データセーバーはオンオフどっち?初心者向けにわかりやすく解説!

データセーバーはオンオフどっちが正解?

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スマートフォンのギガ(データ通信量)がいつの間にか減っていて、月末に速度制限がかかってイライラ…

なんて経験ありませんか?

そんな時に知っておきたいのが「データセーバー」という機能です。

データセーバーって何?」「オンにするのが正解なの?オフがいいの?」と疑問に思っている方、必見!

本記事では、データセーバーがどんな機能なのかを初心者さんにもわかりやすく解説し、スマホの使い方に合わせた最適な設定方法を徹底的にご紹介します。

賢くギガを節約して、快適にスマートフォンを使いましょう!

目次

データセーバーとは?

はてな

データセーバーは、Androidスマートフォンに搭載されている「モバイルデータ通信量を節約するための機能」です。

スマホは、使っていない時でも裏でアプリが最新情報をチェックしたり、写真を自動で同期したりと、実は常にデータをやり取りしています。

これが「バックグラウンド通信」と呼ばれるもので、気づかないうちにギガをどんどん消費してしまう原因になるんです。

データセーバーをオンにすると、この「バックグラウンド通信」を制限したり、データ消費の多い操作を自動で抑えたりしてくれます。

具体的には、以下のようなことが自動的に行われます。

  • アプリの「こっそり通信」をストップ!
    • 使っていないアプリが裏で勝手にデータを更新するのを制限します。
  • 画像や動画を「軽め」に表示!
    • ウェブサイトやSNSなどで画像や動画を見るとき、通常よりも少し画質を落として表示することで、読み込みに必要なデータ量を減らします。動画の自動再生も止まることが多いです。
  • 「自動更新」はWi-Fiだけで!
    • アプリの自動更新や、クラウドサービスへの写真の自動アップロードなど、大量のデータを使う操作は、モバイルデータ通信ではなく、Wi-Fiに接続されている時だけに行われるようになります。

このように、データセーバーは意識しないうちに消費されているモバイルデータ通信量を効率的に削減し、月々のギガを節約することに貢献する機能なのです。

「ギガ数が減るのを抑えることができる」と考えると、とても便利な機能です。

データセーバーはオンオフどっちが正解?

オンオフ

データセーバーをON(オン)にするか、OFF(オフ)にするか、どっちが正解なの?

これは、スマホの使い方や、ギガに対する考え方によって答えが変わってきますのでどちらが正解でもありません。

データセーバーをオンやオフにするとどうなるのか?

それぞれのメリットとデメリットを解説していきますので、理解して最適な設定を見つけてみましょう!

データセーバーオンにすると

データセーバーをオンにするメリット
ギガが減りにくい!

これが最大のメリットです。
バックグラウンドでの通信や、高画質コンテンツの読み込みが制限されるため、意識しないうちに消費されるギガを大幅に削減できます。
月々のデータ容量が少ないプランを使っている方や、月末にギガ不足に悩む方には特に効果的です。

速度制限の心配が減る!

ギガを節約できるので、月々のデータ容量を使い切ってしまって、通信速度が極端に遅くなる「速度制限」にかかるリスクを減らせます。

バッテリーが長持ちするかも!

データ通信は、スマホのバッテリーをたくさん使います。
データセーバーをオンにすると、不必要なデータ通信が減るので、結果的にバッテリーの持ちが良くなる可能性があります。
「充電する場所がなくて電池がなくなりそう…」という時に、少しでも電池を長持ちさせたい場合に役立つ機能と言えるでしょう。

データセーバーをオンにするデメリット
一部の機能が制限されることがある

データセーバーはデータ通信を抑えるために、いくつかの機能を制限します。例えば、SNSのタイムラインが最新情報に更新されにくくなったり、ニュースアプリの速報が届くのが遅れたりすることがあります。

リアルタイム性が落ちる可能性

常に最新の情報が必要なアプリ(天気予報、交通情報など)では、情報の取得が遅れることで、リアルタイム性が損なわれる場合があります。

「見れないサイト」や「動かないアプリ」も?

ごく稀に、データセーバーがオンになっていることで、特定のウェブサイトの表示が崩れたり、一部のアプリが正常に動作しなくなったりするケースもあります。例えば、高画質で動画を見ようとしたら画質が落ちる、テザリングができない、といったことも。

「大事な通知」が来ないことも

筆者のように「普段はオフにしてます」という人もいます。なぜなら、データセーバーを長時間オンにしていると、アプリの動作が制限されすぎて「大事な通知が来なかった」ということも起こり得るからです。

データセーバーオフにすると

データセーバーオフにするメリット
アプリがフル機能で使える!

データセーバーによる制限がないため、すべてのアプリを本来の性能で利用できます。高画質な画像や動画をストレスなく見たい、常に最新情報を手に入れたい、という方には最適です。

リアルタイム性が確保される!

ニュースやSNSのタイムライン、メールの受信などが常に最新の状態に保たれるため、情報の鮮度を重視する方には大きなメリットです。

データセーバーオフにするデメリット
ギガの消費量が増える!

データセーバーによる制限がないため、バックグラウンドでのデータ通信や、高画質コンテンツの読み込みなどにより、ギガの消費量が大幅に増える可能性があります。

速度制限にかかりやすくなる!

ギガの消費量が増えれば増えるほど、月々のデータ容量を使い切ってしまい、速度制限に陥るリスクが高まります。

バッテリーも減りやすい!

データ通信量が多いと、バッテリーの消費も増えやすくなります。

データセーバー設定を使い分けてみよう

ケースごと


データセーバーをオンにするかオフにするかは、あなたのスマホの利用スタイルと、ギガに対する考え方で決めるべきです。

ケース1:月々のギガが少なくて、速度制限が心配な方

データセーバーを「オン」にしてみましょう!

ギガが少ないプランを利用しているなら、データセーバーは強い味方です。

特に、動画をよく見る方や、SNSをたくさん使う方は、データセーバーをオンにするだけで、ギガの節約効果を大きく実感できるはずです。

ただし、「オンにしたからといってデータ通信が全くなくなるわけではない」ことは覚えておいてください。

ケース2:ギガに余裕があって、快適さを優先したい方

データセーバーを「オフ」のままでOK!

大容量のギガプランを使っている方や、普段からWi-Fi環境でスマホを使うことが多い方は、データセーバーをオフにして、スマホの機能を最大限に活用するのがおすすめです。

高画質なコンテンツをストレスなく楽しみたいなら、オフにしておく方が快適でしょう!

「長期間データセーバーをオンにすると、アプリが動かなくなることがあります」という意見もあるように、普段使いではオフにしておくのが基本です。

ケース3:普段は大丈夫だけど、月末になるとギガが足りなくなる方

状況に応じて「オン・オフを切り替える」か、「一部アプリだけ制限をかける」のがおすすめ!

普段はオフにして快適に使い、月末にギガが少なくなってきたら一時的にオンにする、という使い方が賢いです。

また、Androidのデータセーバーには、特定のアプリだけ制限を解除できる便利な機能があります。

これを使えば、「動画アプリだけはギガを節約したいけど、LINEはいつも通り使いたい!」といった使い分けが可能です。

ケース4:外出先での利用が多くて、バッテリーの持ちも気になる方

データセーバーを「オン」にしてみましょう!

外出先でスマホを使うことが多いと、ギガだけでなくバッテリーの減りも気になりますよね。

データセーバーをオンにすると、ギガの消費が抑えられるだけでなく、結果的にバッテリーの持ちも良くなる可能性があります。

「充電する場所がなくて電池がなくなりそう…」という時に、この機能が役立ちます。

Androidでのデータセーバー設定方法

設定

Androidのデータセーバーをオンオフするやり方を説明します。

STEP
「設定アプリ」を開く
STEP
「ネットワークとインターネット」をタップ
ネットワークとインターネット
STEP
「データセーバー」をタップ
データセーバー
STEP
「データセーバー」のスイッチをオンまたはオフに切り替える
データセーバーオンオフ

これで、データセーバーのオン・オフが切り替わります。

特定のアプリだけデータセーバーの制限を解除する方法(おすすめ!)

データセーバーがオンになっているときに、一部のアプリだけは制限を受けずに通信できるように設定できます。

STEP
上記の手順でデータセーバーがオンになっていることを確認する
STEP
「モバイルデータの無制限利用」をタップ
STEP
制限を受けたくないアプリの横にあるスイッチをオンにする

これで、そのアプリはデータセーバーがオンの状態でも、バックグラウンドでの通信などを行うことができるようになります。

「そこまで変わらない」と感じる人もいるかもしれませんが、特定のアプリの動作を優先したい場合には試してみてください。

※Androidのバージョンや機種によって、メニューの名称や場所が多少異なる場合があります。

データセーバーに関するよくある質問

質問

「Chromeのデータセーバー」の代わりになりますか?

はい、基本的に代わりになります。

Google Chromeには以前「データセーバー」(または「ライトモード」)という機能がありましたが、これはWebページの読み込みを軽くすることでデータ量を節約する機能でした。

現在、Chromeのデータセーバー機能は提供を終了しており、Android OSの「データセーバー」機能がその役割を代替しています。

OSレベルでデータ通信を制限してくれるので、Chromeだけでなく、スマホ全体のデータ消費を抑えることができます。

データセーバーをオンにすると、通信速度は遅くなりますか?

通信速度自体が遅くなるわけではありません。

データセーバーは、データ通信量を「制限」したり「優先順位をつけたり」する機能であり、通信速度そのものを下げるものではありません。

ただし、画像や動画の画質が落ちたり、読み込みが遅くなったりするのは、少ないデータ量で表示しようとしているためです。

速度制限がかかった時のように「通信が遅い」と感じるかもしれませんが、それはギガを節約するための挙動なので、ご安心ください。

データセーバーをオンにすると、LINEのメッセージが届かなくなることはありますか?

基本的に、LINEのようなメッセージアプリのテキストメッセージ受信が極端に遅れることはまれです。

テキストメッセージはデータ量が非常に少ないため、優先的に通信が行われることが多いです。

しかし、画像や動画の送受信、LINEの通話機能など、データ消費量の多い機能では、データセーバーの影響を受ける可能性があります。

もし心配なら、LINEアプリを「データセーバー適用外のアプリ」に設定しておくと良いでしょう。

データセーバーはWi-Fiに接続している時も効果がありますか?

いいえ、基本的には効果がありません。

「データセーバー」は「モバイルデータ通信のみを制御する機能」です。

Wi-Fi接続時には、スマホはデータセーバーの設定に関わらず、ほとんどのアプリで制限なくデータ通信を行います。

なので、Wi-Fi環境ではデータセーバーをオンにしていても、ギガの消費量やバッテリーの持ちに大きな変化はないと考えて良いでしょう。

データセーバー以外に、ギガを節約する方法はありますか?

ギガを節約する方法はいくつかありますので、紹介します。

アプリのバックグラウンド更新を制限する

各アプリの設定で、バックグラウンドでのデータ更新をオフにすることで、ギガ消費を抑えられます。

バックグラウンド制限してはいけないアプリもありますので、下記の記事を参考にしてください。

動画の画質設定を下げる

YouTubeやNetflixなどの動画アプリで、手動で画質を低く設定すると、ギガを大幅に節約できます。

写真や動画はWi-Fiでアップロード・バックアップする

クラウドサービスへの写真や動画のアップロードは大量のギガを消費します。できるだけWi-Fi環境で行いましょう。

オフライン再生機能を活用する

音楽や動画配信サービスの中には、コンテンツをダウンロードしてオフラインで再生できる機能があります。これを活用すれば、モバイルデータ通信量を気にせずに楽しめます。

不要な通知をオフにする

不要なアプリの通知をオフにすることで、バックグラウンドでのデータ通信を減らすことができます。


まとめ:データセーバーを賢く使おう!

まとめ

データセーバーは、Androidユーザーが月々のギガを賢く節約するためのとても便利な機能です。

オンにすればギガの減りを抑えられ、オフにすればスマホの機能を最大限に活用できます。

データセーバーは、充電する場所が無くて電池がなくなりそうな人に向けに、電池を少しでも長く持たせるように考えられた機能とも言えますね。

本記事のまとめ
  • 最終的にオンにするかオフにするかは、スマホの利用状況や、ギガに対する優先順位によって変わる
  • データセーバーにはメリットもデメリットも存在する
  • ギガに余裕がある人はオフのままいじらなくてOK

本記事で解説したメリット・デメリット、設定方法、そしてよくある質問を参考に、あなたにとって最適なデータセーバー設定を見つけてみてください。

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