1Mbps 使い放題 最安格安SIM＋ahamo 1Mbps体験レビュー

この記事は、「通信速度最大1Mbps」に関心がある方を対象としています。

ぜひ参考にしてみてください。

1Mbps 使い放題 最安格安SIM

では、さっそくいきましょう。

ここでは最大速度1Mbpsまたはそれに準ずる速度で、データ使い放題が利用できる通信会社を格安SIM(MVNO)からご紹介していきます。

mineo 

最大1.5Mbpsで月額990円(税込)

関西電力グループのオプテージが提供している格安SIM(MVNO)のmineo。

このmineoが提供する「マイそく」には、最大1.5Mbpsの通信速度でデータ使い放題になる「マイそくスタンダード」が月額990円(税込)で利用できます。

なおこのプランを契約した時点で最大速度は1.5Mbpsになるので、アプリなどでの切り替え作業は不要です。

ただし、マイそくスタンダードを含め、マイそくには最大速度の違いによって4つのプランが用意されていますが、それぞれ完全にデータ使い放題で使えるというわけではありません。

以下のような制限もあります。

これらのことから、マイそくは「平日の昼時はオフィス内にいてWi-Fiが使える」「3日間で合計10GBのデータ量は使わない」といった方向けのプランと言えるでしょう。

この使い方は、「動画などデータ消費が大きいアプリは夜間、あるいは早朝に使う」という方におすすめです。
少し工夫が必要ですが「毎月1,980円(税込)でデータ使い放題」といった利用法も魅力的に映る方もいるのではないでしょうか？

もし、そう考えるのであれば、もう一つのプランである「マイピタ」を選ぶという方法もあります。

マイピタは他社の料金プランのようにデータ量ごとに月額料金が決められているプランで、最安料金はデータ量1GBで月額1,298円(税込)です。

ただし、パケット放題Plusも「3日間で10GB以上」のデータ通信をすると最大200kbpsに低速化されるので注意しましょう。

J:COM MOBILE

最大1Mbpsで利用できるプランは10GB
料金は2,178円(税込)

ケーブルテレビ、光回線サービス事業者であるJ:COMが提供している格安SIM(MVNO)のJ:COM MOBILE。

J:COM MOBILEの料金プランはデータ容量ごとに1GB、5GB、10GB、20GBの4つに分かれていますが、速度制限後でも最大1Mbpsでデータ通信ができるのは10GBと20GBのプランのみとなります。

なお、低速通信へ手動で切り替える機能は非対応なので、任意のタイミングで低速通信に切り替えることはできません。

J:COM MOBILE 料金表

データ量	月額料金	速度制限後の速度
1GB	1,078円	最大200kbps
5GB	1,628円	最大200kbps
10GB	2,178円	最大1Mbps
20GB	2,728円	最大1Mbps

NUROモバイル 

最大1Mbpsで利用できるプランは20GB 料金は2,699円(税込)

NURO 光で有名なソニーネットワークコミュニケーションズが提供している格安SIM(MVNO)のNUROモバイル。

NUROモバイルは自社で電波基地局を持たない格安SIM(MVNO)ですが、専用帯域を用いることによって昼時などの混雑時でも速度低下が起きにくい「NEOプラン」を提供しています。

NEOプランは月額2,699円(税込)でデータ量20GB。

速度制限時の速度は最大1Mbpsですが、データ超過時だけでなく「節約スイッチ」をアプリ上で使うことによって最大1Mbpsに切り替えることができます。

また、NEOプランには「Gigaプラス」「NEOデータフリー」「あげ放題」という3つのサービスがついています。

LINEMO 

最大1Mbpsで利用できるプランは20GB
料金は2,728円(税込)

ソフトバンクのオンライン専用プランLINEMOのスマホプランは月額2,728円(税込)でデータ量20GB。

低速時速度は最大1Mbpsで、低速通信への切り替え機能は非対応です。

LINEMOには LINEのトーク、音声通話、ビデオ電話などを使ってもデータ消費がゼロになる「LINEギガフリー」も利用できます。

ahamo

最大1Mbpsで利用できるプランは20GB
料金は2,970円(税込)

ドコモのオンライン専用プランahamoは月額2,970円(税込)でデータ量20GB。

低速時速度は最大1Mbpsで、低速通信への切り替え機能は非対応です。

この2,970円(税込)の中には5分以内の国内通話かけ放題が含まれているため、ちょっとした通話を頻繁にする方には通話料節約にもなります。

UQ mobile 

最大1Mbpsで利用できるプランは1GB
料金は2,277円(税込)または20GB 3,278円

低速時最大1Mbpsに対応しているUQ mobileのプランは、従量制プランである「トクトクプラン」と、20GBのデータ量と1回10分以内の国内通話かけ放題が含まれている「コミコミプラン」の2 つです。

トクトクプランの場合、データ利用量を1GB以下に留めると月額料金は2,277円(税込)になります。

なお、トクトクプラン、コミコミプラン共に低速通信である「節約モード」は利用することができないため、任意のタイミングで低速に切り替えることはできません。

トクトクプランはこれまでご紹介してきた通信会社に比べると料金は割高ですが、auひかりやUQ WiMAX＋5G、あるいはauでんきなどとUQ mobileのスマホとのセット割引である「自宅セット割」、毎月の支払いをau PAYカードにすると受けられる割引「au PAY カードお支払い割」を適用させると、格安SIM(MVNO)並に料金を下げることも可能です。

Y!mobile

最大1Mbpsで利用できるプランは15GB
料金は3,278円(税込)

ソフトバンクのサブブランドであるY!mobileはデータ容量ごとに3GB(シンプルS)、15GB(シンプルM)、25GB(シンプルL)の3つのプランに分かれていますが、速度制限後でも最大1Mbpsでデータ通信ができるのは15GB(シンプルM)、25GB(シンプルL)、この2つです。

※記事内のシンプルS/M/Lは2023年10月以降に新規受付終了予定です

UQ mobile同様、Y!mobileもこれまでご紹介してきた通信会社に比べると料金は割高ですが、SoftBank光やSoftBank Airとのセット割引「おうち割光セット(A)」、あるいは「家族割引サービス」(2台目以降)といったセット割引を駆使すれば、料金をぐっと下げることも可能です。

1Mbpsでできること＋所感

1Mbpsあれば、どの程度のことができるのか？

この章では速度制限がかかった状態のahamoで各アプリを利用した際、画面が上手く切り替わるか？、YouTube動画はスムーズに再生されるか？などについて検証しています。

わかりやすくするため、可能な限りiPhone(iPhone 14)の画面収録で撮影した動画を載せています。

Google Chrome

今回の検証ではブラウザアプリとしてGoogle Chromeを使い、当サイト「フォンシェルジュ」のWebサイト内のページを切り替える様子を収録しました。

Webサイトの種類(データ量が大きい画像の枚数、契約しているサーバー、WordPressなどのCMSで使われているプラグインなど)によってWebサイトの表示速度は変わってくるので一概には言えませんが、Webサイトの閲覧程度であれば最大速度1Mbpsでも問題ない通信速度だと思われます。

ただし、動画を観て頂ければお気づきになるかと思いますが、「画像部分の表示」や「料金診断」など、フォームへの入力が求められるページの表示にはサクサクとはいかないようです。

Google Map

Google Mapで行き先を決めて経路案内をタップした後に経路が表示されるまでの時間は約「15秒」でした。

一方、室内のWi-Fi環境下で試した時はどうだったのか？

このように地図を示すだけであれば表示速度は問題ないが、経路案内など何かしらの操作をする時には、タイムラグが生じることもある。
この点には注意しておきましょう。

Yahoo!乗換案内

Yahoo!乗換案内は全く問題なく使えました。

YouTube

※YouTube動画の内容は2023年2月24時点の情報です。

こちらのYouTube動画の画質はモバイルネットワークにおいては、使用状況において画質が最適化される「自動(推奨)」にした状態で動画を流しています。

速度制限下である最大1Mbpsで自動設定された画質は標準画質の480p。
スマホの横画面で観た場合、多少粗さが気になりますが、動画は停止することなく観れるレベルです。

では、さらに画質を上げてみるとどうなるでしょうか？

以下は、画質を720pまで上げた場合のYouTube動画の再生状況です。

(記事に動画を埋め込む際、iPhoneの画面収録動画の画質は落としているため、再生状況のみに注目して頂ければと思います)

720pでも動画が停止されることはなく、スムーズに視聴することができました。

動画の読み込み開始時、早送り・巻き戻し時を除けば、最大速度1Mbps以下でも問題なくYouTube動画は視聴できるでしょう。

読み込みに時間がかかったもの

ここまでは特にストレスなく利用できたアプリをご紹介しましたが、ここからは「最大1Mbpsではちょっときついかも」と筆者が感じたものを挙げていきます。

漫画アプリ、Instagram、TikTok

漫画アプリ(ピッコマ)、TikTok、Instagramなど、画像や動画がたくさんあるアプリは画像の読み込みに時間がかかる場合が多いです。TikTok、Instagramでは動画が止まってしまうこともしばしば。

以下の画像は各アプリの起動時の状態ですが、画像が表示されるのに数秒かかったり、下にスクロールしても一向に画像が表示されなかったり、といったこともありました。

ピッコマ、Instagram、TikTokを起動した時の状態。
画像が表示されるまで数秒かかることも。

Apple Music

最大速度1Mbps以下の状態でApple Musicを使った時に気になったことをお伝えします。

少しでもタイムラグが気になるようであれば、Appple Music上でお気に入りの曲を端末にダウンロードしておくなど、事前に準備しておきましょう。

Apple Music起動時の画面。
各サムネイルがなかなか表示されない。

1Mbps テザリング

最大速度1Mbpsの状態でのテザリングはきちんと機能するのか？

これを確かめるべく、最大1Mbps以下の状態でiPhoneとMacbook Airをテザリングで繋げてみました。
ですが、「Fast.com」で計測した通信速度は「数10kbps台」がほとんど。

もちろん、テザリングで接続する機器にもよるかと思いますが、実測値数10kbpsでは非常にストレスがかかる状態でインターネットをしなければなりません。

速度制限状態の1Mbps以下でのテザリング時の通信速度はあまり期待しない方がよさそうです。　

まとめ

以上、この記事では「最大速度1Mbpsの通信速度でデータ使い放題ができる通信会社」と「最大速度1Mbpsで、色々なアプリを使った場合の所感(画面が切り替わる秒数、体感速度など)についてまとめてきました。

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