せっかく選べるならより優れた回線や、自分にあった回線を選びたいですよね!
そこで今回はIIJmioのドコモ回線とau回線を6つの項目で徹底比較します!
比較する項目は以下の通りです
- 月額料金
- 初期費用
- 対応端末
- 選べるプラン
- 対応エリア
- 通信速度
また比較した後にそれぞれの回線がどんな人におすすめなのかも解説しているので、迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
※2024年10月8日時点の情報です。
ドコモ回線とau回線の違いは?
プランの月額料金などは同じですが、対応プランや対応端末、対応エリアなどに細かい違いがあります。
タイプD | タイプA | |
---|---|---|
利用回線 | ドコモ | au |
対応プラン | 音声SIM 音声eSIM SMS SIM データSIM データeSIM | 音声SIM 音声eSIM SMS SIM |
利用可能端末 | 747種類 | 369種類 |
※2024年10月8日時点
※タイプDのSMS SIMとデータeSIMは5G非対応
月額料金の違いは?
まずは月額料金を見ていきましょう!
データ容量 | 音声SIM | SMS SIM |
2GB | 850円 | 820円 |
5GB | 990円 | 970円 |
10GB | 1,500円 | 1,470円 |
15GB | 1,800円 | 1,780円 |
20GB | 2,000円 | 1,980円 |
30GB | 2,700円 | 2,680円 |
40GB | 3,300円 | 3,280円 |
50GB | 3,900円 | 3,880円 |
※料金は税込
上記の表は音声SIMとSMS SIMにおけるドコモ回線、au回線の月額料金を表しています。月額料金はドコモ回線とau回線に違いはありません。
そのため月額料金以外の違いで選んでいくしかなさそうです。
参考までにドコモ回線にしかないプラン「データSIM」と「データeSIM」の月額料金をまとめました。
データSIM・データeSIMを検討している方はぜひ参考にしてみてください。
データ容量 | データSIM | データeSIM |
2GB | 740円 | 440円 |
5GB | 900円 | 660円 |
10GB | 1,400円 | 1,100円 |
15GB | 1,730円 | 1,430円 |
20GB | 1,950円 | 1,650円 |
30GB | 2,640円 | 2,340円 |
40GB | 3,240円 | 2,940円 |
50GB | 3,840円 | 3,540円 |
データSIMを検討している方はeSIM対応機種であればeSIMを選んだ方が良いでしょう。
同じデータ容量でもeSIMの方が安く利用できるのでお得です。
初期費用の違いは?
利用回線 | ドコモ | au |
パッケージ価格 /初期費用 | 3,300円 | 3,300円 |
SIMカード 発行手数料 | SIMカード 433.4円 データeSIM 220円 | SIMカード 446.6円 eSIM 220円 |
パッケージ価格は3,300円と同額なのですが、SIMカード発行手数料がドコモ回線の方が安く設定されています。
ただ13円の差なので、そこまで大きな違いとは言えないでしょう。
インターネットでIIjmioについて検索していると
ドコモ回線で契約したあとau回線に変更できるのか?
という疑問を持っている方が多いようです。
結論、変更手数料とSIMカード発行手数料はかかってしまいますが、変更できます。
ドコモ回線、au回線間のタイプ変更手数料は2,200円/枚(税込) です。
別途SIMカード発行手数料もかかります。
- ドコモ回線:433.4円(税込)
- au回線:446.6円(税込)
対応端末の違いは?
対応端末はドコモ回線の方に優位性があります。
タイプD | タイプA | |
---|---|---|
利用可能端末数 | 747種類 | 369種類 |
補足 | ・SIMフリー端末 ・SIMロック解除可能 であれば原則利用可能 | ・au VoLTEに対応している ・2017年7月以前に発売された au端末はSIMロック解除が必要 |
au回線ではiPhone6以前の機種が利用できなかったり、au VoLTEに対応している機種しか利用できなかったりと制限が多いです。
利用する機種が決まっている場合はこちらからIIJmioに対応しているか必ず確認してください。
利用できるプランの違いは?
タイプD | タイプA | |
---|---|---|
対応プラン | 音声SIM 音声eSIM SMS SIM データSIM データeSIM | 音声SIM 音声eSIM SMS SIM |
au回線にはないデータSIM・データeSIMの契約も可能になっています。
そうなると利用できるプランの多いドコモ回線の方が選択肢は多くなりますね。
ただし、皆さんがよく利用する音声SIM・音声eSIMは、ドコモ・au回線共に対応しているので、そこまで大きな違いではないと感じます。
対応エリアの違いは?
ドコモ・au回線ともに人口カバー率が99.9%なので、対応エリアに関してはほとんど変わりません。
そのため使っている地域でドコモしか繋がらない人や、山岳部や田舎に行くことが多い人はドコモ回線を選んだ方が良いでしょう。
ドコモは2024年3月までに人口カバー率90%以上を目指して基地局を作っていますが、auは2022年3月時点で人口カバー率90%を超えています。
そのため5G回線を使いたいという人はau回線の方がよさそうです。
対応エリアに関して注意事項が2つあります。
- タイプD(ドコモ回線)のSMS SIMとデータeSIMは5G非対応
- タイプA(au回線)は3G非対応
そのため
- SMS SIMで5G回線を使いたい場合はタイプA(au回線)
- データプランで5G回線を使いたい場合はeSIMではなく物理SIMプラン
- 3G回線を使いたい場合はタイプD(ドコモ回線)
こちらに注意してプランを選びましょう。
通信速度の違いは?
続いては通信速度を比較していきましょう!
(9月8日) | 時間帯タイプD | タイプA | 格安SIM平均 |
---|---|---|---|
6:30 | 99.29Mbps | 54.42Mbps | 46.79Mbps |
8:00 | 89.65Mbps | 13.16Mbps | 20.84Mbps |
9:30 | 45.13Mbps | 65.18Mbps | 36.61Mbps |
11:30 | 82.27Mbps | 69.54Mbps | 37.66Mbps |
12:00 | 50.18Mbps | 6.17Mbps | 10.35Mbps |
12:15 | 2.97Mbps | 0.86Mbps | 5.14Mbps |
12:30 | 3.12Mbps | 0.77Mbps | 4.84Mbps |
12:45 | 5.26Mbps | 1.01Mbps | 4.37Mbps |
13:30 | 90.14Mbps | 55.09Mbps | 37.22Mbps |
15:30 | 82.82Mbps | 54.33Mbps | 33.95Mbps |
17:30 | 33.06Mbps | 51.40Mbps | 18.57Mbps |
18:30 | 66.05Mbps | 48.78Mbps | 20.03Mbps |
19:30 | 71.05Mbps | 46.68Mbps | 21.77Mbps |
20:30 | 21.76Mbps | 27.10Mbps | 21.39Mbps |
22:30 | 41.24Mbps | 54.23Mbps | 24.36Mbps |
0:30 | 49.78Mbps | 51.50Mbps | 41.17Mbps |
格安SIMの通信速度が遅くなるお昼の時間帯を比較すると、ドコモ回線は3Mbps~6Mbps程度の通信速度が出ているのに対して、au回線は1Mbpsを下回っています。
そのためau回線だとお昼の時間帯はインターネット検索や地図検索を使うのにも時間がかかりストレスを感じてしまう可能性があります。
少しでも通信速度が速い、安定している方を選びたい場合はドコモ回線を選んだ方がいいでしょう。
ただし今回の通信速度は1つの回線でしかチェックしていません。
そのため使用場所によっては同じ通信速度が出ないので、注意が必要です。
ドコモ回線がおすすめな人
ここまではドコモ回線とau回線を比較してきましたが「結局私どっちがいいんだろう?」と迷っている方に向けて、ドコモ回線がおすすめな人をまとめました。
- ドコモ・ahamoから乗り換える人
- 山間部や海岸部で利用する人
- 少しでも速い通信をしたい人
- データプランを検討している人
ドコモ回線はau回線に比べて山間部や海岸部での電波が強い傾向にあるので、そういった場所で利用する方もドコモ回線が良いでしょう。
通信速度に関しては、上記の比較表を見ていただくと分かる通り、ドコモ回線の方が若干通信速度が安定しています。
データ用としてIIJmioを使いたい!
そう考えている方はドコモ回線を選びましょう!
IIJmioのデータSIM・データeSIMはドコモ回線にしか対応していませんので。
以上4点に該当する方は、ドコモ回線を契約することをお勧めします。
au回線がおすすめな人
ここまではドコモ回線とau回線を比較してきましたが「結局私どっちがいいんだろう?」と迷っている方に向けて、au回線がおすすめな人をまとめました。
- au・UQモバイルから乗り換える人
- 5Gを広いエリアで使いたい人
auの端末はau回線で利用するのに最適化されているので、ドコモ回線で使われている電波の周波数帯に対応していないケースがあります。
そのためauの端末をドコモ回線で利用してしまうと、繋がりづらくなってしまう可能性があります。
こういったことを防ぐために、auのスマホを使う人はau回線を選択するのがベターです。
auはドコモ回線よりも5Gエリアが広いです。
そのため5G電波を使いたいという人もau回線がおすすめです。
ただし自分が利用する地域が5Gエリアに入っているか必ず確認してからにしましょう。
auの5Gエリアはこちら
インターネットでIIjmioについて検索していると
ドコモ回線で契約したあとau回線に変更できるのか?
という疑問を持っている方が多いようです。
結論、変更手数料とSIMカード発行手数料はかかってしまいますが、変更できます。
ドコモ回線、au回線間のタイプ変更手数料は2,200円/枚(税込) です。
別途SIMカード発行手数料もかかります。
- ドコモ回線:433.4円(税込)
- au回線:446.6円(税込)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はIIJmioのドコモ回線とau回線を徹底比較させていただきました。
本記事のまとめです
- ドコモ回線はDプラン、au回線はaプランを選択する
- 月額料金はどちらも同じ、初期費用はau回線の方が13円高い
- 対応端末はドコモ回線の方が約300種類多い
- 5Gエリアはau回線の方が広いが、山間部などはドコモ回線の方が強い
- データSIMはドコモ回線のみ対応
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