iOS17アップデート対象外となったiPhone8はいつまで使える…?
iOSサポート終了…この発表に関して、筆者も他人事ではありませんでした。
なぜなら筆者の両親もiPhone8を使用しているからです。
携帯やら精密機器には疎い両親ですが、iPhone8がサポート終了になることを知っていました。
サポート終了だから買い替えなきゃいけないの?
セキュリティとか心配なんだけど…
と、心配性の両親は出てくる出てくる質問の嵐でした。
そこで今回は、筆者の両親のようにiPhone 8を利用している方、またはサポート対象外機種に入ってしまったiPhone8 Plus、iPhone Xを利用している方は今後どうすればいいのか?
実際に筆者の両親のiPhone 8を、iPhone 13 miniへ機種変更しましたので何故そうしたのか解説していきます!
機種変更以外にも選択肢はいくつかあると思いますので、本記事を参考に自分に合った選択していただければと思います。
iOSサポート終了とは?
iPhoneのサポート終了とは、一体どういうことなのでしょうか?
サポート終了と聞くと、
- もう使えなくなる
- 何か不具合が起きても自己責任
- セキュリティが危ない
といったような感じに聞こえますが、実際はそうではありませんのでご安心下さい。
今回サポート終了という言葉を使っていますが、Apple公式ではサポート終了という言葉は使っておらず、iOS対象機種の中にiPhone 8、iPhone8 Plus、iPhone Xが入っていなかったため、世間がサポート対象外と言っているだけです。
なので結論から申し上げますと、
今すぐ何か困ることはないですし
機種変更を急ぐ必要もないです。
しかし、今後困ることは出てきますので、そちらを詳しく解説します。
新iOS非対応になると何が起きるのか?
「今すぐ」は困らないですが、「徐々に」困ることが増えてくるといった方が正解かもしれません。
「徐々に」とは、一体どういうことでしょうか?
- 最新の機能が使いたいか?
- 使えなくなったら困るアプリがあるか?
- AppleWatchを購入する予定はないか?
このあたりを頭に浮かべながら、ご確認いただければと思います。
新しいiOSにアップデート出来ないので最新の機能が使えない
新しいiOSにアップデート出来ないということは、これから配信される最新の機能は全て使えないということです。
現状に満足している、最新の機能には興味ないという方は、読むのを飛ばしていただいて大丈夫です。
最新機能とは一体どういったものでしょうか?
例えば、先日iPhone15シリーズの発売に合わせて新しいiOS「iOS17」が配信されましたが、iOS17の機能のうち日常的に使うと便利で多くの人が使いそうな機能は「スタンバイ」だと思います。
「スタンバイ」とは?
iPhoneを横向きにして充電しておくと、時計などを常時表示させておける機能です。
AmazonのEchoShow(エコーショー)で、「アレクサ」に話しかけていない時に時計や背景の写真を表示しておける機能に似ていますね!
「スタンバイ」機能について、詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。
この機能に限らず、iOSがアップデート出来ない=今後配信される新機能は使えないということになります。
利用出来なくなるアプリが徐々に増加してくる
アプリに対しても、「徐々に」困ることが増えてきます。
iOSのアップデートによりソフトウェアが最新の状態になると、アプリも定期的にアップデートを行い同じく最新の状態にしてきます。
各アプリは「このアプリはiOS●.●以降が必要です」と古いバージョンのiOSだと互換性がないということで、最悪使えなくなってしまうというわけです。
下記のようにお知らせが配信される場合もあります。
今まで使っていて調子が良かったアプリが突然使えなくなってしまっては困ると思いますが、すぐに使えなくなることはありませんので、アプリが使えなくなるとわかってから、機種を変更するのでも良いと思います。
新AppleWatchが使えない
AppleWatchを使うためにはiPhoneとペアリングする必要があるのですが、今回発売されたAppleWatchのようにWatch OS10を搭載したモデルは、iOS17にアップデートされたiPhoneXS以降のiPhoneとペアリングする必要があるとAppleは発表しました。
ですので、もし最新のAppleWatchを買いたいな!と検討していた方は、
iPhone 8(iPhone 8 Plus、iPhone X)ですと使うことが出来ません。
※ただしWatch OS9を搭載したモデルであれば、iOS16にアップデートされたiPhone8でも使用可能です。
あくまで最新のAppleWatchが利用出来ないということです。
ペアリングとは?
iPhoneとAppleWatchを無線(Bluetooth)で接続設定し、情報を登録することです。
iPhoneが使えなくなる?セキュリティ面は大丈夫?
みなさん、1番心配になるのがセキュリティ面ではないでしょうか?
iOSアップデートの主な目的は、「新機能追加」「不具合の解消」「セキュリティ強化」になりますが、重要なセキュリティアップデートは古いiphoneでもリリースされます。
例えば今年1月にもiPhone5sや6向けのiOS12.5.7も配信されました。
iPhone5sは2013年9月20日に発売された機種ですので今から10年前の機種です。Appleのセキュリティアップデートのサポート期間は本当に長いので安心して使い続けられますね。
本当にセキュリティは大丈夫?
気になったので、Appleのサポートデスクにも問い合わせましたが、セキュリティのアップデート情報の詳細(いつまで配信される等)は分かりかねますが、今まで通りの認識で問題ないと思うとの回答でした。
iPhone8からの機種変更おすすめの機種
ここまでサポート終了に伴い、出来なくなることやセキュリティに関して解説してきましたが、結論からお伝えすると「そのままで大丈夫」です。
今お使いのiPhone自体、壊れていたり不具合が出ているなどない場合は、スルーして問題ないと思います。
ただ筆者の両親は、iPhone 8で壊れたりしていませんが今回のサポート終了を「ひとつの買い替え時」と捉え、機種変更する選択肢を選びました。
ここからは同じように機種変更しようか考えている方に、おすすめの機種をご紹介します。
新しいiPhoneをどこで購入したら良いか悩むと思いますが、もしキャリア(携帯電話会社)で購入すると決めている方は、待ち時間や手数料を考えると店舗よりもオンラインショップがおすすめです!
またオンラインショップの中でも、スマホ本体だけ購入が出来る楽天モバイルは他のキャリアより本体価格が安い傾向にあります。
ドコモやauお使いの方でも、本体だけ楽天モバイルで購入することも出来ますので是非下記の公式サイトで確認してみて下さい。
フォンシェルジュのLINE公式アカウントでも、機種に関するご相談を随時承っております。ぜひご活用下さい
iPhoneSE(第3世代)
iPhoneSE(第3世代)は、iPhone 8とほぼ同じです!
スペック表
iPhone8 | iPhoneSE(第3世代) | |
---|---|---|
サイズ | 138.4mm×67.3mm×7.3mm | 138.4mm×67.3mm×7.3mm |
ディスプレイ | 4.7インチRetina HD | 4.7インチRetina HD |
重さ | 148g | 144g |
ストレージ | 64GB/128GB/256GB | 64GB/128GB/256GB |
プロセッサ | A11 Bionic | A15 Bionic |
生体認証 | 指紋認証(Touch ID) | 指紋認証(Touch ID) |
見た目やデザイン、本体大きさまでほぼ一緒ですが、違う点は黄色い部分で示した上記スペック表の重さと、処理能力です。
処理能力はiPhone13、iPhone14と同じA15 Bionicが搭載されたため、処理能力自体はiPhoneSE(第3世代)よりも新しい機種iPhone13同等です。
2022年3月18日に発表されたモデルですので、まだまだ現役機種です。
今回のようにサポート対象外に入る心配はしばらくないので安心ですね。
価格の確認はこちらから
iPhone13mini
スペック表
iPhone 8 | iPhone 13 mini | |
---|---|---|
サイズ | 138.4mm×67.3mm×7.3mm | 131.5mm x 64.2mm x 7.7mm |
ディスプレイ | 4.7インチRetina HD | 5.4インチSuper Retina XDR |
重さ | 148g | 140g |
ストレージ | 64GB/128GB/256GB | 128GB/256GB/512GB |
プロセッサ | A11 Bionic | A15 Bionic |
生体認証 | 指紋認証(Touch ID) | Face ID |
上記のスペック表を見て頂けると分かる通り、先程紹介したiPhoneSE(第3世代)よりも黄色い部分=違う点が多いです。
ではなぜiPhone 8ご利用中の方に、こちらのiPhone 13 miniがおすすめなのでしょうか?
iPhone 13 miniはiPhone 8に比べて本体サイズは小さいですが、画面のサイズが大きいので画面がとても見やすいです。
また、iPhone 8よりも軽いのも嬉しいポイントですね!
こちらのスペック表には載せてませんが、カメラもシングルカメラ→デュアルカメラに変わり、超広角レンズも搭載しているのでiPhone 8よりもカメラ性能よくしたいという方は、iPhone 13 miniがおすすめです。
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まとめ
今回は、iOS17アップデート対象外となったiPhone8はいつまで使えるのか?について解説いたしました。
実際、筆者の両親は
- 本体サイズはあまり大きすぎないもの
- 画面は見やすい
- カメラたくさん撮りたい
という要望でしたのでiPhone 8からiPhone 13 miniに機種変更いたしました。
参考までに価格は、au→auの機種変更(5G機種変更おトク割、スマホトクするプログラム適用)で実質負担額38,890円(税込)でした!
auオンラインショップで手続きしました。
参考にしていただけたら嬉しいです。
では、本記事のまとめです。
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