先日、現行の販売されている機種の値上げがあったiPhoneですが、これから店頭で機種変更をするのであれば
性能が良いものを使いたい
機種代金を出来るだけ抑えたい
など、様々な気になる要素があると思います。
今回は機種の購入を検討されている方向けに、どのiPhoneがオススメなのかを、現行で販売されているモデルと2~3年前のモデルの性能比較をもとに、解説していきます。
iPhoneとは?
iPhoneとはアップル社が開発・販売している、スマートフォンのシリーズの総称を指します。
日本では2008年頃から爆発的に普及し始めました。
iPhoneはAndroidスマートフォンに比べると、アップル社が一貫して本体から内部のシステムまで作っているため、サクサク動作がしやすいように調整されています。
そのため、製品としてのセキュリティが高い面や、その他のアップル社の製品との互換性が高く、アップル製品を使うお客様に多く選ばれています。

また、iPhoneは毎年9月頃には最新機種の発表会があり、毎年ラインナップが増えていきます。
機種が増えると「結局どれがいいのか?」という問題が出てきます。
まずは、そんなiPhoneを選ぶ際のポイントを見ていきましょう。
iPhoneを選ぶ際のポイントは?
iPhoneを選ぶ際のポイントはいくつかあります。
今回はiPhone選びの際に気をつけるべき、4つのポイントをご紹介いたします。
端末代金
1つ目は端末代金です。
iPhoneといえば、みなさま「高い」という印象をお持ちではないでしょうか?
iPhone13などは最新の機能が搭載されたカメラのレンズや、スマホの脳みその部分であるチップも最新のプロセッサが搭載され、快適かつ大容量の内部ストレージを持つため、10万円を超える機種が多くなってきています。
しかし、最近ではiPhoneSE(第3世代)のような、約6,7万円で買えるものも販売され、選択の幅が増えました。

同じ機種だとしても内部ストレージによって料金が異なります。
内部ストレージ
iPhoneは同じ機種でも3〜4種類の内部ストレージから利用する量に合わせて購入時に選ぶ事ができます。
内部ストレージは、写真や動画、アプリのデータをどれだけ保存ができるかの指標となっています。
例えば、最近発売のiPhone SE(第3世代)では、64,128,256GBの3つのモデルが存在し、内部に保存された写真や動画の量や、アプリの内部ストレージの利用量を確認して新しく購入するモデルを選ぶことができます。
容量の大きいものほど、料金は高くなりますが、写真や動画をいっぱい撮る方などは大きい容量のものを選ぶ事がおすすめです。
サイズ・デザイン
毎年新しいiPhoneが発売されますが、iPhone X以降はフル画面のディスプレイが搭載されました。
フル画面とはスマホ全体がディスプレイになっていてボタンなどが前面に無い状態を言います。
ホームボタンの有無に合わせて、iPhoneの画面サイズは飛躍的に大きくなりました。




また、大きさより使い勝手を重視される方向けとして、女性でも片手で操作のしやすいminiシリーズなども発売されています。
その後はiPhoneSE(第2世代)やiPhoneSE(第3世代)など、以前のiPhone8と同じサイズ、同じ筐体を利用したホームボタンを搭載する機種も最近では販売がされるようになりました。



ホームボタンの有無や好みの色味でさまざまな選択ができるのです!
性能
iPhone11以降のモデルでは、同じシリーズの中でも大きさやカメラの性能、電池容量の違いなどさまざまな違いが存在します。
2020年10月に発売されたiPhone12、iPhone12miniの後継モデルとなります。
アルミフレームの角ばったデザインとガラス張りの背面なのはそのまま。
本体のサイズとしてはiPhone 12シリーズとほぼ同じですが重量は若干増加し、カメラのレンズ部分が大きくなりました。
前モデルであるiPhone12Pro、iPhone12ProMAXで採用されていた、ステンレスフレームで角張ったデザインとなります。
背面はマットな質感のガラス面となっていて高級感のあるものとなっています。
こちらもカメラのレンズ部分が大きくなりました。
このように選ぶ際のポイントは数多く存在します。
現行モデルと過去のシリーズを近いスペックのモデルで比較していきましょう。
iPhone13シリーズとiPhoneSE(第3世代)の違い
基本的に現行で店頭に並ぶラインナップとしては、iPhone13、iPhone13mini、iPhone13pro、iPhone13proMAX、iPhoneSE(第3世代)です。
iPhone13![]() ![]() | iPhone13mini![]() ![]() | iPhone13Pro![]() ![]() | iPhone13Pro MAX![]() ![]() | iPhoneSE(第3世代)![]() ![]() | |
カラー | レッド スターライト ミッドナイト ブルー ピンク グリーン | レッド スターライト ミッドナイト ブルー ピンク グリーン | アルパイングリーン シルバー ゴールド グラファイト シエラブルー | アルパイングリーン シルバー ゴールド グラファイト シエラブルー | レッド スターライト ミッドナイト |
ディスプレイ | 6.1インチ 有機EL(OLED) Super Retina XDR HDR | 5.4インチ 有機EL(OLED) Super Retina XDR HDR | 6.1インチ 有機EL(OLED) Super Retina XDR HDR | 6.7インチ 有機EL(OLED) Super Retina XDR HDR | 4.7インチ Retina HD |
画面解像度 | 2,532 x 1,170ピクセル 460ppi | 2,340 x 1,080ピクセル 476ppi | 2,532 x 1,170ピクセル 460ppi | 2,778 x 1,284ピクセル 458ppi | 1,334 x 750ピクセル 326ppi |
サイズ (高さ×幅×厚み) | 146.7×71.5×7.65 | 131.5×64.2×7.65 | 146.7×71.5×7.65 | 160.8×78.1×7.65 | 138.4×67.3×7.3 |
重量 | 173g | 140g | 203g | 238g | 144g |
プロセッサ | A15 Bionic | A15 Bionic | A15 Bionic | A15 Bionic | A15 Bionic |
ストレージ | 128GB 256GB 512GB | 128GB 256GB 512GB | 128GB 256GB 512GB 1TB | 128GB 256GB 512GB 1TB | 64GB 128GB 256GB |
防水 | IP68 | IP68 | IP68 | IP68 | IP67 |
Touch ID | |||||
Face ID |
まず大きく分けてiPhone13シリーズとiPhoneSE(第3世代)では、主に5点の違いがあります。
- iPhoneSE(第3世代)の方が価格が圧倒的に安い
- iPhone13シリーズはカラーバリエーションが豊富
- カメラがiPhoneSE(第3世代)では単眼、iPhone13シリーズは複数搭載
- 生体認証が指紋認証と顔認証
- iPhone13の方がバッテリーが長持ち
表にまとめると以下の通りです。
5つのポイント | iPhone13 シリーズ | iPhone SE (第3世代) |
---|---|---|
価格 | 高い | 安い |
カラー バリエーション | 多い | 少ない |
カメラ | 複数搭載 | 単眼 |
生体認証 | 顔認証 | 指紋認証 |
では1つずつ詳しく見ていきましょう。
iPhoneSE(第3世代)の方が価格が安い
iPhoneSE(第3世代)は各キャリアや容量により料金は異なりますが、最大容量の256GBのモデルを購入する場合でも、10万円を超えることはありません。
しかし、iPhone13シリーズの場合、iPhone13 miniの最低容量の128GBのモデルでも、最安値は楽天モバイルの99,800円で10万円を超えるものがほとんどです。
そのため、価格を重視する場合、iPhoneSE(第3世代)を選ぶことをおすすめします。
iPhone13シリーズは豊富なカラーバリエーションから選べる
カラーバリエーションでは
iPhone13シリーズ
iPhone13、iPhone13 mini…6色
iPhone13 Pro、iPhone13 Pro Max…5色
の展開がされています。対してiPhoneSE(第3世代)は3色のため、色味を重視する場合、iPhone13シリーズの方が好みの色が見つかるかもしれません。
カメラがiPhoneSE(第3世代)では1つのレンズ、13,13Proシリーズは複数レンズ搭載
一眼レフのような写真をスマホで撮影するには、カメラのレンズを増やさないといけませんが、1つのレンズに集約してしまうとその分カメラが大判化してしまいます。
そこで最近のスマホではカメラを複数搭載したモデルが増えています。
複数搭載されたカメラにはそれぞれ役割があり、
iPhone13、iPhone13 miniを選ぶ場合、広角や超広角
iPhone13Pro、iPhone13Pro MAXを選ぶ場合、そこに望遠機能まで搭載されます。
そのため、端末自体が撮影状況に応じてカメラを使い分け、撮影した写真に“ボケ味”を出したりと、非常に綺麗な写真や動画を撮影することができます。
生体認証の仕組みが違う
iPhoneSEシリーズは生体認証としてTouch IDを採用しており指紋認証つきのホームボタンが人気の理由の1つでもあります。
現在ではアップデートにより解消されていますが、コロナ禍でのマスク生活によって、マスクを外しての顔認証がしにくいため、iPhoneSE(第3世代)の指紋認証は機種を選ばれる要素になっていました。
その頃の名残で今でもホームボタン付きのモデルが利用する方も多いです。
iPhone13シリーズとiPhoneSE(第3世代)どっちがオススメ?
結論、iPhone13シリーズとiPhoneSE(第3世代)を比べる場合、
カメラの性能や端末の色を選択したいなら
iPhone13シリーズがおすすめ!
コスパを重視するなら
iPhone13シリーズと同じチップを使用していて安価なiPhoneSE(第3世代)がおすすめ!
となります。
iPhone13シリーズと過去シリーズを比較
iPhone13シリーズに機種変更される方の多くは、今までと同じような利用方法でスマホを活用したいということで、iPhone11シリーズなどのフル画面のモデルから変更をされる方が多数となっています。
そこで、iPhone13になったことで何が変わったのか4つご紹介します!
- Pro、ProMaxに加えてminiが追加
- 64GBモデルがなくなり、新たに512GB、1TBが選択可能に
- カメラ性能向上
- 搭載プロセッサの性能が向上
表にまとめると以下の通りです。
iPhone13 シリーズ | iPhone11 シリーズ | |
---|---|---|
ラインナップ | 通常 mini Pro Pro MAX | 通常 Pro Pro MAX |
内部容量 | 128GB 256GB 512GB 1TB Pro,ProMAXシリーズのみ | 64GB 128GB 256GB |
プロセッサ | A15 Bionic | A13 Bionic |
カメラ性能 | 広角:ƒ/1.6 絞り値 超広角:ƒ/2.4 絞り値 動画撮影時:シネマティックモード搭載 ドルビービジョン対応 | 広角:ƒ/1.8 絞り値 超広角:ƒ/2.4 絞り値 |
それではそれぞれ見ていきましょう!
Pro、ProMaxに加えてminiが追加
iPhone12より新たに登場したminiモデル。
iPhone8以前と比べると、縦横の長さが約1cm程度大きくなり、iPhone11にする際に不便を感じていた方もminiの登場により操作性向上。
女性やお子様に持たせる場合に選ばれています。
64GBモデルがなくなり、新たに512GB,1TBが選択可能に
iPhoneの特性上、写真などのデータを端末上に保存するため、多くの容量が必要になる場合があります。
iPhone13シリーズでは最大で4つの容量(128GB、256GB、512GB、1TB)から最適なモデルを選べるようになりました。
カメラの性能が向上
カメラ性能は格段に向上しており、センサーが手ブレを検知し補正をしてくれたり、被写体2cmまで近づいてのマクロ撮影やしぼりが向上し、暗所でも綺麗な撮影が可能になりました。
また動画撮影時には、ピントを自動的に変更できるシネマティックモードが搭載されました。
搭載プロセッサの性能が向上
iPhoneの脳みその部分と言われている、動作の処理を行うパーツとして、プロセッサというものが存在しています。
iPhone13シリーズには、A15 Bionicというプロセッサが搭載されています。
結果、iPhone13シリーズは過去シリーズと比較して、快適に、より写真を綺麗に撮れるため、非常におすすめとなっています。
iPhoneSE(第3世代)と過去シリーズを比較
iPhone13シリーズと同様に、2年前に登場したiPhoneSE(第2世代)との比較を3つご紹介します!
- 機種サイズは一緒で4g減少
- 最新のプロセッサを搭載
- 電池持ちの向上
表にすると以下の通りです。
iPhone SE (第3世代) | iPhone SE (第2世代) | |
---|---|---|
サイズ (高さ×幅×厚み) | 138.4×67.3×7.3 | 138.4×67.3×7.3 |
重量 | 144g | 148g |
プロセッサ | A15 Bionic | A13 Bionic |
バッテリー持ち (動画再生) | 最大15時間 | 最大13時間 |
それではそれぞれ見ていきましょう!
機種サイズは一緒で4g減少
iPhoneSE(第2世代)はiPhone8の頃から変わらない大きさ重さでしたが、iPhone(第3世代)に入り、端末重量が144gと4g減少しました。
最新のプロセッサを搭載
先ほどのiPhone11とiPhone13の比較の際にも登場しましたが、
- 端末の脳みそに当たる部分が向上
- 作業スペースが増えた
ことで、動作がスムーズに行え、より快適にスマホを利用できるようになりました。
電池持ちの向上
プロセッサの向上によって、操作が最適化されたため電池持ちも向上しております。
普段のSNS利用やネット閲覧であれば問題なく1日持つようになっています。



長期間の利用によって電池は劣化するのでご注意下さい!
今までの使用感で快適に利用できるため、iPhoneSE(第2世代)からの機種変更はとてもオススメです。
まとめ


今回はそれぞれの機種の優れている点などをまとめていきました。
iPhone13シリーズがオススメの方
- 写真や動画を綺麗に撮りたい方
- 多くのカラーバリエーションやサイズから検討されたい方
iPhone SE(第3世代)がオススメの方
- 価格重視で機種を選びたい方
- 指紋認証を利用されたい方
機種ごとの細かい詳細情報は別の記事でご確認できますので、併せてご確認ください。
\まとめ /
フォンシェルジュ提携店のTOP1では、商品知識豊富なスタッフが現在の機種との比較をわかりやすく説明します。
ぜひ、お気軽にお越しくださいませ!

