近年はスマホゲームも非常に発達してきて、処理の重たいゲームも増えてきており、ゲームを最大限楽しむには、処理性能の高いスマホが必要になってきています。
「ゲーミングスマホ」はゲームに特化している機能を搭載しているスマホのことで、ゲーミングスマホを購入することで、今まで以上にゲームを楽しめたり、他の人と差を付けることができます。
そこで本記事では、ゲーミングスマホを選ぶ際のポイントや、これを買っておけば間違いないというゲーミングスマホを4つ紹介しています。
ゲーミングスマホを探している方はぜひ参考にしてみてください。
ゲーミングスマホの選び方
まずはゲーミングスマホを選ぶ際に、見ておきたいポイントについて解説していきます。
では、1つずつの項目について、どのような性能のゲーミングスマホを選べばよいのかを解説していきます!
CPU・RAM
処理の重たいゲームでも快適にプレイしたいなら、高性能のCPUを搭載したスマホを選ぶ必要があります。
ゲーミングスマホとしてスマホを購入するなら「Snapdragon 8 Gen 2」以上のCPUを搭載したスマホがおすすめです。
RAM(メモリ)に関していうと最低でも8GB以上のものを選びましょう。
RAMが少ない機種を選んでしまうと、ゲームをしながら攻略を検索したり、複数の処理をすると、ゲームの動作が重くなってしまう可能性があります。
また、最近のスマホゲームは、「スマホゲーム名 推奨スペック」などと検索をすれば、検索したゲームが推奨しているCPUやRAMを確認することができます。
やりたいゲームや快適にプレイしたいゲームが決まっている場合は、上記のような検索をして、チェックしてみるのもいいでしょう!
ちなみにスマホゲームで人気の「原神」の場合は、以下のスペックが推奨スペックとなっています。
- 「原神」の推奨スペック
機能 | 推奨スペック |
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CPU | Snapdragon845・Kirin810 及びそれ以上のCPU |
RAM | 4GB以上 |
システム | Android 8.1 及びそれ以上 |
ストレージ | 8GB以上の空き容量 |
ストレージ容量
ゲーミングスマホを選ぶ際はストレージ容量も確認しておきましょう。
ゲーミングスマホとして利用する場合は、最低でも256GB以上のストレージ容量は欲しいですね。
最近のスマホはSDカードにアプリを保存することができる機種もありますが、ゲームアプリをSDカードに保存して利用すると、動作が安定せずおすすめできません。
また、ストレージ容量の空き容量が少ないと、スマホの処理性能が落ちてしまう可能性があります。
そのため、余裕をもったストレージ容量のスマホを選ぶようにしましょう。
ディスプレイ解像度
綺麗な映像でゲームを楽しみたい!という場合は、ディスプレイ解像度も高いスマホを選びましょう。
おすすめは「フルHD+(2340×1080)」以上の解像度です。
FPSなどをプレイする場合は、解像度の高いディスプレイでプレイすることで、遠くの敵でもくっきり見えるようになり、遠距離の撃ち合いなども弾を当てやすくなります。
リフレッシュレート・タッチサンプリングレート
FPS(フォートナイトやPUBG)をプレイするなら、リフレッシュレートが高いスマホを選びましょう。
リフレッシュレートとは?
リフレッシュレートとは、1秒あたりに画面が切り替わる回数を示した値のことです。
例えば、リフレッシュレートが60Hzのスマホの場合、1秒当たりに60枚の画面が切り替わるということになります。
動きの激しいFPSをプレイする場合、リフレッシュレートが高いディスプレイでプレイした方が、相手の動きが滑らかに動くため、敵の動きがゆっくりに見えます。
タッチサンプリングレートが高いと、画面の操作がより自分の思い通りになります。
バッテリー容量
ゲーミングスマホを選ぶ際は、バッテリー容量が多いものを選びましょう。
ゲームをプレイしていて、すぐにバッテリーがなくなってしまうため、外出先ではあまりプレイできないという悩みは、ゲームをプレイする方なら感じることが多いと思います。
そこで、ゲーミングスマホを購入する際は、バッテリー容量も確認してから購入するようにしましょう。
おすすめのバッテリー容量は5,000mAh以上です。
5,000mAh以上のバッテリー容量があれば、外出先でゲームをプレイしても、一日バッテリーが持つ可能性が高くなります。
冷却性能
続いてゲーミングスマホを選ぶ際に注目したいのは冷却性能です。
スマホでゲームをプレイしていて、スマホが持てないほど熱くなってしまうことはありませんか?
実はスマホの処理性能や冷却性能が不足していると、スマホが熱くなってしまい、さらに処理性能が悪くなってしまうんです。
そのため、CPUを冷却するファンや、本体の作りにも注目したいところですね。
おすすめのゲーミングスマホTOP4!
それでは、ここまで解説したゲーミングスマホの選び方を意識して、このゲーミングスマホを買っておけば間違いない!というおすすめのゲーミングスマホTOP4を紹介していきます!
それではそれぞれのゲーミングスマホについて、スペックやメリット・デメリットを詳しく解説していきます!
コスパ最強!「Xiaomi POCO F6 Pro」
発売日 | 2024年5月 |
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本体価格 | 12GB+256GBモデル:69.980円 2024/7/10時点のAmazonでの価格 |
画面サイズ | 6.67インチ |
本体サイズ | 高さ:160.9 mm 幅:75 mm 厚み:8.2 mm |
重さ | 209 g |
バッテリー | 5,000mAh |
CPU | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 |
RAM | 12GB / 16GB |
ROM | 256GB / 512GB / 1TB |
リフレッシュレート | 最大120 Hz |
最大タッチ サンプリングレート | 最大480Hz |
ディスプレイ解像度 | 1440 × 3200ピクセル 有機EL |
防水 / 防塵 | IP54 |
アウトカメラ | 広角カメラ:5,000万画素 超広角カメラ:800万画素 マクロカメラ:200万画素 |
インカメラ | 1,600万画素 |
生体認証 | 画面内指紋認証 顔認証AI |
おサイフケータイ | 非対応 |
1つ目に紹介するゲーミングスマホは「Xiaomi POCO F6 Pro」です。
とにかくコストパフォーマンスが高いゲーミングスマホが欲しい!!という方は「Xiaomi POCO F6 Pro」を買っておけば間違いないでしょう。
POCO F6 Proは、高性能なゲーミングスマホながら、7万円程度で購入が可能です。
「Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2」というフラッグシップモデルのCPUを搭載しているので、重たいゲームもサクサク動きますし、バッテリー効率にも非常に優れています。
また、ゲームモードも搭載しており、オンにすることで、スマホでゲームをしている際のパフォーマンスが上昇します。※本体の温度は少し上昇してしまう点には注意が必要
普段使いもできるゲーミングスマホ「ASUS ROG Phone 8」
発売日 | 2024年5月 |
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本体価格 | 159,800円 ASUS公式オンラインストアでの価格 |
画面サイズ | 6.78インチ |
本体サイズ | 高さ:163.8mm 幅:76.8mm 厚み:8.9mm |
重さ | 225g |
バッテリー | 5,500mAh |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 8 Gen 3 |
RAM | 16GB |
ROM | 256GB |
リフレッシュレート | 最大165Hz |
最大タッチ サンプリングレート | 最大720Hz |
ディスプレイ解像度 | 2400×1080ピクセル 有機EL |
防水 / 防塵 | IP65/IP68 |
アウトカメラ | 広角カメラ:5,000万画素 超広角カメラ:1,300万画素 望遠カメラ:3,200万画素 |
インカメラ | 3,200万画素 |
生体認証 | 指紋認証(画面内認証) 顔認証 |
おサイフケータイ | 対応 |
2つ目に紹介するのは「ASUS ROG Phone 8」です。
ゲーミングスマホで後悔したくないなら、「ASUS ROG Phone 8」は非常におすすめです。
ゲームに特化している機能がたくさんありますし、おサイフケータイや防水防塵もついているので、普段使いでも不便なく利用できます。
ゲーミング機能でまず紹介したいのが「AirTrigger」です。
上記の写真のように、スマホを横に持った時の人差し指に当たる部分に、感圧式のボタンがついています。
AirTriggerを設定することで、ゲームをしているときのタッチ操作を、画面側面のAirTriggerに割り当てることができます。
その他にも、1つの操作でゲーム内の2つのアクションを実行できるデュアルアクションや、押すときと離すときにそれぞれ異なる操作を割り当てることができるプレス & リフト、AirTriggerを押しながら本体を傾けることでジャイロスコープを使用した操作ができるなど、さまざまな操作が可能です
また「ASUS ROG Phone 8」はアクセサリも充実しており、冷却性能を向上させる「AeroActive Cooler X」や、スマホに装着できるコントローラ―などがあります。
ゲームに特化した最強のゲーミングスマホ「REDMAGIC 9 Pro」
発売日 | 2024年1月 |
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本体価格 | 113,800円~ REDMAGIC公式サイトでの価格 |
画面サイズ | 6.8インチ |
本体サイズ | 高さ:163.98mm 幅:76.35mm 厚さ:8.9mm |
重さ | 229g |
バッテリー | 6,500mAh |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 8 Gen 3 |
RAM | Sleet:12GB Snowfall:16GB Cyclone:16GB |
ROM | Sleet:256GB Snowfall:512GB Cyclone:512GB |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
最大タッチ サンプリングレート | 最大960Hz マルチポイント 瞬時ピンポイント2000Hz |
ディスプレイ解像度 | 1116×2480ピクセル 有機EL |
防水 / 防塵 | × |
アウトカメラ | 広角カメラ:約5,000万画素 超広角カメラ:約5,000万画素 マクロカメラ:約2,000万画素 |
インカメラ | フロントカメラ:約1,600万画素 |
生体認証 | 画面内指紋認証 顔認証 |
おサイフケータイ | 非対応 |
続いておすすめするゲーミングスマホは「REDMAGIC 9 Pro」です。
REDMAGIC 9 Proは、先ほど紹介した「ASUS ROG Phone 8」と同等のゲーミング性能を持ちながら、「ASUS ROG Phone 8」よりも本体価格が安く、コストパフォーマンスに優れています。
配置した仮想ボタンをショルダートリガーに割り当てることができるので、親指を離すことなくキャラクターの操作などを行うことができます。
利用例でいうと、FPSやTPSなどのバトロワ系のゲームなど、射撃やエイムをショルダートリガーでできるようになり、スマホながらコントローラーに近い操作をすることができます。
イヤホンジャックも搭載しているので、音ゲーなどをする方は、音ズレなくゲームを楽しむこともできます!
フローティングウィンドウは、ゲームの画面上にWEBサイトなど他のウィンドウを重ねて表示することができる機能です。
フローティングウィンドウを使えば、ゲームプレイ中に攻略サイトを表示しながらゲームを進めることができたり非常に便利です。
ゲーム機能に特化している分、防水防塵に非対応な点や、おサイフケータイに対応していない点は少し残念ですね…。
iPhoneでゲームをしたいなら「iPhone 15 Pro」
発売日 | 2023年9月 |
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画面サイズ | 6.7インチ |
本体サイズ | 高さ:159.9mm 幅:76.7mm 厚み:8.25mm |
重さ | 221g |
バッテリー | 非公表 ビデオ再生:最大29時間 オーディオ再生:最大95時間 |
CPU | A17 Pro |
RAM | 非公表 |
ROM | 256GB / 512GB / 1TB |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
最大タッチ サンプリングレート | 非公表 |
ディスプレイ解像度 | (1,290×2,796) 有機EL |
防水 / 防塵 | IP68 |
アウトカメラ | 広角カメラ:4,800万画素 超広角カメラ:1,200万画素 望遠カメラ:1,200万画素 |
インカメラ | 1,200万画素 |
生体認証 | 顔認証 |
NFC | 対応 |
iPhoneシリーズでゲームをするなら、iPhone 15 Proがおすすめです。
2023年9月に発売したiPhone 15シリーズの最上位モデルである「iPhone 15 Pro」は、最新チップの「A17 Pro」が搭載されており処理性能もかなり高くなっています。
Androidゲーミングスマホのように、ゲームモードが搭載されている訳ではありませんが、ゲーム以外の機能が優れていて、普段使いの際も不便を感じないでしょう。
おサイフケータイはもちろん利用できますし、防水防塵にも対応しているので、雨の日でも気にせず利用できます。
自分にあったゲーミングスマホを見つけて、快適にゲームをしよう!
いかがでしたでしょうか?
今回はゲーミングスマホの選び方と、おすすめのゲーミングスマホを4つ紹介させていただきました。
本記事で紹介したゲーミングスマホを購入して、皆さんのゲーミングライフをより豊かなものにしていただければと思います。
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