皆さんは“eSIM”と言う言葉を耳にしたことはありますか?
簡単に言うと、スマホ本体と一体型のSIMカードのことです。

・・・いやいや、そもそもSIMカードってなに?
と言う方もいらっしゃると思います。
それでも大丈夫です!安心してください!
今回分かり易く、この“SIMカードってなに?”、“eSIMってなに?”にお答えいたします!
そして最後にはこのeSIMを活用したスマホプランの見直し術をご紹介します!
これさえ読めば、スマホ新時代に格好よくプランの見直しができること間違いなしです!
是非、明日からチャレンジしてみてください!
SIMカードってなに?


本題に入る前に、まずはそもそもの“SIMカードってなに?”というところについて分かりやすく解説していきます。
SIMカードとは、私たちが普段手にするスマホの中に入っている小さなカードのことです。SIMカードには契約者の情報(電話番号やメールアドレスなど)が記録されています。この記録された情報を元に通信キャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)は私たち契約者の元へ快適な通信環境を提供しています。
例えば、普段通勤通学中に見ているYoutubeやネットニュース、友達とのやりとりで使うLINEなんかも通信を必要とします。また、電話番号を利用した通話にも通信キャリアの提供する通信環境が必要です。
つまりはこの“SIMカード”がないと外でスマホを使って自由に電話をしたり、ゲームをしたり、動画を見たりができなくなってしまうのです。(※スマホの中に保存している動画やWi-Fi環境など例外もあります。)
SIMカードについてはなんとなく分かってきましたか?
とにかく、スマホをはじめとして、携帯電話は「これがないとちゃんと使えないんだ!」ということさえ分かっていれば大丈夫です!
さてここから、スマホ新時代の新しい仕組み、“eSIMってなに?“について解説していきます。
eSIMってなに?
eSIMというのは、スマホの本体に内蔵された一体型のSIMカードのことです。



ん?一体型?何を言っているの?
ちょっと難しいのですが、図で言うとこういうことです。





プロファイルをダウンロード??
余計に難しくなってしまいますね・・・。
例えば、1枚のカードを差し込むことができる機械があります。そこに「あ」と書いたカードを差し込むと機械から「あ」と言う音が流れます。今度は、この機械に何も差し込まずに「あ」という音が流れるプログラムを組み込みます。こちらも同様「あ」という音が流れます。
この機械は“「あ」という音を流す”という“情報”を得る方法が違うだけでどちらも同じように音を流します。
eSIMの仕組みも一緒です。
つまりはSIMカードもeSIMも同じく契約者の情報が記録されたものです。その情報をスマホの中に入れる(ダウンロード)方法がカード式なのかプログラム(プロファイル)式なのかが違うだけです。
・・・それで結局のところeSIMって何が良くなったのでしょうか?
わざわざ新しい仕組みになって、何が私たちの持つスマホの利用に影響してくるのでしょうか?
ここからはもう少し深堀りして、eSIMの何が良くて何が悪いのか?メリットとデメリットを紹介していきます。
eSIMのメリット


- 自宅からのネット申し込みでもすぐに使える!
- SIMカードの紛失・破損リスクがない!
皆さんは普通スマホを契約するというと携帯ショップに行って相談をすると思います。そこで受付をして、待合いでしばらく待って、スタッフさんと話して、機種を決めて、プランを決めて・・・
毎回、スマホの買い替えに2時間程かかるなんて当たり前ですよね。時間がかかるものだと認識している方が多いと思います。



いや、最近は毎回ネットから申し込みをしているしそんなこともないよ!
という方もいますよね。でもそんな方も本体とSIMカードが届くまで日数がかかりますよね。少しでもお得にする為にその日数を気にしながら申し込みをすることも多くないですか?
そんな悩みを一気に解決してしまうのがeSIMのすごいところです!
eSIMはネット申し込みができて、その流れで契約者情報が記録されたプロファイルをスマホにダウンロードすることができます。なので、待ち時間もなし!届く日にちを気にすることも無いのです!
更に小さなカード型でもないので万が一にも失くす心配が無いですね!また、長年使っている内にカードが破損して急に読み取れなくなるということも無いです!
eSIMのデメリット


- 対応のスマホが限られている!
- 使い始めるにはネットに繋がる環境が必要!
eSIMは必ずしも今ご利用中のスマホで利用できるものではありません。
理由はシンプルで、先程からお伝えしているように新時代の新しい仕組みだからです。また、eSIMはプロファイルのダウンロードをしなくてはいけないので、ネット環境が必要になります。
と、デメリットを挙げましたがこれらのデメリットも解決のしようはあります。
対応スマホについては新時代の仕組み=最新の機種には続々とeSIMに対応したものが出てきています。なので、おそらくそんなに経たないうちに店頭で販売される機種の全てがeSIMに対応するようになっていくでしょう。
また、プロファイルのダウンロードに必要なネット環境に関してですが、eSIMは必ずしもネットから申し込みしなくてはいけない訳ではありません。フォンシェルジュ提携店舗のTOP1にご相談頂ければ、店頭にて契約〜設定サポートまで一緒にご案内しております。
なので絶対にご自身でネット環境をご用意しなくてはいけないということも無いのです!
eSIMがどういうものなのか、だいぶ正体が明らかになってきましたね。いろいろ説明はしましたが結局、このeSIMという仕組みを格好よく使いこなすことができないと意味が無いですよね。
なので最後は特別にeSIMを活用したスマホプラン見直し術を大公開します!
【マル秘】eSIMを活用したプラン見直し術
まず、これまでの常識なのですが、誰もが知っての通り“スマホ1台につき1つの電話番号(=SIMカード)”が当たり前ですよね。
しかしながらこれまでの常識を覆す力がeSIMにはあります。eSIMが対応しているスマホのほとんどはSIMカードとeSIMの両方に対応しています。
両方に対応するとどういうことが起こるかというと、“スマホ1台につき同時に2つの電話番号(=SIMカードとeSIM)”を利用することが可能になります。
これが可能になると“スマホ1台に同時に2つの全く違うスマホプラン”を存在させることができます。
この性質を利用すると例えば以下のようなことが可能になります。
プラン1:1つの電話番号で利用する場合
ドコモ、au、ソフトバンクなどでデータ無制限プランを選択するケースが多いです。そうするとプラン料金は各社約7,300円/月〜になります。


プラン2:2つの電話番号で利用する場合
例えばワイモバイルやUQモバイルという通信会社には20GB使えて約2,700円〜約3,200円/月で使えるプランが存在します。
この20GB使えるプランを2つの電話番号それぞれで申し込みをすれば計40GB使うことができて約5,300円/月〜で利用することができます。
どちらのプランでもAさんはスマホの利用の仕方を変えることなく使い続けることができます。ですが、料金には約2,000円/月の差がありますね。
このようにeSIMをうまく活用してスマホプランの見直しを行えば、使い方が一緒なのに料金だけ安くなるという魔法のようなプランを実現することができるのです。




まとめ
今回は“eSIMってなに?”というところを解説し、この仕組みを活用したお得なスマホプラン見直し術をご紹介しました。
- SIMカード・eSIMは契約者情報を記録しスマホを利用する上で欠かせないもの
- eSIMはうまく活用すればスマホプランをお得に見直しができる
今回はこの2点だけでも抑えておけば大丈夫です!
これさえ分かっていればあとはフォンシェルジュ提携店舗のTOP1にお任せください!eSIM対応機種のご紹介からeSIMの設定サポートまで丁寧に行っております。
また、今回ご紹介したプランもあくまで一例です。ご来店の際にはスマホプランのプロがお客様にあった最適なプランをご提案させていただきます!
より詳しいeSIMの解説記事もございますので、もっと知りたい方はご覧下さい♪

