そろそろ新しいiPhoneに機種変更するか!
iOS17へのアップデート対象外となったiPhone 8、iPhone XなどからiPhone 15シリーズへの機種変更を考えているドコモユーザーの方も多いでしょう。
ずっと機種変更してこなかった方、プラン変更してこなかった方が気になってくるのが「料金プランは変わるのか?」「今、契約している4Gプランと、変更後の5Gプランは何が違うのか?」といったことではないでしょうか?
本記事では、ドコモの4Gプランと、2023年12月時点で新規受付されている5Gプランについて解説していきます。
(4Gプランのみ対応の料金プランは全て新規受付終了)
既にご自身が契約している4Gのプラン内容について把握している方は、「5Gプラン」の章からお読みください。
4Gプラン(カケホーダイ&パケあえる)
概要
サービス開始は2014年
4Gプランの「カケホーダイ&パケあえる」は2014年6月1日にサービスが開始され、2019年5月31日に新規申し込み受付が終了したプランです。
iPhoneを例にとると、iPhone 6(Plus)、iPhone 6S(Plus)、iPhone SE(第1世代)、iPhone 7(Plus)、iPhone8(Plus)/iPhone X、iPhone XS/iPhone XS Max/iPhone Xが該当します。
これらのモデルをドコモで契約し、機種変更やプラン変更をしていない方は、カケホーダイ&パケあえるを契約したままになっている可能性が高いです。
仕組みが少し複雑
このカケホーダイ&パケあえるですが、仕組みが少し複雑です。
まずは詳細を解説する前に大まかな仕組みをお伝えします。
毎月の料金は次の1,2,3の料金を合算したものになっています!
1.基本プラン
→通話
2.パケットパック
→データ量
3.インターネット接続サービス
→データ通信するために必要
3の「インターネット接続サービス」は月額330円(税込)のspモードを契約することが一般的です。
詳細は順次解説していきますが、まずは具体例を挙げてみます。
ただし、個々のプラン名を覚えて頂く必要はありません。
「カケホーダイ&パケあえるとはこういうものなのか」とイメージして頂ければ十分です。
一人で持った場合の例
(スマホ/タブ) 基本プランカケホーダイライトプラン | 1,870円 |
(2GB) パケットパックデータSパック | 3,850円 |
インターネット接続サービスspモード | 330円 |
月額合計 | 6,050円 |
※料金は税込
ざっくりとですが、上の表のプラン内容は、
- 5分かけ放題つき
- データ量2GB
- 月額合計6,050円(税込)
というものになっています。
(ここに挙げた基本プランとパケットパックは一例です)
家族で持った場合
親回線 | 子回線 | 子回線 | |
---|---|---|---|
基本プラン | 1,870円 カケホーダイライトプラン (スマホ/タブ) | 1,870円 カケホーダイライトプラン (スマホ/タブ) | 1,870円 カケホーダイライトプラン (スマホ/タブ) |
パケットパック | 27,500円 ウルトラシェアパック100 | 550円 シェアオプション | 550円 シェアオプション |
インターネット接続サービス | 330円 spモード | 330円 spモード | 330円 spモード |
合計 | 29,700円 | 2,750円 | 2,750円 |
※料金は税込
ざっくりとですが、上の表のプラン内容は、
- 家族3人
- 親回線がデータ量100GBを契約
- それを子回線が550円(税込)でシェア
- 5分かけ放題つき
- 月額合計35,200円(税込)
というものになっています。
(ここに挙げた基本プランとパケットパックは一例です)
カケホーダイ&パケあえるを家族で利用する場合は、「シェアパック」という仕組みを利用すれば、家族間でデータ量をシェアすることができます。
とはいえ、現在のドコモの無制限プラン「eximo」は家族でデータ量をシェアするプランではなく、一人で利用するものですが月額料金は7,315円(税込)。
これに比べると、シェアパックは割高であると言わざるをえません。
シェアパックでなく、一人でカケホーダイ&パケあえるを利用する場合も同様です。
オンライン専用プランであるahamoを見てみると、データ量20GB、5分かけ放題つきで月額2,970円(税込)。
その差は歴然ですね。
まぁ、大手通信キャリアのメインブランドの料金プランである以上、致し方ない部分もあるのですが……
次からは、基本プラン、パケットパックの種類について見ていきましょう。
基本プランの種類
基本プランとは、「通話サービスを利用するために契約が必須となるもの」といった認識で十分です。
基本プランには、合計10のプランが用意されていますが、このうち音声通話対応で、スマホに関係してくるものは次の3つです。(通話料は30秒あたり22円(税込))
- カケホーダイプラン
(スマホ/タブ)- 月額2,970円(税込)
- 国内通話が24時間無料
- カケホーダイライトプラン
(スマホ/タブ)- 月額1,870円(税込)
- 5分以内の通話が無料
- シンプルプラン
(スマホ)- 1,078円(税込)
- 待ち受け専用
パケットパックの種類
パケットパックとはデータ量を示しています。
パケットパックは種類が多く、その違いについて理解するのは大変ですが、「一人で使うか」あるいは「家族でシェアするか」の2つに大別されます。
まずは、「一人で」カケホーダイ&パケあえるを契約した場合のパケットパックについてまとめました。
一人で契約した場合
データSパック(2GB) | 3,850円 |
データMパック(5GB) | 5,500円 |
データLパック(8GB) | 7,370円 |
ベーシックパック | 〜1GB 3,190円 〜3GB 4,400円 〜5GB 5,500円 〜20GB 7,700円 |
ウルトラデータLパック(20GB) | 6,600円 |
ウルトラデータLLパック(30GB) | 8,800円 |
※料金は税込
これはサービス開始となったのが、「データS/M/Lパック」より後であり、サービス内容が改良されたためと思われます。
先ほどご説明した基本プランに話は戻りますが、全ての基本プランと全てのパケットパックは自由に組み合わせて使えるというわけではありません。
何故ならば、パケットパックの中には、2019年5月31日のカケホーダイ&パケあえる終了を待たずに、新規受付終了したものもあるためです。
(例)データSパック、データMパック
→新規受付終了日:2018年5月24日
「基本プランのシンプルプラン(スマホ/タブ)を契約していてもデータSパック、データMパックを契約できなかった」という方も一定数いると思われる。
ずっとドコモ割プラス(2024年1月からの割引額)とドコモ光セット割の割引額
ずっとドコモ割プラス(15年以上) | ドコモ光セット割 | |
---|---|---|
データSパック(2GB) | -330円 | ー |
データMパック(5GB) | -440円 | ー |
データLパック(8GB) | -660円 | ー |
ベーシックパック | 〜1GB -220円 〜3GB -440円 〜5GB -440円 〜20GB -660円 | 〜1GB -110円 〜3GB -220円 〜5GB -880円 〜20GB -880円 |
ウルトラデータLパック(20GB) | -550円 | -550円 |
ウルトラデータLLパック(30GB) | -770円 | -550円 |
※割引額は税込
くりかえしになりますが、データパックだけではドコモのスマホは契約(利用)することはできません。
これ以外にも基本プランとインターネット接続サービス(spモード)を申し込むことが必要であることはお伝えした通りです。
仮に、カケホーダイ&パケあえるを、カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ)とウルトラデータLLパックで契約していたとすると、月額の料金はどうなるか??計算してみると……
カケホーダイライトプラン (スマホ/タブ) | 1,870円 |
ウルトラデータLLパック (30GB) | 8,800円 |
インターネット接続サービス | 330円 |
月額合計 | 11,000円 |
※料金は税込
月額1万円を超えてきます!
データ量はたったの30GBしか使えないのに……
弊社が運営しているオンライン相談でも、
「よく分からないが携帯料金が1万円超えている」といったご相談を頂くことがあります。
そういった方の中には、ドコモのカケホーダイ&パケあえるを高い料金で契約している方もいるのかもしれませんね。
次は家族でデータ量をシェアするシェアパックの場合を見てみましょう。
家族で契約した場合
シェアパック5 (5GB) | 7,150円 |
シェアパック10 (10GB) | 10,450円 |
シェアパック15 (15GB) | 13,750円 |
シェアパック20 (20GB) | 17,600円 |
シェアパック30 (30GB) | 24,750円 |
ベーシックシェアパック | 〜5GB 7,150円 〜10GB 9,900円 〜15GB 13,200円 〜30GB 16,500円 |
ウルトラシェアパック (30GB) | 14,850円 |
ウルトラシェアパック (50GB) | 17,600円 |
ウルトラシェアパック (100GB) | 27,500円 |
※料金は税込
これはサービス開始となったのが、「シェアパック5/10/15/20/30」より後であり、サービス内容が改良されたためと思われます。
シェアパックの場合でも、dポイントクラブのステージに応じて割引される「ずっとドコモ割プラス」、ドコモ光とのセット割引である「ドコモ光セット割」が適用されます。
ずっとドコモ割プラス(2024年1月からの割引額)とドコモ光セット割の割引額
ずっとドコモ割プラス (15年以上) | ドコモ光セット割 | |
---|---|---|
シェアパック5 (5GB) | -660円 | ー |
シェアパック10 (10GB) | -880円 | ー |
シェアパック15 (15GB) | -1,210円 | ー |
シェアパック20 (20GB) | -1,540円 | ー |
シェアパック30 (30GB) | -2,090円 | ー |
ベーシックシェアパック | 〜5GB -660円 〜10GB -880円 〜15GB -1,100円 〜30GB -1,320円 | 〜5GB -880円 〜10GB -1,320円 〜15GB -1,980円 〜30GB -1,980円 |
ウルトラシェアパック (30GB) | -1,320円 | -2,750円 |
ウルトラシェアパック (50GB) | -1,540円 | -3,190円 |
ウルトラシェアパック (100GB) | -2,310円 | -3,850円 |
※割引額は税込
再掲になりますが、家族でシェアパックを利用した際の月額料金の一例を表で示すと以下のようになります。
親回線 | 子回線 | 子回線 | |
---|---|---|---|
基本プラン | 1,870円 カケホーダイライトプラン (スマホ/タブ) | 1,870円 カケホーダイライトプラン (スマホ/タブ) | 1,870円 カケホーダイライトプラン (スマホ/タブ) |
パケットパック | 27,500円 ウルトラシェアパック100 | 550円 シェアオプション | 550円 シェアオプション |
インターネット接続サービス | 330円 spモード | 330円 spモード | 330円 spモード |
合計 | 29,700円 | 2,750円 | 2,750円 |
※料金は税込
※親回線がプラン変更や解約をするとどうなるか?
親回線がシェアパックのグループを抜けるようなプラン変更、あるいはドコモを解約するとどうなるか?
シェアパック(シェアグループ)は廃止となり、翌月から子回線は回線ごとに予め契約していたデータパックの料金が発生。その結果、子回線単体として月額料金が高くなります。
例えば子回線がデータSパックを契約していたとしましょう。
シェアパックが解約されると、翌月からシェアオプションの月額料金550円(税込)はかからなくなりますが、一方でデータSパックの月額料金3,850円(税込)がかかるようになるということです。
まとめ
ここまでは4Gプランであるカケホーダイ&パケあえるについて解説してきましたが、内容が難しいと感じた方もいると思います。
記事で解説した、基本プラン、パケットパックの組み合わせによって、一人で契約しているのか?家族でシェアパックを組んで契約しているのか?などによって月額料金は大きくことなってきます。
ですが一人で持った場合、一番料金が安い「シンプルプラン(スマホ/タブ)+ベーシックパック(1GB)+spモード」この組み合わせでも、
1,078円+3,190円+330円=4,598円(税込)
かかってきます。
カケホーダイ&パケあえるの特徴について筆者なりにまとめたものが次の2点です。
- 大容量データが用意されていない
- 小〜中容量の料金が高い
カケホーダイ&パケあえるのサービスが開始された2010年代には「大容量」という扱いだった「ウルトラ」の名を冠するデータパックも2023年時点では、やや時代遅れな印象もあります。
特にこだわりがない方は、5G対応のスマホを購入・用意して5Gプランに変更してみても良いでしょう。
4Gプラン
(ギガホ・ギガホプレミアなど)
2019年6月1日、カケホーダイ&パケあえるに変わって「ギガホ」「ギガライト」が新規受付開始となりました。
ちなみにこの年はiPhone 11シリーズが発売された年です。
大容量プランにあたるものが「ギガホ」
大容量プランにあたるものがギガホですが、4G専用料金プランは、サービス開始時期やデータ量によっていくつか分かれ、以下のようになっています。
カケホーダイ&パケあえるの「基本プラン」+「パケットパック」+「インターネット接続サービス」といったように個別の要素が合算されて料金が請求されるのではなく、あくまでも基本料金としては、表の基本料金以外に請求されるものはありません。
(2019年9月30日以前に申し込みした場合) ギガホ | (2019年10月1日以降に申し込みした場合) ギガホ | (2021年4月1日〜2023年6月30日) ギガホプレミア | |
---|---|---|---|
データ量 | 30GB | 60GB | 60GB |
基本料金 | 7,678円 | 7,865円 | 7,205円 |
みんなドコモ割 | 2回線:-550円 3回線:-1,100円 | ||
ドコモ光セット割 | -1,100円 | ||
dカードお支払い割 | ー | -187円 | -187円 |
割引適用後 月額料金 | 5,478円 | 5,478円 | 4,818円 |
※料金は税込
以下の表をみて下さい。データ量30GBで、カケホーダイ&パケあえるとギガホを比べてみても料金が安くなっていることがわかると思います。
データ量30GBで比較
カケホーダイ&パケあえる | ギガホ |
---|---|
10,208円 | 7,678円 |
※料金は税込
※カケホーダイ&パケあえるは「シンプルプラン(スマホ/タブ) 1,078円」「ウルトラデータLLパック 8,800円」「spモード 330円」を合算
その他特徴としては、通話料金は30秒あたり22円(税込)、ただし同一ファミリー割引グループ内の通話は無料。
通話オプションとしてはかけ放題オプションが月額1,980円(税込)(2023年7月1日以降申し込み。それ以前だと月額1,870円(税込))、5分通話無料オプションが月額880円(税込)(2023年7月1日以降申し込み。それ以前だと月額770円(税込))といったところです。
小容量向けのプランは「ギガライト」
一方、データ量が小容量向けのプランには従量段階制のギガライトがあります。
こちらのプランもギガホのように基本料金として請求されるものは、表の月額料金だけです。
〜1GB | 〜3GB | 〜5GB | 〜7GB | |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 3,465円 | 4,565円 | 5,665円 | 6,765円 |
みんなドコモ割 (3回線時) | -1,100円 | |||
ドコモ光セット割 | ー | -550円 | -1,100円 | -1,100円 |
dカードお支払い割 | -187円 | |||
割引適用後 | 2,178円 | 2,728円 | 3,278円 | 4,378円 |
※料金は税込
その他特徴である、
- 通話料金は30秒あたり22円(税込)
- 同一ファミリー割引グループ内の通話は無料
- かけ放題オプションが月額1,980円(税込)
- 5分通話無料オプションが月額880円(税込)
このあたりは、ギガホと同じですね。
(通話オプションは2023年6月30日までに申し込んでいれば、それぞれ110円(税込)引き)
ギガホ・ギガホプレミア・ギガライトなど4G専用プランの新規受付は終了
と、ここまでギガホ・ギガホプレミア・ギガライトを解説してきましたが、4G専用のプランの新規受付自体は既に終了しています。
また、ギガホ・ギガホプレミアが登場した後の2020〜2021年頃には5Gに対応した料金プラン「5Gギガホ」「5Gギガライト」「5Gギガホプレミア」などがサービス開始となりましたが、これらの料金プランも新規受付は終了しています。
よって、これから5G対応のスマホをドコモの料金プランで利用する方が選べるプランは、次から解説する「eximo」「irumo」「ahamo」。この3つからとなります。
5Gプラン
さてここからが本題、5Gプランの解説です。
Yahoo!知恵袋で「ドコモ 4G 5G 違い 料金」といったキーワードで検索すると、「差額が知りたい」といった質問意図を匂わすものをよく目にします。
特に「料金が高くなるのでは?」と思っている方が多いように見受けられますね。
しかし、結論からお伝えすると、
「ほとんどのケースでは料金は変わらないか、安くなる」ということになります。
大容量・無制限プラン、中容量プラン、小容量プランそれぞれで見ていきましょう。
eximo
〜1GB | 1GB~3GB | 3GB~無制限 | |
---|---|---|---|
基本料金 | 4,565円 | 5,665円 | 7,315円 |
みんなドコモ割 | 2回線:-550円 3回線:-1,100円 | ||
ドコモ光セット割 | -1,100円 | ||
dカードお支払い割 | -187円 | ||
割引適用後月額料金 | 2,178円 | 3,278円 | 4,928円 |
※料金は税込
eximoはギガライトの従量段階制と(新規受付終了した)5Gギガホプレミアのデータ無制限を一つのプランにしたようなプランです。
従量段階制の要素を持つプランではありますが、「データ無制限を使いたい方」が契約するといっても良いプランだと言えるでしょう。テザリングもデータ無制限で利用できます。
- 通話料金は30秒あたり22円(税込)
- 同一ファミリー割引グループ内の通話は無料
- かけ放題オプションが月額1,980円(税込)
- 5分通話無料オプションが月額880円(税込)
このあたりは、従来のギガホなどと同じですね。
データ量60GBだと料金が高くなる
4Gプラン、具体的にはギガホからeximoに変えた場合、基本的には月額料金は安くなります。
データ無制限が使えるようになるといったメリットもあります。
ただし、データ量が一カ月で60GB使えるギガホプレミアからeximoに変える時は要注意。月額料金が110円(税込)高くなります。
ギガホプレミア | eximo |
---|---|
7,205円 | 7,315円 |
60GB | 3GB〜無制限 |
※料金は税込
もっとも、料金差は110円(税込)に過ぎないので、60GB以上使えるeximoの方が使い勝手が良いプランと言えるでしょう。
eximo ポイ活が登場!
2024年8月1日から「eximo ポイ活」というプランが提供開始となりました。
eximo ポイ活は完全データ無制限の料金プランで月額10,615円(税込)。
これだけ見ると、eximoよりも月額料金が3,300円(税込)高くなっていますが、dカード、dカード GOLDでの還元率がそれぞれ3%、5%にアップします。
ポイント上限は最大5,000ポイントまで。貯まったポイントはeximo ポイ活の基本料金に充てることも可能です。
現在は期間限定でdカード、dカード GOLD共に還元率が10%までアップしているため、dカード、dカード GOLDで50,000円の買い物をすれば貯まるdポイントは5,000ポイント。これを携帯電話料金に充当すれば5,500円(税込)が割引され、eximo ポイ活は5,115円(税込)で使えることになります。
eximo同様、みんなドコモ割、ドコモ光セット割、dカードお支払い割の全てを適用させることも可能です。
以下の表は、上記のセット割引とeximo ポイ活でdポイントを上限5,000ポイントまで貯めて割引に充当した月額料金を表しています。
基本料金 | 10,615円 |
みんなドコモ割 (3回線以上) | -1,100円 |
ドコモ光セット割 | -1,100円 |
dカードお支払い割 | -187円 |
eximo ポイ活 ポイント分割引 | -5,500円 |
実質月額料金 | 2,728円 |
eximo ポイ活はeximoと違い段階制のプランではないため、データ無制限を利用しない方にとっては高いだけのプランになってしまいますが、データ無制限を利用し、かつdカード、dカード GOLDでよく買い物をされる方にとってはお得なプランと言えるでしょう。
irumo
0.5GB | 3GB | 6GB | 9GB | |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 550円 | 2,167円 | 2,827円 | 3,377円 |
みんなドコモ割 | ー | カウント対象のみ | ||
ドコモ光セット割 | ー | -1,100円 | ||
dカードお支払い割 | ー | -187円 | ||
割引適用後月額料金 | 550円 | 880円 | 1,540円 | 2,090円 |
irumoは2023年6月に新規受付が終了した格安SIM(MVNO)「OCN モバイル ONE」の後継に位置付けられる小容量向けの料金プランです。
従来のギガライトに比べればお得なプランであることが一目瞭然です。
ギガライトとirumoの比較
ギガライト | 〜1GB | 〜3GB | 〜5GB | 〜7GB |
3,465円 | 4,565円 | 5,665円 | 6,765円 | |
irumo | 0.5GB | 3GB | 6GB | 9GB |
550円 | 2,167円 | 2,827円 | 3,377円 |
※料金は税込
通話料金は30秒あたり22円(税込)、かけ放題オプションが月額1,980円(税込)、5分通話無料オプションが月額880円(税込)が利用できる点はeximoと同じです。
ただし、irumoには以下のような注意点があります。
注意点
- ファミリー割引内でも通話料がかかる
- ドコモメール利用に330円/月
- みんなドコモ割割引対象外
- ネットワーク混雑時、速度制限の可能性も
- OSアップデートなど、一部設定は有料
- 550円プランは4Gのみ(最大3Mbps)
基本料金を抑えつつ、ドコモショップでもサポートを受けられるirumoですが、上記のような注意点もありますので、ご注意下さい。
ドコモ公式HP irumoへプラン変更手続きを行う際の注意事項
ahamo
ahamoに関してはサービス開始当初から今日まで、テレビCMなどでプロモーションが盛んに行われているため、サービス内容をご存知の方も多いと思います。
このようにahamoはシンプルでコスパに優れた料金プランです。
20GBでは足りない。
しかし無制限でなくても良い。
そんな方は月額1,980円(税込)データ量80GBの「大盛りオプション」に加入、月額4,950円(税込)でデータ量100GBの「ahamo大盛り」を使ってみてはいかがでしょうか?
こちらもコスパ抜群のプランとなっています。
ただし、オンライン専用プランであり、基本的にはドコモショップでのサポートが受けられてない点、irumo以上に従来のドコモのサービスが利用できない点などの注意点もあります。
気になった方は、公式ホームページを確認するなどしてチェックしてみましょう。
ドコモ公式HP ahamoへプラン変更手続きを行う際の注意事項
ahamo ポイ活が登場!
2024年4月1日から「ahamo ポイ活」というプランが提供開始となりました。
このahamo ポイ活はahamo大盛りのプランに月額2,200円(税込)の「ポイ活オプション」を追加すると、d払い利用時の還元ポイントが3%アップする料金プランです。
ポイント上限は最大4,000ポイントまで。貯まったポイントはahamo ポイ活の基本料金に充てることも可能です。
なおdカード GOLDを毎月の携帯電話料金の支払い先に設定すればさらに5%アップされます。
2024年8月11日時点では、「ahamo ポイ活」の提供開始にあわせた「10%還元キャンペーン」が実施中なので、毎月4万円分の買い物をすると、上限である4,000ポイントを貯めることが可能。このポイント全てを携帯電話料金に充当すると、ahamo ポイ活が実質2,750円(税込)で利用することができます。
まとめ
以上、今回はドコモの4G専用プラン「カケホーダイ&パケあえる」「ギガホ・ギガホプレミア・ギガライト」と5G対応プラン「eximo」「irumo」「ahamo」について解説してきました。
まとめ
※4G専用プランは新規受付終了
- (4G)カケホーダイ&パケあえる
- 基本プラン
- パケットパック
- インターネット接続
この3つで構成。 - 家族で持つ場合はデータ量をシェアするシェアパックが利用可能。
- 大容量データが用意されていない、小〜中容量の料金が高いという特徴を持つ。
- (4G)ギガホ・ギガホプレミア
- データ量は30GBまたは60GB
- 月額料金は7,205円〜7,865円
- ドコモ光セット割、みんなドコモ割、dカードお支払い割が適用できる
- (4G)ギガライト
- 小容量向けの従量段階制のプラン
- 〜1GBで3,465円、〜7GBで6,765円
- ドコモ光セット割、みんなドコモ割、dカードお支払い割が適用できる
- (5G)eximo
- 従量段階制のプラン
- データ無制限で月額7,315円
- テザリングもデータ無制限
- ドコモ光セット割、みんなドコモ割、dカードお支払い割が適用できる
- (5G)irumo
- 0.5GBで550円 3GBで2,167円、6GBで2,827円 9GBで3,377円のプラン
- 従来のギガライトよりもお得
- ただし、家族への通話が有料など注意点もある
- (5G)ahamo
- 20GB、5分かけ放題つきで月額2,970円
- 月額4,950円データ量100GBのahamo大盛りも利用可能
- オンライン専用プラン
フォンシェルジュのLINE公式アカウントでは、自分が知りたいスマホに関する情報をかんたんに見つけることができます。ぜひご活用下さい