
スマホの調子が悪い気がする…



スマホの動作が遅くなっている…
このような経験はありませんか?
もしかしたら、それはGoogle Chromeブラウザにたまりすぎたキャッシュやcookieが原因かもしれません。
本記事では、スマホのChrome(クローム)に溜まったキャッシュやcookie(クッキー)を削除する方法を詳しく紹介します。
iPhone、Androidどちらのパターンも解説しますので、ぜひスマホを用意して一緒にやってみましょう。
キャッシュを削除することで、スマホの動作を改善し快適にスマホを操作することができます。
知らないと損ですよ!ぜひ最後までお読みください。
Chromeのキャッシュとは?なぜ削除が必要?


Chromeのキャッシュとは、ウェブサイトの画像やデータなどを一時的にスマホに保存するファイルのことです。
これにより、次に同じサイトにアクセスした際、データを再読み込みする時間を短縮し、より速く表示できる仕組みになっています。
しかし、このキャッシュがスマホ内に溜まりすぎると、ストレージを圧迫し、スマホの動作が遅くなる問題を引き起こすことがあります。
また、古いキャッシュが原因で、ウェブサイトの最新情報が正しく表示されないケースもあります。
そのため、一カ月に一度程度、定期的にキャッシュを削除することが必要なのです。
スマホのChromeキャッシュとCookieを削除する方法


iPhoneの場合
お使いのスマホがiPhoneの場合、ChromeのキャッシュとCookieを削除する手順は以下の通りです。








「Cookie、サイトデータ」「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れる。
履歴やタブなど、削除したくない情報のチェックは外しましょう。


「データを削除」をタップして操作は完了です。
以上で、お使いのスマホがiPhoneの場合のChromeのキャッシュとCookieがクリアになりました。
Androidの場合
お使いのスマホがAndroidの場合、ChromeのキャッシュとCookieを削除する手順は以下の通りです。
iPhoneの手順とほぼ変わりません。
以上で、お使いのスマホがAndroidの場合のChromeのキャッシュとCookieがクリアになりました。
スマホが動作不良を起こしていた場合は、この操作が完了した後に改善されたか確認してみてください。
キャッシュとCookie削除のメリット・デメリット


ブラウザのキャッシュとCookieの削除の仕方について解説してきました。
キャッシュやCookieの削除にはメリットが多いものの、デメリットもありますのでしっかりと理解しましょう。
キャッシュとCookie削除のメリット
キャッシュとCookie(クッキー)を削除するメリットは以下の通りです。
- スマホの動作が軽くなる
-
不要なデータが削除されることで、スマホのストレージ圧迫が解消され、全体的な動作が改善されます。
- 最新の情報が表示される
-
古いキャッシュが原因でウェブサイトの表示がおかしい場合でも、削除することで最新の状態が正しく表示されるようになります。
- プライバシー保護
-
Cookieを削除することで、ウェブサイトによる閲覧履歴の追跡をリセットし、プライバシーを保護できます。
キャッシュとCookie削除のデメリット
- サイトの初回表示が遅くなる
-
一度アクセスしたサイトでも、次回アクセス時にデータを再度読み込むため、初回表示に時間がかかることがあります。
- 再ログインが必要になる場合がある
-
Cookieを削除すると、多くのウェブサービスでログイン情報がリセットされるため、再度ログインが必要になります。
- サイトの設定が初期化される
-
パーソナライズされた表示やサイトごとの設定が初期状態に戻ってしまうことがあります。
これらのメリット・デメリットを理解した上で、定期的にキャッシュとCookieの削除を行ってください。
目安としては、一カ月に一度のペースでキャッシュとCookieの削除を行うとスマホが快適に使えるでしょう!
キャッシュを削除してもすぐにまた溜まってしまうのはなぜ?


「キャッシュを削除しても、またすぐに元のキャッシュに戻る…」と感じる方もいるかもしれません。
アプリを再度立ち上げたり、起動した場合と、アプリを起動していない場合に分けて理由を解説します。
アプリを再度起動した場合
アプリを使用した後にキャッシュを削除しても、アプリを再度起動したり、ウェブサイトを閲覧したりすれば、当然ながらキャッシュはまた溜まります。
アプリやブラウザがウェブページを高速に表示するためにキャッシュを常に生成しているからです。
これは必要な機能であり、避けられない仕組みです。
一度キャッシュを削除してデータが「0」になったとしても、スマホを利用し続ける限り、キャッシュは再生成されていきます。
アプリを起動していない場合
アプリを起動していない場合でも、キャッシュが溜まることがあります。
これは、アプリがバックグラウンドで動作し、最新情報を取得したり、次の動作に向けてスタンバイ状態を維持したりするためにデータを生成するためです。
全く使っていないアプリでも、削除してから次に削除しようとする時に同量のキャッシュがあるのは、このような機能が働いているためです。
バックグラウンドで動作するアプリに関しては、こちらの関連記事で詳しく解説しています。




インチキアプリに注意!
本記事で紹介したスマートフォンの設定からではなく、キャッシュの削除を行えるアプリも存在します。
中には、キャッシュなどを削除しているかのように見せかけて、実際は広告表示で収入を確保しようとする「インチキアプリ」も存在します。
むやみやたらと広告表示が大きく、頻繁に広告が出るようなアプリは避けた方が無難です。
信頼できるアプリを利用するか、アプリは使用せずスマートフォンの設定から正規の方法でキャッシュを削除するようにしましょう。
まとめ:スマートフォンのメンテナンスに最適!


本記事では、スマートフォンのChrome(クローム)のキャッシュとCookie(クッキー)を削除する方法について画像付きで詳しく解説してきました。
キャッシュの削除は、AndroidでもiPhoneでも非常に簡単です。
定期的なキャッシュとCookieの削除は、スマートフォンを快適に利用するための基本的なメンテナンス操作と言えるでしょう。
またキャッシュの削除は、今回紹介したChrome(クローム)の他にも多くのユーザーが利用しているアプリ「LINE」にも存在します。
日常的によく利用するアプリはキャッシュも溜まりやすいので、LINEもぜひチェックしてみてください!
\LINEのキャッシュ削除方法はこちら/


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