
気持ち悪い漫画広告ばっかりなんで表示されるの?



気持ち悪い漫画広告は表示されないように設定したい!
最近、ネットやスマホで漫画の広告を目にする機会が増えています。
しかし、その内容が不快で気持ち悪いと感じる人が多いのもまた事実です。
特に、刺激的な画像や、脈絡のないショッキングなシーンを切り取った漫画の広告は、見る目を覆いたくなるほど悪い印象を与えますよね…。
なぜ、漫画広告はここまで気持ち悪い内容が増えてしまったのでしょうか?
本記事では、漫画広告が気持ち悪いと感じる原因を徹底的に解説し、2025年現在で最も効果的な対処法を詳しくご紹介します。
スマホに表示される気持ち悪い漫画広告に悩まされている方は、ぜひ最後までお読みください。








漫画の広告が気持ち悪いのはなぜ?


不快な内容の漫画広告が多い理由
漫画の広告が気持ち悪いと感じる主な原因の一つは、広告配信側の「目を引くこと」を最優先にした戦略にあります。
無料の漫画アプリやサイトは、広告収入に大きく依存しています。
そのため、何としてでもユーザーの目を引き、リンクをクリックさせてページ遷移を促す必要があります。
その結果、ユーザーに全く興味のない作品や、過度に誇張された性的・暴力的なシーンを切り取った気持ち悪い画像が多く利用されています。
「気持ち悪い」という負の感情ですら、人々の注意を引くための手段として利用されている場合が多いのです。
不快な内容の漫画広告は、不倫や復讐、エロといったテーマを扱った漫画の広告に多く、登場人物の悪意に満ちた表情や、不快な内容のセリフだけを切り取った画像を表示するパターンが目立ちます。
気持ち悪い漫画広告が表示される仕組み
ネット上に表示される広告の80%以上は、私たちの利用履歴や検索履歴、閲覧した記事やサイトの情報に基づいて関連性の高いものが選ばれています。
これは「ターゲティング」と呼ばれる手法です。
私たちが何らかの漫画や関連情報を検索したり、動画を見たりした時、そのデータが広告配信側に渡ります。
その結果、「この人はこの漫画に興味があるだろう」と判断され、関連する漫画の広告が、ニュースサイトやブログサイトなど、複数のサイトやアプリ内で配信されます。
気持ち悪いと感じる画像を目にした時、その画像を消そうと思ったが上手くタップされず誤って広告をクリックしてしまった場合も、その情報が自分の興味・関心として誤って認識され、さらに類似の広告が増えてしまう悪循環に陥ることがあります。
気持ち悪い漫画広告をブロックする方法


それでは、この気持ち悪いと感じる漫画広告を完全にブロックする方法はあるのでしょうか?
気持ち悪い漫画の広告を見ないようにするための最も直接的な手段は、広告ブロッカーや広告ブロックアプリを利用することです。
そのほかにも、SafariやChromeといった有名なブラウザを利用せず、広告ブロック機能を持つブラウザを使ってウェブサイトで検索をするのも有効です。
- 広告ブロッカーや広告ブロックアプリを使う
- 広告ブロック機能を持つブラウザを使う
不快な画像や動画の広告が目に入る機会を劇的に減らすことができる、こちらの2つの方法について解説します。
広告ブロッカーや広告ブロックアプリを使う
スマホやPCに広告ブロックアプリを利用すれば、サイト側が配信している広告の80%以上を表示させなくすることが可能です。
現在、広告ブロッカーや広告ブロックアプリなどのサービスはたくさんの種類がありますが、「AdGuard」「AdBlock」などが口コミが良く人気で利用者が多いです。
AdGuardには、簡易的なフィッシングサイトへのアクセスブロック機能も付いているので、信頼できるものを比較してみると良いでしょう。
ただし、以下のような注意点もあります。
- 健全な広告までブロックする可能性がある
- 他のアプリの進行が妨げられたり、エラーが表示されることもある
- 漫画アプリやゲームアプリなどでよくある「動画を見たらポイント進呈」などは動画が再生されなくなる可能性がある
注意点を理解した上で、導入を検討してください。
広告ブロック機能を持つブラウザを使う
広告の表示に困っている人は、広告ブロック機能が最初から搭載されているブラウザを利用するのも効果的です。
広告ブロック機能を持つブラウザで有名なのは、「Brave」でしょう。
Google Chromeなどの主要なブラウザには、不快な広告やポップアップを自動的にブロックする機能が一部搭載されていますが、それでも広告表示が止まらない方におすすめです。
広告ブロックアプリ以外の対処法


広告ブロックアプリを利用できない、または利用したくない場合は、スマホの設定でブラウザの設定を変更することで不快な広告を減らす手段があります。
気持ち悪い漫画広告を完全にブロックすることは難しいですが、数が多くない場合はスマホの設定を変更するだけでかなりの効果が期待できます。
広告ブロックアプリは有料のものもあるので、まずは無料で広告の対策をしたいという方はこれから紹介する方法を試してみてください。
ブラウザ別で広告をブロックする
Google ChromeやSafariなどのブラウザには、「設定」や「プライバシーとセキュリティ」の中に、「ポップアップとリダイレクト」「ポップアップをブロック」といった機能があります。
これを有効にすることで、強制的に表示される漫画広告の数を減らすことができます。
代表的な2つのブラウザ「Google Chrome(グーグルクローム)」と「Safari(サファリ)」で広告をブロックする手順は下記の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。


キャッシュの削除をする
インターネット検索において、情報を一時的に保存する「キャッシュ」や「Cookie(クッキー)」が、ユーザーに興味のない、関係のない広告の配信に悪影響を与えている可能性があります。
「怪しいサイトは閲覧していないのに、変な広告ばかり表示される」「全く身に覚えがないのになぜ?」と不思議に思ったことはありませんか?
原因として考えられるのは、うっかりタップしてしまった広告がそういう類のものだった可能性が高いです。
その場合は、情報を一時的に保存している「キャッシュ」や「Cookie(クッキー)」のデータを消去してリフレッシュさせるのが一番良い方法です。
定期的にブラウザのキャッシュを削除することで、古い閲覧データに基づいた関連の薄い広告が表示されるのを防ぐことができるからです。
キャッシュの削除に関する注意点や手順に関しては、こちらの記事内で詳しく解説していますので参考にしてください。


アドウェア感染アプリを削除する
「何もしていないのに突然広告が表示された」「特定のアプリを入れたら悪意のある広告が表示されるようになった」このような場合は、「アドウェア」と呼ばれる広告表示を目的としたソフトに感染している可能性があります。
最近インストールしたアプリを確認し、心当たりのないアプリや不要なアプリは速やかに削除することで、広告が表示されなくなります。
アドウェアに感染しているアプリの探し方や削除方法に関しては、下記の関連記事で詳しく解説していますので参考にしてください。


気持ち悪い漫画広告を減らす対策


ターゲティングを逆手に取る
ネット上に表示される広告の多くは、「ターゲティング」という私たちの利用履歴や検索履歴、閲覧した記事やサイトの情報に基づいて関連性の高いものが選ばれています。
例えば、ファッション系の広告を多くタップしている人であれば、広告はブランドものやファッション系のものになります。
もし、不快な漫画広告が多い場合は自分が不愉快にならないジャンルを選んでタップしましょう。
するとその情報を記憶するので、次から表示される広告は不快な漫画広告は少なくなり自分の興味・関心に近い広告に変わるはずです。
このように「ターゲティング」を逆手に取る方法は、広告の数を減らす手段とは異なりますが、不快感を和らげる対策としては非常に効果的です。
×(バツ)印をタップして通報する
表示されている漫画広告があまりに気持ち悪い内容で、不適切な内容だと感じた場合は、その広告を配信しているプラットフォームやサイト側に報告する手段もあります。
多くの広告には、右上や下部などに「i」マークや「×」マークがあり、それをクリックすると「この広告を非表示にする」「不快な広告として報告する」「今後は表示しない」といった選択肢が出てきます。
報告されたデータは、配信側が広告の内容を確認し、利用規約に違反している場合には配信を停止する対応をとります。
ただし、この対策は報告したからといってすぐに配信が停止されるわけではないので長期戦になることを覚悟しておきましょう。
最近は、この×(バツ)印を見えないように小さく表示する困った広告も増えていますので、×(バツ)印のない広告の消し方はこちらの記事を参考にしてください。


まとめ:気持ち悪い漫画広告はブロックと設定変更で撃退!


本記事では、気持ち悪い漫画広告の仕組みやブロックする方法、対策について解説してきました。
不快な漫画広告に日々悩まされるのは、とても疲れることですよね。
実際に筆者もこの気持ち悪い漫画の広告には悩まされていましたので、よくわかります。
しかし、広告ブロックアプリやブラウザの機能利用、Googleでパーソナライズ設定の見直し、不快な広告の報告と、私たちに対処できる手段が複数あります。
広告の表示に悩んでいる方はぜひひとつずつ試していき、不快な広告表示を減らしていきましょう。









