2022年10月25日ついにIIJmioで音声対応eSIMの利用ができるようになりました!
今までのIIJmioは音声対応プランの場合、物理的なSIMカードが必要だったため、申し込みしてから自宅に届くまで日数がかかっていました。
ですが、この音声対応eSIMの登場により、申し込みしてから即日で利用が開始できるようになりました!
今回はそんな便利なIIJmioの音声対応eSIMの詳細や利用方法について解説させていただきます!
IIJmio音声対応eSIMとは?
IIJmioについてご説明する前にeSIMとは?というところの疑問にお答えしようと思います。
皆さんは日常生活の中で、スマホやタブレットを使って電話をしたり、インターネットを利用していると思います。
そんな時に必要になるのがsimカード(物理sim)です。

物理SIMには契約者の電話番号などの情報が含まれており、それをスマホやタブレットなどの通信機器に挿すことによって、通信を行えるようになります。
ただ物理的にSIMカードを差し込まなくても通信を行える「eSIM」と言われるものが登場してきました。
eSIMは物理simとは違って、スマホ本体に契約者情報を書き込むことができます。
いわゆる電子simと言った目に見えないSIMカードのことを言います。
そんなeSIMを利用すると1つのスマホの中に物理SIMとeSIMを両方入れるということができ、うまく活用することができれば、料金の見直しなどにも繋がってきます。
細かくは後ほど説明していきますので、ぜひ楽しみにしていてください!
eSIMについては別の記事でも説明していますので、ぜひ併せてご確認ください!

IIJmio音声対応eSIMのプラン
まずはeSIMで提供されているプランについてご説明していきます。
IIJmioから提供されている音声対応プランは以下のようになります。
プラン | 月額料金 |
2ギガプラン | 850円 |
4ギガプラン | 990円 |
8ギガプラン | 1,500円 |
15ギガプラン | 1,800円 |
20ギガプラン | 2,000円 |
20ギガまでのプランになっていますが、料金を見るとすごく魅力的ですよね!!
もともとの料金でさえこの金額ですが、IIJmioひかりを利用している場合には毎月の金額から税込660円の割引が適用されます。
20ギガのプランでもIIJmioひかりを利用している場合は、月額料金1,340円で使えるので、他の携帯会社と比較してもかなり安いです!
IIJmioって聞いたことないけど、どこの会社なの?という方もいらっしゃると思いますが、IIJmioに関してはドコモやauの大手通信会社の電波を借りて通信を行なっている会社になります。
今回ご説明しているeSIMに関してはauの電波のみの提供です。
上記で通信のプランについてご説明しましたが、電話料金に関してもご説明させていただきます。
プラン | 料金 |
みおふぉんダイヤル 通話定額5分+ | 500円 |
みおふぉんダイヤル 通話定額10分+ | 700円 |
みおふぉんダイヤル かけ放題+ | 1,400円 |
注意点 | ・みおふぉんダイヤルアプリ の利用が必要 ・みおふぉんダイヤルアプリ を利用しない場合 →プレフィックス番号(0037-691) を先頭につけて発信が必要 |
通話オプションに関しては期間限定(2022年11月30日まで)で割引キャンペーンを行なっています。
上記の金額から7ヶ月間、税込410円割引が入るため、電話を頻繁に使う方には大変オススメなキャンペーンになっています!
IIJmio音声対応eSIM契約時にかかる費用
ここまでIIJmioの音声対応eSIMプランについてご説明してきましたが、ご契約時にかかる初期費用は以下の通りになります。
項目 | 料金 |
初期費用 | 3,300円 |
SIMプロファイル※ | 220円 |
合計 | 3,520円 |
※プロファイル…インターネットに接続するために必要な情報をまとめたもの
ちなみに初期費用とは異なりますが、契約したときと別のスマホでIIJmioの音声対応eSIMを利用したいという場合は手数料が220円かかるので注意しましょう。
今回音声対応のeSIMプランについてご説明しましたが、IIJmioには物理SIMはもちろんのこと、データだけのプランの契約などもあります。
各種プランや割引の詳細、メリット・デメリットなどは、以下の記事をご確認ください。

IIJmio音声対応eSIMの対応機種
IIJmioの音声対応eSIMを利用いただくにはどのスマホでもいいというわけではなく、eSIMに対応した機種をご利用頂く必要があります。
今自分の使っているスマホがeSIMに対応しているのかを確認する上で以下の表をご覧ください。
iPhone | iPhone XR /XSシリーズ以降 |
Android | ・GooglePixel6/6a/6pro/7/7pro ・Rakuten Mini/Hand/Hand5G ・Xperia10ⅢLIte/10Ⅳ ・RedmiNote10T/11Pro5G ・AQUOSsense6/wish ・OPPOA73/Reno5A/FindX3Pro/A55s5G/Reno7A ・razr5G ・moto g52j5G ・P40Pro5G |
上記の機種の中には、デュアルSIMと呼ばれる1つのスマホに2つのeSIMを入れて利用することができる機種もあります。
デュアルSIMの詳しい活用方法やメリット・デメリットはこちらの記事で詳しく解説しております。

IIJmio音声対応eSIMの契約前に準備すること
お申し込みをする前にいくつか確認することや必要書類があるので、そちらについて説明していきます。
スマホの分割支払いが残っているか確認
もし、ソフトバンクやドコモをご利用している方が、IIJmioに電話番号はそのままでお乗り換えをする場合は、今利用している携帯会社で機種代金などの分割支払いが残っているかどうかを確認する必要があります。
もし分割支払いが残っている場合は、IIJmioに変えた後も購入した携帯会社から請求がきます。
メールアドレスの引継ぎ準備
使っているキャリアのメールアドレスを引き継ぐ場合には、今使っている携帯キャリアで手続きが必要になります。
その際にキャリアのマイページ(My docomoやMy au、My SoftBankなど)にログインが必要になるため、マイページのIDやパスワードを把握しておく必要があります。
キャリアごとの引継ぎ方法はこちらの記事で詳しく解説しているので、メールアドレスを引き継ぐ予定の方はぜひ参考にしてみてください。

契約時に必要なものを用意
IIJmioの音声対応eSIMをお申し込みされる場合は以下のものが必要になります。
IIJmioの音声対応eSIMを申し込む際に必要なもの
- 契約者の本人確認書類
- 契約者名義のクレジットカード
- メールアドレス
- インターネット環境
現在の番号をそのまま使う場合
- MNP予約番号
- 現在契約しているキャリアの契約者本人確認書類
各必要物についての詳細は以下をご確認下さい。
契約者の本人確認書類
運転免許証/マイナンバーカード/在留カード/運転経歴証明書の4点が受付可能です。
契約者名義のクレジットカード
IIJmioの支払いをするクレジットカードの用意が必要です。
- 銀行口座ではお支払いできないのでご注意ください。
メールアドレス
IIJmio音声対応eSIMを申し込みする際にメールアドレスが必要です。
キャリアメールを引き継ぐ方はキャリアメールをそのまま利用できますが、引き継がない場合はGmailなどのフリーアドレスを準備しておく必要があります。
こちらは申し込みの完了メールや、IIJmioからのお知らせメールで利用するので、必ず受信できるメールアドレスを準備しましょう。
インターネット環境
初期設定をする際にインターネット環境が必要です。
Wi-Fiがある場所などで初期設定できるようにしておきましょう。
MNP予約番号
現在の電話番号を引き継いで利用する場合は、現在契約しているキャリアでMNP予約番号の発行が必要です。
現在契約しているキャリアの契約者本人確認書類
今ご利用されている携帯会社の契約者とIIJmioで契約する契約者が異なる場合のみ必要です。
IIJmio音声対応eSIMの申し込み方法
申し込みページから申し込み
必要書類などを揃えたらあとはお申し込みになります。
お申し込みの手順は以下の通りです。








ここからは開通の手続きが必要です!
こちらは新規で電話番号を発行された方は不要の手続きとなります。
他社からIIJmioに変更した方のみ必要です。
音声通話の開通手続き
申し込みの完了メールにアクティベーションコード発行完了の案内が記載されています。
メールの指示に従って、アクティベーションコードを確認しましょう!



ここまではiPhone、Android同様の手続きです。
アクティベーションコードの設定方法はiPhone、Androidで異なりますので、機種ごとに解説していきます。
アクティベーションコードの設定














最後に通話の発信テストをして、通信が問題なく行えているか確認しましょう!
発信テストは電話番号「111(通話料無料)」にダイヤルするとできます!

IIJmio音声対応eSIMの活用方法
ここまでIIJmioの音声対応eSIMの内容についてお伝えしてきましたが、そんなIIJmioのeSIMをより賢く使っていただくための方法をお伝えします。
通信障害を避けられる
冒頭でもeSIMを利用することで1つのスマホの中に2つのsimカードを入れることができるというお話をしましたが、それをすることでのメリットをお伝えします。
スマホを利用する上で電波は大事な要素になってくると思いますが、1つの携帯会社だけだと通信障害などが起こった際にスマホが使えないという事態に陥ってしまいます。
しかし、eSIMを利用し、メインの携帯会社とは別に携帯会社を使えるようにしておけば、いざというときにスマホが使えなくなるという状況を避けることができるかもしれません。
通信障害の対策方法はこちらの記事で詳しく解説しております。

仕事用の携帯が欲しい人にも便利
プライベートと仕事の電話を分けたいという方も店舗にはいらっしゃいます。
そんな時に新しく機種も買って、携帯を2台持ちするということも方法の1つですが、機種代金がかかってしまったり、スマホ2台を持ち歩くのにかさばってしまったりします。
そんな時にeSIMを利用すれば、新しい機種代金などもかからず、1つのスマホでプライベートと仕事の電話を分けることができるため大変オススメです!
IIJmio音声対応eSIMを利用する際の注意点
eSIMをご利用する上での注意点に関してもお伝えします。
対応している機種が限られている
対応機種の部分でもご説明したようにIIJmioのesimを利用するには、対応機種をご用意していただく必要があります。
もし今後eSIMの利用を検討している方は今後、買い変える機種はeSIMが対応しているものなのかを確認していただく必要があります。
IIJmioで利用する機種を迷っている方は最新の機種をまとめたこちらの記事も参考にしてみてくださいね!

au回線のみしか契約ができない
現在IIJmioの音声対応eSIMではau回線のみの取り扱いとなっています。
他社の回線を利用したい場合は残念ながらIIJmioで利用することはできません。
まとめ

いかがだったでしょうか?
今回はIIJmioのeSIMについてご説明してきました!それでは今回のまとめです。
- IIJmio音声対応eSIMのプランは初期費用が3,520円かかる
- IIJmio音声対応eSIMは対応機種が限られている
- IIJmio音声対応eSIM申し込む際はスマホの分割が残っているか確認する
- 申し込み時は契約者の本人確認書類・クレジットカード・受信できるメールアドレス・インターネット環境が必要
- IIJmio音声対応eSIMを活用すると、通信障害を避けられたり、1つのスマホで2つの電話番号が利用できる
- IIJmio音声対応eSIMはau回線のみ対象
うまく活用できれば、毎月の料金の見直しができたり、非常時に電話が使えない状況を避けられたりメリットもあります!
フォンシェルジュ提携店舗のTOP1では、今回説明したIIJmioはもちろん他の携帯会社のeSIMサービスについても、ユーザーの使い方に応じて最適な内容でご案内しています。ぜひ一度お気軽にご相談ください!
今後もスマホをより便利に利用できるよう情報を発信していきますので、これからも宜しくお願い致します!
