題 1,600円 | 11円/30秒 |
LINEMO | 990円〜 (〜3GB) | 5分 550円 7カ月間は0円 かけ放題 1,650円 7ヵ月間は1,100円 | 22円/30秒 |
IIJmio | 500円※3〜 (5GB) | 5分 500円 7ヵ月間は0円 10分 700円 7ヵ月間は0円 かけ放題 1,400円 3カ月間は0円 | 11円/30秒 |
楽天モバイル | 1,078円〜 (〜3GB) | 15分 1,100円 かけ放題 無料 Rakuten Linkアプリ 利用時 | 22円/30秒 |
※料金は税込。
※1 最大速度32kbps。
※2 データ利用量が100MB未満の場合。
※3 契約翌月から6ヶ月間。7ヵ月目から950円。
以下、「基本料金自体が安い格安SIM」「かけ放題(5分〜)が安い格安SIM」について整理していきたいと思います。
基本料金が安い おすすめ格安SIM
格安SIM | 基本料金 データ容量 | |
1 | povo2.0 | 0円 なし※1 |
---|---|---|
2 | mineo | 250円 なし※2 |
3 | 日本通信 | 290円 1GB |
※料金は税込。
※1 最大通信速度128kbps。
※2 最大通信速度32kbps。
上記のpovo2.0、mineo、日本通信の3社は基本料金が特に安い格安SIMとして人気を集めています(3社ともSMSの利用は可能)。
povo2.0は「データトッピング」の購入無しの状態だと、高速データ通信の利用はできません。ただ基本料金自体は0円なので「とにかく通話だけで持ちたい」「電話番号だけ持ちたい」という方にはうってつけの格安SIMです。
povo2.0の詳細についてはこちら。
上記表のmineoの料金プランは最大通信速度が32kbpsの「マイそく スーパーライト」。povo2.0同様、ほとんど高速通信が利用できませんが、こちらも通話専用の格安SIMとしておすすめしたい格安SIMです。
基本料金の安さではpovo2.0には負けていますが、mineoには「10分かけ放題」と「かけ放題」のオプションの月額料金が格安SIMの中でも突出して安いという特徴があります。
mineoの詳細についてはこちら。
日本通信の「合理的シンプル290プラン」も月額290円(税込)と安い料金で利用可能ですが、こちらのプランは1GB分のデータ容量付きなのでちょっとした利用には便利です。
さらに+月390円(税込)で5分かけ放題か月70分の無料通話もつけることができるという点で、非常にコスパに優れているプランであると言えます。
日本通信の詳細についてはこちら。
5分かけ放題 おすすめ格安SIM
「5分かけ放題をつけた時の料金を知りたい」
そんな方にうってつけなのは、「基本料金+5分かけ放題」が安い以下の格安SIMです。
povo2.0 | 日本通信 | LINEMO | IIJmio | |
基本料金 | 0円※1 | 290円 (1GB) | 990円〜 (〜3GB) | 950円 6ヵ月間は500円 (5GB) |
5分かけ放題 | 550円 | 390円※2 | 5分 550円 7カ月間は0円 | 500円 7ヵ月間は0円 |
合計 | 550円 | 680円 | 1,540円 7ヵ月間は990円 | 1,450円 7ヵ月間は500円 |
※料金は税込。
※1 最大通信速度128kbps。
※2 月70分無料通話も選択可能。
povo2.0、日本通信は基本料金が安いということ、そして5分かけ放題オプションの月額料金も安いことから5分かけ放題に加入した場合のランニングコストも抑えられています。
povo2.0の詳細についてはこちら。
日本通信の詳細についてはこちら。
またLINEMOには5分以内の国内通話がかけ放題になる月額550円(税込)の「通話準定額」が提供されていますが、こちらはキャンペーンによりLINEMO契約から7カ月間は毎月550円(税込)の割引が適用。つまり基本料金だけで5分かけ放題が利用できることになります。
IIJmioも同様に5分以内の国内通話がかけ放題になる月額500円(税込)の「通話定額5分+」が提供されていますが、こちらもキャンペーンにより(オプション申込から)7カ月間は毎月550円(税込)の割引が適用。
なのでLINEMO同様に基本料金だけで5分かけ放題が利用できることになります。さらにIIJmioの5ギガプランは基本料金に450円(税込)の割引が適用されるため、6ヵ月間は5分かけ放題込みの月額料金が500円(税込)で利用できます。
約半年間という期限つきにはなりますが、多少のデータ容量付きで5分かけ放題を利用したい方には、キャンペーンが実施されているLINEMOとIIJmioを検討してみてはいかがででしょうか?
LINEMOの詳細についてはこちら。
IIJmioの詳細についてはこちら。
10分かけ放題 おすすめ格安SIM
格安SIMの中で10分かけ放題を提供している会社はいくつかありますが、「基本料金+10分かけ放題」ではmineoの料金の安さが際立ちます。「10分かけ放題ならmineo」と言ってしまっても良いぐらいです。
mineo | NUROモバイル | イオンモバイル | IIJmio | |
基本料金 | 250円※1 | 1,320円※2 (1GB) | 803円 (0.5GB) | 950円 6ヵ月間は500円 (5GB) |
10分かけ放題 | 550円 | 基本料金に 含まれている | 935円 | 700円 7ヵ月間は0円 |
合計 | 800円 | 1,320円 | 1,738円 | 1,650円 7ヵ月間は500円 |
※料金は税込。
※1 最大通信速度32kbps。
※2 かけ放題ジャスト。
上記表のmineoの料金プランは最大通信速度が32kbpsの「マイそく スーパーライト」。
この料金プランがmineoの最安プランですが、10分かけ放題をつけても基本料金と合わせて月額1,000円いかないということが表から見て取れると思います。
10分かけ放題を安く使いたい方は、mineoを強くおすすめします。
mineoの詳細についてはこちら。
かけ放題 おすすめ格安SIM
どんなに長時間電話をしても通話料金がかからない完全かけ放題でおすすめの格安SIMは以下の通りです。
mineo | povo2.0 | 日本通信 | 楽天モバイル | |
基本料金 | 250円※1 | 0円※2 | 290円 (1GB) | 1,078円〜 (〜3GB) |
かけ放題 | 1,210円 | 1,650円 | 1,600円※2 | 無料 Rakuten Link アプリ利用時 |
合計 | 1,460円 | 1,650円 | 1,890円 | 1,078円 |
※料金は税込。
※1 最大通信速度32kbps。
※2 最大通信速度128kbps。
基本料金及びかけ放題オプションの月額料金が安いためか、ここでもmineoの料金の安さが一歩抜きん出ていますね。次点にpovo2.0が入ります。
mineoの詳細についてはこちら。
povo2.0の詳細についてはこちら。
楽天モバイルのかけ放題は「かけ放題オプションを利用して通話をする」というわけではなく、「Rakuten Link」という無料の通話アプリから発信することにより、通話料金が無料になります。
Rakuten Linkアプリは「RCS(Rich Communication Services)」という規格を使った通話方式のため(メッセージ送信の機能もあり)、一般的な音声通話とは品質が異なります。なので必ずしもクリアな通話ができるというわけではありません。
ただしかけ放題が利用できて月額1,078円(税込)で利用できる点では、楽天モバイルもまたコスパに優れた格安SIMと言えるでしょう。
楽天モバイルの詳細についてはこちら。
無料通話パックがある格安SIM
かけ放題ではなく、「一カ月に無料通話が〇〇分ついている」といった通話オプションがついている格安SIMにはmineoや日本通信があります。
mineo | 日本通信 | |
基本料金 | 250円※1 | 290円 (1GB) |
10分無料通話 | 110円 | ー |
70分無料通話 | ー | 390円 |
合計 | 360円 | 780円 |
※料金は税込。
※1 最大通信速度32kbps。
上記の表のmineoは最大通信速度が32kbpsの「マイそく スーパーライト」に「10分通話パック」をつけた合計料金です。
料金プランは違いますが実は筆者はmineo回線をメイン回線としており、この10分無料通話をつけています。余った無料通話分は翌月まで繰り越すこともできるので無駄がありません。
mineoの詳細についてはこちら。
上記の表の日本通信は「合理的シンプル290プラン」に「月70分無料通話」をつけた合計料金です。
月に70分の無料通話であれば5分や10分以上の通話が頻繁に多い方でもかなり安心して使えるのではないでしょうか?
日本通信の詳細についてはこちら。
ここまで基本料金が安い格安SIMや各かけ放題オプションの月額料金が安い格安SIMについてご紹介してきました。
ここからは格安SIM各社のサービス内容の詳細について解説していきます。
通話のみ格安SIMおすすめ7選はこれ!
それではここからは格安SIMのサービス内容について細かく見ていきたいと思います。
ご自身に合った格安SIMを選びましょう。
日本通信
事務手数料 | 3,300円 |
---|---|
料金プラン | 合理的シンプル290プラン 月額:290円(データ量:1GB) 合理的みんなのプラン 月額:1,390円(データ量:20GB) 5分かけ放題 or 月70分無料通話 合理的50GBプラン 月額:2,178円(データ量:50GB) 5分かけ放題 or 月70分無料通話 合理的かけほプラン 月額:2,728円(データ量:3GB) 24時間かけ放題 |
通話料金 | 11円/30秒 |
通話オプション | 月70分無料通話 390円 5分かけ放題 390円 24時間かけ放題 1,600円 or 1,200円 ※後述 |
通話用専用アプリ | なし |
利用回線 | ドコモ |
データくりこし | 非対応 |
データ量追加 | 220円/1GB |
通信制限時の速度 | 非公表 |
5G対応 | 〇 |
eSIM対応 | 〇 |
テザリング | 〇 |
支払方法 | クレジットカード |
※料金は税込。
- 基本料金が安い
- 5分かけ放題 or 月70分無料通話が安い
- VoLTE/VoLTE(HD+)に対応
- ドコモ回線しか選べない
- 1GBと20GBの間のプランがない
日本通信にはデータ容量とかけ放題オプションが含まれている(セットになっているか)か否かでプランが分かれています。
通話専用(待ち受け専用)で、データ容量を必要としないのであればデータ量が1GB使える「合理的シンプル290プラン」を契約。
そして月に17分以上通話をするようであれば、「通話5分かけ放題」をつける。あるいは5分以上の通話が多いようであれば「月70分無料通話」をつける。といったような契約方法をとってみるのも良いでしょう。
これらのオプションをつけても月額料金は680円(税込)。コスパの点でも日本通信は評価を得ています。
より多くのデータ量が必要な場合は「合理的みんなのプラン」「合理的50GBプラン」も検討してみましょう。
なお日本通信は自社で基地局を持たない格安SIMでは珍しく、「VoLTE/VoLTE(HD+)」に対応しているため、通話品質を気にする方にもおすすめです。
デメリットとしてはドコモ回線しか選べない点と、1GBと20GBの間のプランが提供されていないことが挙げられます。
ドコモの電波が入りにくい地域にお住まいの方だと利用に支障をきたしてしまうかもしれません。
通話オプションの整理
合理的シンプル290プラン
→5分かけ放題 or 月70分無料通話
+390円
→かけ放題
+1,600円
合理的みんなのプラン
→5分かけ放題 or 月70分無料通話
無料
→かけ放題
+1,600円
合理的50GBプラン
→5分かけ放題 or 月70分無料通話
無料
→かけ放題
+1,200円
povo2.0
データトッピングの種類
データ容量 | 料金 | 有効期限 |
---|---|---|
1GB | 390円 | 7日間 |
1GB | 1,260円 | 180日間 |
3GB | 990円 | 30日間 |
20GB | 2,700円 | 30日間 |
30GB | 2,780円 | 30日間 |
60GB | 6,490円 | 90日間 |
120GB | 21,600円 | 365日間 |
150GB | 12,980円 | 180日間 |
300GB | 9,834円 | 90日間 |
300GB | 24,800円 | 365日間 |
360GB | 26,400円 | 365日間 |
データ無制限 | 250円 330円 9,834円 | 6時間 24時間 7日間 12回分 |
※料金は税込。
※期間限定のものは公式のサイト参照。
事務手数料 | 0円 |
---|---|
基本使用料 | 0円※1 |
通話料金 | 22円/30秒 |
通話オプション | 5分かけ放題 550円/月 24時間かけ放題 1,650円/月 |
通話用専用アプリ | なし |
利用回線 | au回線 |
通信制限時の速度 | 最大128kbps |
5G対応 | 〇 |
eSIM対応 | 〇 |
テザリング | 〇 |
支払方法 | クレジットカード あと払い(ペイディ) |
※料金は税込。
※1 最大通信速度128kbps。
- 基本料金0円
- データトッピングの種類が豊富
- 自社で基地局がある→安定した電波
- 30秒あたりの通話料金が高い
auのオンライン専用プランであるpovo2.0は基本料金自体は0円。なので持つだけであれば料金はかからない点がおすすめのポイントです。
なので通話専用に使いたい方はもちろん、待ち受け専用で電話番号を持ちたいという方にもおすすめの格安SIMです。
povo2.0を契約しただけでは常に速度制限がかかったような状態で高速データ通信を利用することはできませんが、種類が豊富なデータトッピングを購入すればその問題も解決します。
ネックは今回ご紹介する格安SIMの中では30秒あたりの通話料金が22円(税込)と高めなところでしょうか。
1ヶ月の通話時間が12分を超える方は5分かけ放題をつけた方が良いでしょう。
mineo
事務手数料 | 3,300円 (事務手数料) 440円 (SIMカード発行手数料) |
---|---|
料金プラン | 【マイピタ】 1GB 1,298円 5GB 1,518円 10GB 1,958円 20GB 2,178円 50GB 2,948円 【マイそく】 スーパーライト(最大32kbps) 250円 ライト(最大300kbps) 660円 スタンダード(最大1.5Mbps) 990円 プレミアム(最大5Mbps) 2,200円 |
通話料金 | 10円/30秒 (専用アプリ) 22円/30秒 (標準電話アプリ) |
通話オプション | 10分かけ放題 550円 24時間かけ放題 1,210円 10分通話パック 110円 |
通話用専用アプリ | 通話オプション利用時は不要 10円/30秒で通話する際は必要 |
利用回線 | ドコモ、au、ソフトバンク |
データくりこし | 翌月末まで (マイピタのみ) |
データ量追加 | 55円/100MB |
通信制限時の速度 | 最大200kbps |
5G対応 | 〇 |
eSIM対応 | 〇 |
テザリング | 〇 |
支払方法 | クレジットカード |
※料金は税込。
- 基本料金が安い
- 通話オプションが安い
- 複数のキャリアの回線が使える
- マイピタの料金は高い
「10分かけ放題 おすすめ格安SIM」でもmineoを取り上げましたが、料金プランの内の一つである「マイそく スーパーライト」の料金は月額250円(税込)。
通信速度は最大32kbpsと低速なので正直データ通信での利用は厳しいですが通話専用として持つのであれば、povo2.0に次いでコスパが良いと言える格安SIMと言えるでしょう。
またmineoは10分かけ放題と24時間かけ放題の月額料金も他の会社に比べると安く設定されており、上記のマイそく スーパーライトとの合計料金はそれぞれ800円(税込)と1,460円(税込)。
この安さが評判となっています。
HISモバイル

事務手数料 | 3,300円 |
---|---|
料金プラン | 100MB 280円 1GB 1550円 3GB 770円 7GB 990円 10GB 1,340円 20GB 2,090円 (6分かけ放題つき) 30GB 2,970円 (6分かけ放題つき) |
通話料金 | 9円/30秒 |
通話オプション | 5分かけ放題 500円 24時間かけ放題 1,480円 |
通話用専用アプリ | なし |
利用回線 | ドコモ |
データくりこし | 非対応 |
データ量追加 | 200円/1GB |
通信制限時の速度 | 最大200kbps |
5G対応 | 〇 |
eSIM対応 | 〇 |
テザリング | 〇 |
支払方法 | クレジットカード |
※料金は税込。
- 基本料金が安い
- 30秒あたりの通話料金が最安
- VoLTE/VoLTE(HD+)に対応
- ドコモ回線しか選べない
HISモバイルも(1GBのプランを契約して)月の利用データ量を100MB未満に抑えれば月額280円(税込)という低料金プランを実現しています。
HISモバイルで特筆すべき点としては30秒あたりの通話料金が9円と業界最安級である点でしょう。
5分かけ放題の料金も月額500円(税込)と高くはないので月の通話時間が27分を超えるようであれば、このオプションをつけても良いと思います。
しかし30秒あたりの通話料金が非常に安いためオプションをつけるまでもない方もある程度多いでしょう。
なお日本通信同様、HISモバイルもVoLTE(HD+)に対応しているためクリアな通話品質が期待できます。
LINEMO

事務手数料 | 0円 |
---|---|
料金プラン | LINEMOベストプラン 〜3GB 990円 〜10GB 2,090円 LINEMOベストプランV 30GB 2,970円 (5分かけ放題つき) |
通話料金 | 22円/30秒 |
通話オプション | LINEMOベストプラン 5分かけ放題 550円 7カ月間は0円 24時間かけ放題 1,650円 7カ月間は1,100円 LINEMOベストプランV 5分かけ放題 0円 24時間かけ放題 1,100円 7カ月間は550円 |
通話用専用アプリ | なし |
利用回線 | ソフトバンク |
データくりこし | 非対応 |
データ量追加 | 550円/1GB |
通信制限時の速度 | LINEMOベストプラン 最大300kbps (15GB超過時最大128kbps) LINEMOベストプランV 最大1Mbps (45GB超過時最大128kbps) |
5G対応 | 〇 |
eSIM対応 | 〇 |
テザリング | 〇 |
支払方法 | 口座振替 クレジットカード |
解約金 | 契約当月に解約した場合、 990円(税込)が発生 |
※料金は税込。
- LINE利用時のデータ消費ゼロ
(一部対象外サービスあり) - 半年間の通話オプションキャンペーン
- 自社で基地局がある→安定した電波
- 30秒あたりの通話料金が高い
ソフトバンクのオンライン専用プランLINEMOには「LINEMOベストプラン」と「LINEMOベストプランV」の2種類が提供されています。
通話専用であればデータ容量が小容量〜中容量のLINEMOベストプランを検討してみるのが良いでしょう。
またLINEMOには「LINEギガフリー」といってLINE利用時のデータ消費量がゼロになるサービスが提供されています。
トーク以外にも音声通話、ビデオ通話の利用時もLINEギガフリーの対象なので、LINEの音声通話を通話料金節約のために使うという手もあります。
ちなみにLINEMOは契約当月に解約した場合は990円(税込)の契約解除料が別途かかる点には注意しましょう。
LINEMOにはサービス開始当初から通話オプションが7カ月間にわたって550円(税込)割引されるキャンペーンが実施中です。
さらに他社から乗り換えで14,000円相当のPayPayポイントがもらえるキャンペーンも実施中です。
IIJmio
事務手数料 | 事務手数料 3,300円 SIMカード発行手数料 433円(ドコモ回線) 446円(au回線) |
---|---|
料金プラン (キャンペーン無し) | 2GB 850円 5GB 950円 10GB 1,400円 15GB 1,800円 25GB 2,000円 35GB 2,400円 45GB 3,300円 55GB 3,900円 |
料金プラン(6カ月間) (キャンペーン期間中) | 2GB 850円 5GB 500円 20GB 900円 25GB 1,800円 35GB 2,000円 45GB 2,400円 55GB 3,300円 65GB 3,900円 ★キャンペーン内容 5GBプラン 450円割引 10GBプラン 10GBデータ増量+500円割引 15GB〜55GBプラン 10GBデータ増量 |
通話料金 | 11円/30秒 |
通話オプション | 5分かけ放題 500円 7カ月間は0円 10分かけ放題 700円 7カ月間は0円 24時間かけ放題 1,480円 3カ月間は0円 |
通話用専用アプリ | なし |
利用回線 | ドコモ、au |
データくりこし | 翌月末まで |
データ量追加 | 220円/1GB |
通信制限時の速度 | 最大300kbps |
5G対応 | 〇 |
eSIM対応 | 〇 |
テザリング | 〇 |
支払方法 | クレジットカード |
※料金は税込。
- キャンペーン期間中は安い
- キャンペーン期間終了後は高い
IIJmioは2025年6月2日まで「トクトクキャンペーン+」というお得なキャンペーンが実施中です。
期間中に契約を申し込むとプランによって割引を受けられたり、データ容量が増量されたりする特典を受けることができます。
さらに料金プランの特典だけでなく、5分かけ放題と10分かけ放題の通話オプションが7カ月間にわたって0円で使える特典も用意されています。
通話専用として使うのであれば5GBプランを6カ月間500円で契約し、10分かけ放題のオプションである「通話定額10分+」を7カ月間0円で使うのがおすすめ。
私事で恐縮ですが、筆者もこのIIJmioのキャンペーンに惹かれ5GB+10分かけ放題で契約しようかと迷いました。
しかし事務手数料がネックとなったため、mineoの方に乗り換えをしました(mineoには事務手数料が免除される方法があったため)。
キャンペーン期間中という制限はつきますが、期間中であればIIJmioは5分かけ放題、10分かけ放題をつけた料金で最安の格安SIMとなります。是非検討してみてください。
楽天モバイル
事務手数料 | 0円 |
---|---|
料金プラン | 〜3GB 1,078円 〜20GB 2,178円 データ無制限 3,278円 |
通話料金 | 無料 (Rakuten Linkアプリ) 22円/30秒 (標準電話アプリ) |
通話オプション | 15分かけ放題 1,100円 |
通話用専用アプリ | 通話無料を利用する場合は Rakuten Linkから |
利用回線 | 楽天モバイル、au |
データくりこし | 非対応 |
5G対応 | 〇 |
eSIM対応 | 〇 |
テザリング | 〇 |
支払方法 | 口座振替 デビットカード クレジットカード |
※料金は税込。
通話専用格安SIMで最後にご紹介するのが楽天モバイルです。
楽天モバイルの料金プランはその月に使ったデータ量に応じて料金が決まる従量課金制の料金プランです。
最低基本料金は利用データ量3GBで1,078円(税込)。今回ご紹介した格安SIMの中では基本料金は高めですが、こと24時間かけ放題に関しては「Rakuten Link」という無料アプリから発信すればなんと通話料金が無料。
どれだけ通話しても通話料金がかからないという意味では、楽天モバイルこそ「最安」と言えるでしょう。
また楽天モバイルは格安SIMでありながら実店舗での受付もされているので、契約手続きなどについて色々と聞きたいことがある方でも安心して契約できる格安SIMです。
通話のみ格安SIMのメリットはこれ
ここからは通話のみの格安SIMを契約するメリットについて解説していきます。
では1つずつ詳しく解説していきます。
通話のみなので月額料金を安く抑えられる
スマホの月額料金は、利用できるデータ通信量が多くなるにつれて、月額料金が高くなっていきます。
しかし、通話のみで利用する場合、利用できるデータ通信量は最低限で大丈夫です。
そのため、格安SIMで提供している料金プランの中で最安のプランを選択すれば、維持費を500円以内に抑えることだってできます。
サブ回線として契約しておけば通信障害などが起こっても安心
格安SIMを通話のみで利用する場合、最安0円〜利用することができます。
そのため、通信障害や災害時などのサブ回線用としての契約もおすすめです。
サブ回線を1つ持っておけば、メイン回線が利用できなくなった場合でも、大事な連絡や緊急連絡をすることができるので安心です。
通話品質は大手キャリアと変わらない
格安SIMのデメリットの1つとして「通信速度が遅い」という点があげられます。
このことが理由で「通話の品質も悪いのでは?」と思ってしまう方もいるでしょう。
ですが、実は格安SIMの通話品質は大手キャリアとほとんど変わりません。
今回紹介した日本通信SIMは、大手通信キャリアと同じVoLTE/VOLTE(HD+)、HISモバイルはVoLTE(HD+)に対応しています。
3G回線を利用する音声通話よりも音質がクリアで高品質な通話が可能。
そのため、通話品質が気になるという方でも、安心して契約ができます。
注意
しかし、安い通話料金で利用するためには、専用アプリからの発信を条件にしている格安SIMは、通話品質が少し悪くなってしまうので注意しましょう。
品質としては、LINE通話と同等程度と考えておくのがいいと思います。
通話のみ格安SIMのデメリットはこれ
ここからは通話のみの格安SIMを契約するデメリットについて解説していきます。
では1つずつ詳しく解説していきます。
通話料を安くするには専用アプリからの発信が必要な場合がある
今回紹介させていただいた格安SIMの多くは、通話料金が大手キャリアよりも安いところがほとんどです。
しかし、通話料金を安くするには「専用アプリからの発信」が条件になっている格安SIMもあります。
それを知らずに、通常の通話アプリを使って通話をしてしまうと、通話料金が高くなってしまうので注意しましょう。
今回紹介した格安SIMだと、以下の2社が専用アプリからの発信が必要です。
- 楽天モバイル(Rakuten Link)
- mineo(mineoでんわ)
(通話料金を安くするため)
24時間かけ放題オプションがない場合がある
大手キャリアでは24時間かけ放題オプションが用意されていますが、格安SIMでは24時間かけ放題オプションが用意されていない場合があります。
格安SIMによって異なりますが、1回5分以内や10分以内と、通話時間に制限がある場合が多いです。
指定された通話時間を過ぎてしまうと、通常の通話料金がかかってしまいますので、注意しましょう。
普段自分がどのくらいの時間通話することが多いのかを考えてから、それに合わせて格安SIMを選ぶのが良いでしょう。
店舗などでサポートが受けられないケースもある
格安SIMの多くは、ドコモ、au、ソフトバンクなどの大手通信キャリアと異なり実店舗でのサポートを受けることができないケースがほとんどです。
本記事で扱った格安SIMのうち、購入時の受付・購入後でもサポートを受けられる店舗を全国に構えているのは楽天モバイルだけ。なので格安SIMは基本的にオンラインで自己完結できる方に向いているサービスと言えます。
支払い方法はクレジットカードが主流
格安SIMの多くは支払い方法がクレジットカードに限定されています。
よってクレジットカードをお持ちでない方は契約することができません。
格安SIMに乗り換えて、月額料金を安くしよう!
いかがでしょうか?
今回は通話のみの格安SIMで、2025年4月3日現在におけるおすすめの7社についてまとめさせていただきました。
スマホで通話しか使わないという場合、格安SIMに乗り換えれば、月額料金500円以内に抑えることだって可能です。
また、通信速度などの通信品質もあまり気にする必要がありません。
通話しか使わないという人は、格安SIMへの乗り換えを検討してみましょう。